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[Day3]ニューアルバム選曲ライブ

昨日から始まった透明の企画の参加者が全然来くて、
このまま盛り上がらずにいるとりょーめーが、絶望して死んでしまうらしいので

是非、
救ってください

助けてください。。。😆


本日は、
今の今まで
5/2透明Band set のライブ映像を編集してました!(完!!!)
ライブの全編は
「透明の音楽室」(https://community.camp-fire.jp/projects/view/685868)
内にて限定公開予定なのですが

同時に
ダイジェスト映像も作ったのでそちらは明日にはアップ予定ですので
ぜひお楽しみに〜〜〜!

そんなこんなで
編集作業ですっかり遅くなってしまったので
本日はライブ配信をstandfmでしました!

アルバムに入れる曲を3曲歌いました
(是非聞いてみてね!)


1,スモーキーな香り


淀みのない心はもう鳥のよう
憂に満ちた雲が晴れるように、湿気混じりのホコリを払うよ

風の通り道はどこだか、どこだか
潮が満ちた海が荒れるように、砂混じりの髪をほどくよ

流れ着いたとこで生きるのだろう
形を変えて着替えて仕事するだろう

眠りにつくまでくだらない話をしよう
鼻をつくスモーキーな香りがついた昨日の服のままで

行き場の無い感情は、居た堪れない、やりきれない
目に余るほどにすり減って行く靴
歩き方をちょっと変えるよ

煙がかった目の前は見えずらい、見えずらい
有り余る時とすり減って行く心
燃やすものをちょっと変えるよ

たどり着いたとこで生きるのだろう
昔の事を新しい顔で話そう

遠い遠いとこから連れてこられた
知らない魚に適当な名前をつけて暇をつぶしてた

少し冷えるような朝は小さくなるから
光を孕んだ山の方へ歩いてみよう

なんて事ない日々をなんとなく楽しむ、それでいいのさ
軽やかなステップとダンスを簡単そうな顔で踊ってる踊ってる


東京から伊豆に移住してまもなく作った曲

街育ちの僕は
日常に“火”がある生活に憧れていて

冬に移住したもんだから
焚き火をしていたんだけど

近所の人に怒られて
焦って、めちゃくちゃ謝りに行った。

そりゃそうだよね

いきなり来た、訳のわからない男二人組が(当時はバンドのドラム洋平と一緒に移住した)
昼間から焚き火し始めるんだもん

だれだって怖いよ


全くの世間知らずだよね。
ほんとあの時はすみません、、


夢の田舎暮らしでの、「火のある生活」が砕け散ったけど

なんとか日常に「火」を取り入れたくて考え抜いた末に出てきたアイディア
「ロケットストーブ」を作る!ということになった


ガソリンスタンドで
ペール缶っていう、ドラム缶のバケツサイズみたいな缶をもらってきて
ホームセンターで煙突を買って
ストーブを作ることに成功した。


安全に、迷惑かけずに
日常に「火」を取り入れた時の喜びを混ぜた曲ですね。笑


_________

2,朴の葉


朴の葉、花になる
夜も長くなる
湿った山の匂いは風混じる

朴の葉、落ちる頃
朝が赤くなる
透き通る空気を深く吸う

笹ずれの音に耳を澄まして
遠くの方を想像する
なんにも見えない暗闇に身を任そう


この曲は
本当にシンプル。

だけどいろんな想いが詰まっている

東京から伊豆に移住してまもなく
ある陶芸作家と出会った
ひょんなことから
そこの窯のお仕事をすることになり3年ほど助手を務めた。

73歳のその方は
僕にいろいろなことを教えてくれた

挨拶や、お礼、気遣い、

そして何より僕の大きな財産になったのは
美しいものを見る目を養わせてくれたことだ


季節ごとに咲く花をよく教えてくれた
その中に、朴の花があって
なんだか僕はそれが気に入ったんだよね


見た目とかじゃなくて
「朴」って文字が気に入ったの。笑


あと、もう一つ
教えてくれたことで心に残ったのが
「ものつくりは美味しいものを食べなさい」って言葉

音楽と料理は似ている

バランスがとにかく大事

どれかが突出していたら
どんな良い素材を使っていても、1発で台無しになる。

それから、美味しいものを意識して食べるようにしている

美味しいものは
一概に「値段が高いもの」という訳じゃなくて
なんだろね

いいもの?
作り手のこだわりや、研究が詰まったもの?

んーーー
まだまだ、その答えは見つからないぜ

まだまだってことですな


今年で80歳。
現役バリバリの、僕の人生の師匠。

______

3,こっちへおいで


夕方の赤い空が足早になっていく頃
細く冷たい空気が腐りかけていた身体を癒す

夜の間だけ鳴き続ける虫のように
居場所を探し続ける野良猫の寝床のように

夕凪の白浜が音を連れ去っていく頃
肩を落としたサーファー厚く冷たい波の中疲れを癒す

深い闇の中、獣の声がする
指笛で答える。こっちは来ない方が良いよ

光り輝いた東京の空を浴びる
人の波にワイプアウト繰り返す、そしてまた沖に出る

夜が明ける前に鳴き始める鶏のように
風が強い日だけ飛ぶウサギのように

晩秋の朝に震えながら霜を溶かす
簡単な事さ、今は静かに物思う時

深い闇の中、獣の声がする
指笛で答える、こっちへおいで

壮大な映画のラストシーンは無いけど
花を探すためだけに今日は小さな庭に行くのさ

ロールペーパーの燃える速度で歩くから見失わぬよう
たかんばの丘の釣り人は今日も魚にからかわれていた



と、
ここまで書きましたが
この続きは明日書こう
気づいたら日が変わってら!!!!!

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