新卒で入社した会社を辞めて語学留学した話

今年の夏に新卒で入社した会社を辞めました。エンジニアとして先進的なプロジェクトに携われた前職を振り返りつつ、今後の展望について書きおこしたいと思います。

就活時期から新卒3年目まで

私は同期たちの就活時期が始まる前に内定が出てしまい、就活時期は当時インターンで働いていたWeb制作会社でひたすらモバイルECアプリの新規事業の立ち上げをしていました。入社を決めた理由は意思決定の早さと論理的思考性の高さ、幅広い事業領域なので自分のスタイルが合いそうだと感じたからです。

新卒1年目は本社からジョイントベンチャーに出向になり、新規事業の立ち上げとPoCのアプリケーションの開発をしていました。最初はiOSアプリを担当し、その後サーバーサイドまで担当範囲を広げ、開発リードとしてプロジェクトを牽引しました。しかし一年で提携が解消になり本社に戻り、2年目は1年かけて新しく提携した大手メーカーとPoCプロジェクトに携わりました。そのプロジェクトではPM不在のなかPM業務を兼務しながら10名弱のチームの開発リードとしてサーバーサイドの開発を担当しました。3年目はそのPoCが無事に完了し、次のステップに向けての開発を進めていました。

辞めようと思ったきっかけ

Web業界では割と長い1年かけたプロジェクトを無事成功したことにより、次の新しいチャレンジをしたくなったのが一番の大きな理由です。気力も体力もあり、何も失うものもないので思い切ったチャレンジをしたいなと思っていました。目先の事に追われるのではなく、刃を研ぐことや自分を見つめる時間も必要だと思ったことも一つの理由です。また、論理的思考力が高く、周りが頭が良い人ばかりの非常に働きやすい職場だったのですが、一つの企業のカルチャーに染まりすぎたくないなと感じていたので自分の視野を広げるためにも外に出た方が良いと思いました。

そして語学留学

安直な考えですが、エンジニアとしてのその後を考えた時にトップレベルの技術をすぐにキャッチアップして、その新しい技術を開発しているトップエンジニア達とディスカッションして、プロダクトやサービスを作るというのにどうしても英語ができないのがボトルネックだなと感じていました。前職でも感じることが多々あり、自分たちが作ったシステムを上手く英語で説明できないのが非常に悔しかったのを覚えています。昨今の言語翻訳ツールが進んでいる世の中で英語が使えるというスキルを身につける期待値がどれほどのものかはわかりませんが、まだこれからちゃんと勉強するのも遅くないと感じました。場所は寒いのが苦手なので安く済むセブにしました。

今後

フリーで働きながら語学留学して、その後はまた新たな新規事業の立ち上げやサービスを作る会社に就職しようと思っています。最初は国外の企業で働くことも考えたのですが、自分の開発スタイルに合うシリコンバレーなどはビザ取得が難しいので、国内の企業で世界を目指すチャレンジが出来そうなプロジェクトをやりたいと思います。

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