アイディアノミクス Tony Sklar SVP インタビュー動画(日本語訳)

1月28日、アイディアノミクスのIR(投資家向け広報)責任者 Tony Sklar SVPが、投資家向け情報サイト InvestorIntel社のTracy Weslosky CEOのインタビューを受けました。内容を和訳してみましたので、#idexfamilyの皆様のお役に立てれば幸いです。なお、投資は自己責任でお願いします。

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(左がTracy CEO、右がTony SVP)

Tracy CEO:
本日はアイディアノミクスのTony Sklar氏をお招きしています。よろしくお願いします。

Tony SVP:
こんにちはTracy、本日はありがとうございます。

Tracy CEO:
ニューヨークからご参加されているのですよね?

Tony SVP:
はい、ゾンビによる世界の終末のような場所から参加していますよ。

Tracy CEO:
場所といえば、当社InvestorIntelは、「アイディアノミクスは、正しい時に、正しい場所にいる」と信じています。アイディアノミクスは、エンドツーエンドのEVソリューションを提供していますが、キャピタル部門とモビリティ部門の両方を持つのは正しいのですか?

Tony SVP:
当社が現在のエコシステム*に参加できていることは、非常に幸運なことだと思っています。確かに、市場ではかなりの騒ぎが起こっています。そして、それらの多くがビジネスモデルへと変化することを期待しています。株主に価値を還元することは、本当に重要なことです。

*複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、開発業者・代理店・販売店・宣伝媒体、さらには消費者や社会を巻き込み、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組み。(コトバンクより)

Tracy CEO:
アイディアノミクスには多くの株主がいます。NASDAQでの出来高はトップクラスであり、注目に値する企業です。なぜアイディアノミクスはこれほどまでの出来高を上げているのでしょうか?それはアイディアノミクスが「正しい時に、正しい場所にいる」からでしょうか?

Tony SVP:
個人投資家には色々な人がいます。その一部は、GameStopやAMCなどの株価を操作しています。そして明日(1/29)、個人投資家の急速な資金移動が起こります。その理由は当社の株価だと思います。

競合他社と比べて、当社の株価は割安と認識しています。事業そのものを変えた結果、これまでとは異なる資本構成であることはご承知のとおりです。また、他の多くの企業が行っているような発行済み株式数の削減も行っていません。必要性を感じないからです。なぜなら、すべての投資家は、新しい会社の成長に乗る機会を得る必要がありますし、そうすべきだからです。

当社は、SPAC(被買収企業となり素早く上場)やIPO(新規上場)のように、アナリストやブローカーの意見を反映した企業価値評価が行われることはありません。アイディアノミクスの企業価値は、会社の資本および日々の市場取引によって評価されます。これは、当社の時価総額が15億ドルに近づいていることを理解するうえで非常に重要なことだと思います。当社と同じか、それ以上の時価総額を持つ競合他社を見てみましょう。上場したての競合他社や当社は、昨年、自社のプロダクトをローンチできませんでした。そのような中で当社の株価が上昇したのは、当社の事業活動を市場が評価しているからです。

Tracy CEO:
私は、ブームではないかと思います。あなたの考えるマーケットモデル(株価の形成要因)を披露していただきましたが、もう少し掘り下げて、アイディアノミクスにまだ注目していない投資家の皆さんへご説明されてはいかがでしょうか?

Tony SVP:
皆さんの中には、オンライン配信されている様々なカンファレンスで、私やCEOのAlf Poorの話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。先日のニーダム会議*のような場に投資家の皆さんをお呼びできることは本当に幸運なことだと思います。そして、我々のメッセージが、皆さんにとって響くものであることが重要です。そしてさらに重要なのは、このエコシステムを構成している他の市場参加者にとって響くものであるか、ということです。


*以下リンク先に発言内容を纏めております。

当社はS2F2C(Sales to Financing to Charging)という素晴らしいビジネスモデルを持っています。我々の事業領域は商用EVです。我々は、顧客にとってベストな車両、そして最適なレートでの資金調達の機会を提供したいと考えております。さらに、このビジネスモデルの肝である「充電・エネルギー」を提供したい。これはさらなる安定収益を株主へもたらすものです。

しかし、それ以上に重要なのは、顧客にとっての利便性です。もしあなたが運送会社で野菜を扱っていて、とある場所へ荷物を運ぶために3000台の野菜トラックが必要になったとします。テスラやニーオ、ルーシッドモーターズの車を買いに行けないですよね。あなたのニーズに合う車両を見つけてきて、その場であなたが小切手を切れないなら、融資を行ってくれる人が必要です。アメリカだけなく、その他の国々でもあまり行われていませんが、充電ソリューションもいずれ必要になります。競合他社のほとんどが車両販売、融資、充電のいずれかであるのに対し、当社はそのすべてが可能なのです。

Tracy CEO:
素晴らしいですね。投資家の皆さん、この流れに追い付くためにアイディアノミクスのウェブサイトで最新の情報を掴んでいただき、ご自身でデューデリジェンスをされることをお勧めします。

ところで、1月5日付のニュースで、商用EV向けワイヤレス充電システムを提供するWAVEを買収することを知りました。個人的には大変興味をそそられています。この件について詳しく教えていただけますか。また、2021年にはどのようなことが起こると考えていますか。

Tony SVP:
WAVEは素晴らしい会社であり、そこで働く人々はさらに素晴らしいです。彼らは革命的な充電ソリューションを市場に提供するために、非常に長い間取り組んできました。最近、自律走行がいたるところで話題になっており、様々な市場で多くの実証実験が行われています。一方で、このエコシステムに注目している人は「自律走行車への充電」が急速に到来していることをご存知だと思います。

ワイヤレス充電は最も理に適ったシステムだと思います。ロボットアームが自動的にプラグをつなぐようなことになれば別ですが。仮にそうなったとしても車庫にある5000台のバスをどうやって充電するのでしょうね。商用EVの実用化が始まった今日、ワイヤレス充電車両を展開することは非常に理に適っています。今後何年にもわたって、株主の皆さんへ多くの価値をもたらすことでしょう。

我々は、充電分野において、素晴らしい競合他社に巡り合いました。社会は、多くのプレイヤーとソリューションを求めており、我々は彼らと共闘できることを本当に嬉しく思っています。乗用車を保有している人は有線式充電を必要としていますし、商用車の中にも有線式充電が必要なものはあります。が、商用車のほとんどはワイヤレス充電となるでしょう。まさにWAVEが他社と大きな差を生み出すところです。

2021年後半、2022年、2023年、その先と、法律の改正や新たな景気刺激策の導入、そして新しいグリーンテック*が市場に入ってきます。商用EVが世界的に普及し始めたら、すべて充電が必要となります。そして、エネルギー需要が化石燃料から電気に切り替わるなかで、我々は株主へ価値を還元します。ワイヤレス充電は、様々な商用事業者にとって非常に理に適ったものなのです。

*太陽光発電やハイブリッド自動車などの、再生不能資源を利用しない、もしくは利用量を抑え作られた製品・サービスやプロセスのことを言う。(MUFG Innovation Hub HPより)

Tracy CEO:
私がアイディアノミクスを見ていて、また私たちのウェブサイトに寄せられるコメントを踏まえると、私たちが直面している課題の一つは、アイディアノミクスがあまりにも急成長していることです。投資家の皆さんはあなた方についていくのに苦労しているのではないでしょうか?24時間対応コールセンターを導入してもらえませんか?

「もしもし、アイディアノミクスです。」
「株主ですけども。ニュースリリースにはあまり興味がありません。というのも、次から次へと新しいニュースリリースが展開され、それが正にマイルストーンになるため、最新の情報を得るために電話しました。」

こういった声にどのように対処されるのか教えてください。例えば、資本投下予定の会社はありますか?

Tony SVP:
現在、我々はフィンテック企業を抱える特定の部門を拡大しています。それを利用して、最近買収したTimiosをさらに成長させています。Timiosはキャッシュフローが素晴らしい会社の一つです。解析されていないデータが豊富にあり、当社のフィンテック企業はこれに打ってつけです。この企業を成長させ、データを解析することで、株主へ価値を還元し続けることができると考えています。

EV部門においては、S2F2Cモデルは非常にエキサイティングであり、WAVEの買収によってS・F・Cが揃い、ビジネスを促進するのに役立つでしょう。

また、優秀な人材を採用できたことを嬉しく思っています。先日も言いましたが、アイディアノミクスに応募していない方は、ぜひ応募してみてください。我々はEVやフィンテック、マーケティングの分野で経験豊富な人材を集めています。2021年、2022年は、我々にとって非常にエキサイティングな年になると思います。

Tracy CEO:
アイディアノミクスを支持するかどうか、判断するにあたって説得力ある理由でしたね。
さて、リスナーからの質問です。今からアイディアノミクスにinするには遅すぎますか?

Tony SVP:
CEOのAlfも言っていましたが、我々は高成長産業にいます。EV業界は新しい産業であり、かつての携帯電話業界に例えることができます。初めてiPhoneが発売されたとき、多くの競合他社が追い付こうとしました。いくつかの企業は成功し、いくつかの企業は失敗しました。私たちが株主に提供している価値の一つとして、我々は「一発屋ではない」ということです。エコシステムは非常に新しく、当社の株価はまだ割安です。

あなたのポートフォリオの投機的な部分でいくつか購入し、18か月間放置してみてください。18か月後、地平線から日が昇るとき、あなたはとても幸せになると思いますよ。ただし、投資アドバイザーとも相談の上、あなたにとって適切な投資であることは確認しておいてくださいね。これはとても重要です。

EVのエコシステムは顕著な成長を遂げており、今後何年にもわたって、多くの新技術や車両が市場に投入されていくことでしょう。S2F2Cモデルを引っ提げてこの成長に乗ることが、我々が投資をする大きな理由の一つです。

Tracy CEO:
どうもありがとうございました。前四半期に当社から投資家へアイディアノミクスを紹介しましたが、多くの方が喜んでくれています。熱心な株主の皆様に感謝します。

Tony SVP:
ありがとうございます。今年はとてもエキサイティングな年になりそうです。市場では多くの騒ぎが起こるでしょうが、それは投資家にとって非常に重要なことです。ESGやグリーンテックの分野で、どの企業が正しい活動をしているか、ご注目ください。

(以 上)

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