スラムダンク・翔陽戦・その3・覚書(ネタバレ)

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第11巻(マグレだとしても)

赤木がゴール下で高野・花形のブロックにあってシュート失敗。
桜木がリバウンドし、着地際にこれを藤真にスティールされて一言。
「ああっ!!ホケツにとられた!!」

藤真が速攻。
追う桜木。宮城が先に戻る。
田岡監督が牧・藤真を「県内No.ガードの双璧」と称する。
藤真・宮城の一対一である。
身長は藤真178、宮城168。
藤真がフリースローライン辺りで急ストップ、ジャンプシュート。
宮城、パスはないという読みは当たったが、藤真のリリースが早かった。
宮城もブロックできない。
藤真のシュートは入った。
藤真は前でブロックしようとした宮城と、後ろからダッシュしてきた桜木にサンドイッチにされた。
3人とも倒れる。

桜木が藤真に対して、にこやかに一言。
「大丈夫かねホケツ君」

桜木はインテンショナルファウルだった。
桜木、これでファウル3つめ。
藤真がフリースローを決める。
藤真はサウスポーだった。

 藤真 ?得点(バスケットカウントで3点?)

 スコアボード 10:24 湘北40-44翔陽

インテンショナルファウルなので翔陽ボール。
宮城が藤真に交わされて、藤真を中に入れてしまう。
赤木がカバー、藤真がフリーになった花形にパス。
花形がダンク。

 花形 2得点

ここで湘北がチャージドタイムアウト。

 スコアボード 9:58 40-46

湘北ベンチ。
まず最初に安西先生が確認。
「『オレたちは強い』!!」

翔陽ベンチ。
この時点でファウルは桜木が3つ、赤木が2つ、流川が1つ。
藤真は赤木・桜木・流川のうち一人でも欠ければ高さで翔陽有利と推測。
花形・高野・永野に対し、もっと強引に行ってファウルを誘うように提案。
長谷川が自分が三井につくボックスワンを提案、採用される。

魚住曰く、強豪翔陽の歴史の中で1年からスタメンを勝ちとったのは藤真ただ一人らしい。
1年の夏からエース。そして4回連続決勝進出。
しかしその度に海南の牧が立ちはだかったという。
(つまり牧・藤真世代は、海南が4回連続優勝であり、翔陽が4回連続準優勝)
そして最後の夏であり、藤真には気合が入っているという(冬の選抜が残ってはいるが)。

湘北ベンチ。
現時点で得点は桜木が2点、流川が14点。
桜木は目標の一つが達成までちょっと遠い。
「見ててくださいハルコさん!!」
桜木が晴子さんに向かって右コブシをかかげて勝利のポーズ。
「流川君…♥」
桜木の勝利のポーズは残念ながらハルコビジョンには捉えられていなかった。

木暮が三井の疲労を心配する。
「オレ アップしときます!!」
「木暮君 彼はひっこめませんよ」
「先生…」
木暮のアップは今のところ不要らしい。

2得点で目標達成が危うい桜木。
赤木「お前のリバウンドには少し期待している」
赤木の発言に驚く桜木。
流川「お前の退場にもけっこう期待している」
うまく落とす流川。
宮城「お前のリバウンドはこの試合で一躍 県内トップクラスだぜ」
県内トップクラスの響きに、なにか掴んだような桜木であった。

試合再開。
赤木にボールが入るが、永野・高野・花形に囲まれる。
赤木が三井にパス。
三井がスリーポイントシュート。
これを長谷川がカット。
「ナーイスブロック!!長谷川!!」
ボックスワンで三井についているので、止めて当然である。

仙道「ボックスワンだ」
池上「え?」
聞き返した池上。
ボックスワンには気づいてなかったのかもしれない。

魚住「しかしうまいブロックだったな」
長谷川が魚住にブロックを誉められた。

越野(←おそらく)「あの6番…目立たないけどずっといい動きしてるんすよね」
越野曰く、長谷川はいい動きをしているらしい。

 スコアボード 9:21 40-46

三井はなかなか長谷川を振り切れない。
三井「こんだけ動きのいい奴を忘れるはずはねえ…!!」

回想シーン。
CHIEKO SPORTS での買い物の帰りに、当時ぐれていた三井を発見、驚く長谷川。
三井「な―――に見てやがんだコラァ!!」
長谷川「!!」

長谷川の2年間と三井の2年間が対比される。

長谷川「高校バスケットをナメるなよ三井!!」

長谷川、この時点で三井に許した得点は5点。
三井がスリー。
長谷川「力の入りすぎ フォームもバラバラ 入りっこない」
三井のスリーは外れた。

桜木が花形より良いポジションを取る。
桜木がリバウンド。着地を藤真に狙われる。
「ふぬ――っ!!」
桜木の右ひじが花形の顔面に入る。
桜木、ファウル4つめ。
ここでレフェリータイムが取られる。

藤真・永野・高野が花形に駆け寄り、高野が伊藤(9番)に用意するように声をかける。
花形、右のこめかみ辺りから出血、眼鏡にもヒビが。
以後花形は眼鏡なしでプレイ。

湘北のチャージドタイムアウトからここまで、得点の変動なし(湘北40-46翔陽)。

桜木がファウルを恐れるあまり、積極的なプレイができなくなり、リバウンドも取れなくなる。
そうするうちに点差は開いていった。

三井20得点の整合性上、この間に三井は3得点したようだ(おそらくスリー)。
長谷川が三井に許した得点はこれで8点ということになる。

 三井 3得点(8点目)(詳細不明)

そして残り5分を切る。

 スコアボード 4:56 46-58 (湘北+6、翔陽+12)

三井がスリーを狙う。
長谷川はブロックしたが、ファウルを取られた。

 スコアボード 4:55 46-58

休まないでフリースローをうつ三井。
「さっさと続きを始めるぞ!!」「オレの気持ちが醒めないうちにな!!」
三井節が炸裂。
三井が三本ともフリースローを決める。

 三井 3得点(11点目)

 スコアボード 4:43 49-58

三井の「さがるな!!あたるぞ!!」のかけ声と共に、湘北がオールコートのディフェンス。

(バシッ)

長谷川にボールが渡る。
三井の気合に長谷川が一瞬ひるむ。
宮城がこれを見逃さずにスティール。

じっくり攻めて絶対に1本とらねばと考える宮城。
三井が宮城にパスを要求。
宮城は三井にパスしつつ、赤木につなぐための布石を考え中。
しかしこれに反して三井はすぐにスリーポイントシュートをうった。
これが入る。

 三井 3得点(14点目)

 スコアボード 4:27 52-58

三井は、かなり疲労の御様子。
三井「オレが入ったのにベスト8くらいで負けてたまるか…!!」
三井節が炸裂している。
三井「ここで働けなけりゃ…」「オレはただの大バカヤロウだ」「負けねえぞ!!」

藤真がスリー。宮城がブロック。
そして速攻、宮城がドリブル。三井もダッシュ。
藤真が宮城のドリブルボールにタッチする。
しかし宮城がなんとかマイボールをキープ。
宮城が三井にパス。
長谷川は未だ三井の後ろをダッシュ中で、まだ三井の前に立ちふさがってない。
三井がワンドリブルでフリースローラインまで戻ってスリーをうつ。
フリーでスリーをうたせてしまった長谷川。
三井、入ったと直感、右手のグーをグッと掲げる。
スパァッ。
三井のスリーが決まった。
赤木と三井が右手でハイタッチ。
パァンッ。
これで3点差である。

 三井 3得点(17点目)

 スコアボード 3:58 55-58

桜木軍団「ミッチー!!」「あんときはムカついたけど今は好きさ!!」

藤真が高野にパス。
桜木は5ファウルが怖いので亀ディフェンス。
高野がゴール下で得点。

 高野 2得点

 スコアボード 3:35 55-60

高野「桜木んとこが穴だ!!」「桜木を狙え!!」
湘北は桜木の4ファウルが効いている。

三井がスリー。
長谷川「ボールには触れなかったがバランスは崩した!!」「落ちる!!」
パシュッっとスリーが決まる。
スコアは、58-60である。

 三井 3得点(20点目)

神「いいリズムで打ってますね…今は外す気がしないでしょう」「1度入りだすと止まらなくなるタイプじゃないかな」「オレと同じタイプかな」

高野「来い!!」「オレに来い!!」
高野にボールが入る。
桜木は積極的にブロックできない。
流川が後ろからブロック。
流川がファウルを取られた。

高野はフリースローを2本とも外す。
流川がこれをリバウンド。
前にダッシュしていた三井へパス。
しかし藤真がカット。
ルーズボールを三井がジャンプキャッチ&流川にパス。
流川がダンク。

 流川 2得点

 スコアボード 2:30 60-60

残り2分半でついに同点に追いついた湘北。
ここで三井が木暮と交代。

 木暮IN 三井OUT

 三井 20得点(うち3ポイント15点)

桜木が流川に一言いわれて、床に頭突き。
試合も再開。

花形がゴール下シュートを外す。
桜木がリバウンドする。

湘北オフェンス。
流川が中に入ってのシュート。
これが決まり、ついに湘北が逆転。

 流川 2得点

 スコアボード 1:51 62-60

高野ボール、桜木がマーク。
頭の上から藤真にボールを出そうとしたが桜木にカットされる。

ルーズボールを木暮がキャッチ。
これを前にダッシュした桜木にパス。
真っ先に戻って立ちはだかる花形に、さらに奥につめてサポートしようとする永野。
桜木はそのまま2人をふっ飛ばしつつ豪快なダンクを決める。

会場は試合一番の大歓声。
しかし主審の笛。
オフェンスチャージングを取られた。
桜木が5ファウルで退場、残り時間は1:50だった。

海南大付属高校監督高頭力、初登場。
高頭力「藤真が消えるか…」

 角田IN 桜木OUT

湘北は残り1:50、2点差を死守。
そして試合が終了した。

 スコアボード 0 62-60

花形は泣いていた。
永野も泣いた。
そして藤真の目にも涙。
藤真「ありがとうございました!!」

湘北が決勝リーグ進出し、翔陽が予選トーナメント敗退した。

そして翌日。
桜木は湘北の体育館にいた。
水戸をつきあわせている。
昨日は眠れなくて今日は早起きしすぎたらしい。
「オレ…なんか上手くなってきた…」
水戸に素で本音が出ている桜木。さすが水戸。

赤木と晴子も登場。
そして晴子から新聞の記事の情報が桜木に漏洩。

翔陽敗退を伝える記事の写真に、桜木が退場したときのダンクの写真が使われていた。
桜木は号外と称してこのコピーを、校内で登校中の湘北生に配布。
とある生徒が「あいつもただのバカじゃなかったのか」と発言。
この生徒に桜木が襲いかかったが、赤木がこれを制止した。

青田が登場。
「このくらいで退場とはつくづくやわなスポーツ」と桜木を再び勧誘。
しかしその登場すら気づかれてはいなかった。

放課後、バスケ部は体育館で練習。
彩子から予選トーナメントを勝ったチームが発表される。
Aブロック海南、Cブロック陵南、Dブロック武里。
そして安西先生から決勝リーグ緒戦は海南であることが告げられた。

11巻終

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