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パパが育休を取り「育休旅」をすべき理由

パパの育休取得率は年々増え続けているものの、令和3年度でもまだ14%程度。
まだまだ世の中的には珍しいかもしれない。
そんな中私は第一子、第二子の時に2度育休を取った。
最初私が取得したのは約5年前、その時は確かまだ取得率は8%ぐらいだったと記憶している。

そんな私は、パパが育休を取得して「育休旅」に出ることをぜひおすすめしたい。
今回は育休中に旅をすることのメリットをまとめてみた。

①家族の絆を深めることができる

育休中に家族で旅をすることで、家族の絆を深めることができる。
生後〜1年ほどの子供は、当然ながらまだまだ親に依存する時期であり、親子の絆を深めるためには、コミュニケーションや触れ合いが欠かせない。
普段は忙しくてあまり時間が取れなかった家族と一緒に過ごす時間を増やすことができ、家族全員で一緒に旅をすることで、お互いのことをより深く理解し、親子関係を深めることができる。

0歳の赤ちゃんに対して、一見理解できない子に話しかけても意味がないと思われるかもしれない。
しかし、親が声をかける量やトーン、目を見て話しかける仕草や行動により、赤ちゃんの脳は刺激され、良い影響を与えることが脳科学的にも実証されているらしい。
「オムツ変えてスッキリしたね」「お腹すいた?ミルクあげるね」など、普段仕事をしている時はなかなか余裕がなくて言えないようなことも、育休の時間のあるときに簡単なことでも話しかけてみてほしい。

②子どもの教育(五感の刺激)につながる

育休旅をすることで、子どもにとって普段接することのできない新しい環境や文化、人々と出会うことができる。
それらの経験は、子どもの知的、感性的な成長に繋がる。
いつもの家とは違う新しい環境や、旅先の文化、言語に触れることで、子どもの好奇心が刺激され、新しいことに興味を持つようになる。
赤ちゃんだからと侮るなかれ。

例えばうちの子は、生後6ヶ月ほどのときに今までできそうでできなかった寝返りを旅先でマスターし、さらに2週間後にはずり這いをし始めた。
たまたまなのか、環境が変わって刺激を受けたからなのかは知る由もないが、確実に刺激にはなっていたのだろう。

③自分自身のリフレッシュにつながる

育児は、大変だ。
もし楽勝という人がいたらぜひ教えてほしい。

育休中に旅をすることで、完全にではないが、一時的に育児から解放され、自分自身の時間を作ることができる。
旅先で美味しいものを食べたり、自然豊かな場所に身を置くことで、ストレス解消やリフレッシュにつながることができる。

ぜひ旅先では、パートナーと交代で育児タイムを設け、1人でゆっくり温泉に浸かったり、デジダルデトックスしたり、ヨガや瞑想などをしてみてほしい。
きっと前より穏やかになって子どもに接することができると思う。

いつ頃が適切か

育休中に旅をする場合、生後6ヶ月〜12ヶ月ぐらいの時期が適しているが、ぶっちゃけいつ取っても良い。
ただ時期によっては赤ちゃんは免疫力がまだ低く、病気にかかりやすいため、感染症の流行時期を避けたり、現地の気候に合わせた衣服や寝具などの準備が必要だ。
また、長時間の移動など、赤ちゃんの体に負担がかかることは避けたい。
旅の工程やスケジュール調整にも注意が必要だ。
旅を楽しむためには、事前にしっかりと準備をし、赤ちゃんと一緒に安全で快適な旅を過ごすことが何より大切だ。

まとめ

もしかしたら、人によっては「育児をするために休みを取るのに旅に出るだって?」と思う方もいるかもしれない。
しかし私は思う。
「旅」こそまさに子育て中の子育てであると。
「旅」によって得られる効果は述べた通りだが、子どもにとっても親にとっても様々なメリットがあるのは間違いない。

「よし!育休取って旅に出るぞ!」と思うパパママが1人でも増えてくれたらとても嬉しい。

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