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【デッキレシピ】23シティS1で組んだナゾのデッキ6選

アモーレ。(愛する人)
CHANGと申します。

2023シリーズもとうとう始まりました。
シティリーグやルカリオ争奪戦など、各地で熾烈なバトルが繰り広げられているかと思いますが、運がいいことに僕もシティリーグに参加できることになったので、ない知恵絞ってマジメに勝つべく色々考えてみました。

そこで色々デッキを作ってみたのですが、割とそこそこ戦えて楽しそうなものができたので、ここで紹介してみようと思います。

先に結論を言うと、
レジエレキ・クワガノン・アローラロコン
を使って2勝3敗という、順当な結果でした。
いやはや。現実はきびしい。

■レジエレキVMAX・クワガノンV・アローラロコンVSTAR


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通称エレキガノンです。
発売当初「たくさんエレキ出してパラライズボルト撃ってれば強いんじゃねえの!」って言われてはいたものの、実際は「たしかに強いけど、そんなにたくさん出す頃には相手はもっと展開している」でした。

なので、僕は以下のアプローチで構築しています。

1,完成したアタッカーに対して戦えるよう、おうえんYホーン(レジエレキやいれかえカートと併用)で妨害要素を加える
2,VSTARを2撃で倒せる140打点を目指す(具体的にはエレキ×2+ベルト)
3,継続してアタッカーを用意する
4,ミュウをしっかり処す

陣形としては現実的に
バトル場:クワガノン
ベンチ:クワガノン(次アタッカー)、レジエレキ、レジエレキ、ゲッコウガ、クロバット

というのがリアルかなあと思っていて、エレキを3体出すというのは、あくまで最終手段だと思っています。
なので、おうえんYホーンに甘えつつも、ベルト型クワガノンをしっかり立てて80と140のパラライズボルトを狙っていきます。

アローラロコンVSTARは特性持ちのポケモン、具体的には
キュレムVMAX、パルキアVSTAR、ルギアVSTAR、ウッウ
などを見ていて、かつうっかり出てきたミルタンクなども貫通で倒すことができます。
というのは建前で、本当の目的は
「ぎんせつスター」によるミュウVMAXを一撃
これにつきます。
ドラピオンVは確実にミュウ対策に使うのですが、返しに確実にロストされてしまうため、追加で様々なポケモンの妨害・貫通をしつつもVSTARパワーでミュウを倒すことができる突破力を買って採用しました。
いわゆるシルバーバレットというものなので、普段はやや展開のジャマになることがあります。
あと使うとやたら台湾台湾言われます。

全体的に幅広く戦える構築にしたつもりですが、
対ルギアで全敗
対ミュウで全勝

となったので、ロコンは正解だったけどもきちんと回せるようにするにはまだ改良が必要かな、といったところでした。
おつかれクワガノン。

ロックに頼ってるので、チャートだと控えめ。

■ヌメルゴン/クワガノンV

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ヌメルゴンの特性「はがねのおやど」は鋼エネルギーがついているたねポケモンが、相手のポケモンVからダメージを受けなくなるもの。
以前はこれを使ったコントロールデッキを多く作っていたのですが、25分の制限がある中で勝ち切るためには
それなりに打点があって軽く強く戦えるが、耐久がない
ポケモンか、
相手の行動を大きく制限でき制圧できるが、耐久がない
ポケモンがヌメルゴンの対象としてふさわしいと思っていて、それがライコウVとクワガノンVでした。
前者は200打点を出しながらもドロー補助ができ、相手がヌメルゴンを呼んでいる間に連続して打点を出すことができます。
後者はビッグパラソルなどと併用して、ボスの司令が尽きた相手を詰みに持っていくことができます。

実際組んで使ってみると、割と相手を詰みに持っていけることがあったのでこいつぁイケるぜと祝杯をあげていたのですが、うっかりヌメルゴンが立たないとシンプルにデッキパワーの低い雷バレットになること、弱点対象である肝心のルギアは非Vのアタッカーを多く従えていることから不採用になりました。
デッキ構築ロジックはすごく好きです。

ハマるとめちゃくちゃ強い

■バタフリー/クワガノンV/ドラピオンVSTAR

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クワガノンVを使う場合、課題となるのは以下の二点です。
・打点クロックが低く、相手に多く試行回数を与えてしまうため結局解決されてしまう
・動けるアタッカーの前ではただのへなちょこパンチを打つクワガタに成り下がる

つまり、ダメージと行動制限を与えれば良いのではという意味でかなり昔に使っていたバタフリー構築を引っ張り出してきました。
実際問題、相手にどく・やけど・こんらんを付与できるということは往復で4−60ダメージを追加できるわけで、これはパラライズボルトの低い打点とグッズロックととても相性が良かったです。
しかし、こんらんは逃げることができるため、ルギア様にはあっさり逃げられてしまうし、気合のコインで表を出されるとアタッカー及び砦が粉砕し、控えているチョウチョやたぬきやコウモリが逃げ惑うだけのゲームになるので、シティリーグという場所には不向きかと思い不採用にしました。

あと一応、ハザードスターで1ターンのロックをかけることが可能。
このあたりは以前のハザードロックを彷彿とさせて好きですねえ。

かがやく枠は今回ゲッコウガにしていますが、特殊状態に特化するならヒスイオオニューラにしてニヤニヤしてるのが最も楽しいと思います。
クワガノンをガラルマタドガスにしても楽しいかも。

特殊状態で動けない相手を見るのは眼福じゃよ

■ガラルサンダーV・ヤミラミ・ウッウ・ルージュラ

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小型を小突く力の高いロスト型ウッウ・ヤミラミデッキに、大型ポケモンを強制弱体化させるガラルサンダーVを採用したコントロールデッキです。
発想自体は割と前段階からありましたが、形にするのはちょっと時間がかかりました。

問題は、ガラルサンダーのスターグラビティは相手のVポケモンが進化しきらないと意味が薄いということ。
なので、ガラルサンダー含めてサイドを3枚取られるまでにスターグラビティを決めないと残りの3枚で6枚を取り切ることが難しくなります。

そこで、ルージュラを採用しました。
ルージュラの特性「わがままリップ」はVからの攻撃でサイドを取られなくするものです。
これにより、取られるサイドプランとして

1,キュワワー(or ウッウ)
 (ここでサイド0-1)

2,ガラルサンダーV
 (ここでサイド0-3)

3,ルージュラ
 (ここでサイド2-3)

4,ヤミラミ(or ウッウ)※ウッウの場合復帰したルージュラにエネつける
 (ここでサイド4-4)

5,ヤミラミ(or ウッウ or ルージュラ)
 (ここでサイド6-4)

といったように普段より多めにアタッカーを押し付けることができるようになりました。本構築ではサンダーも使えるようにダブルターボエネになっていますが、ツインエネルギーでも良いと思います。

デッキ相性がモロに出ること、シンオウ神殿を入れないとキュレムに手も足も出ないことから、今回は不採用にしました。
が、決まると脳汁ものすごく出るのでオススメです。楽しいぞ!

コンボが決まったら爽快極まりない

■パッチラゴンVMAX・かがやくサーナイト

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こだわりベルトつけてトラップスパークしてたらルギア倒せるんじゃねえ?
って何の根拠もなく作ったら割といい数字してたのがこのデッキです。
こだわりベルト90ダメージがもし弱点をつけたら180ダメージ、そこにトラップスパークの効果が乗ると120ぶんダメカンが乗り、合わせて300になります。
弱点でなくても210ダメカンが乗り、そこに90ダメージを与えると300に到達
VMAX環境ではイマイチでしたが、VSTAR環境では活躍できそうなポケモンです。しかもEレギュのカード。

基本的にはかがやくサーナイトを置いたままトラップスパークを連打し、ダメージがたまったらモミを使うのみで、プレイングも簡単です。
与えたダメージを利用して、先述したルージュラも併用。
これでサイドコストも低めで運用できます。

しかも素点の60ダメージでウッウも倒すことができ、割と環境に合っているのではないかと思いました。

が、僕の(失敗した)メタ読みの中では多かったキュレムやミュウツーに手も足も出ないので不採用。
結果的にはパッチラゴンだったような気がします。
今後遊ぶときに使おう。

1エネのポケモンでワザ言うだけ。楽ちん!

■ホエルオー・ヤドラン・ゾロアーク

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VSTARが跋扈する環境に適応できる非Vを探して幾千年。
1進化で高耐久・高打点を出せる高水準ポケモン、ホエルオーが満を持して登場。
1進化でHP200、
特性「ジャンボサイズ」でダメージー30、
ワザ「スペシャルウェーブ」で特殊エネ込み240ダメージ

と、破格のポテンシャルを誇ります。
WTBに分類されるタイプのデッキですが、構築はたぶんオリジナルかと思います。見た目以上に戦績が良くて、かなり推しているデッキ。

戦略は

1,ヒメンカでベンチ展開
  └ユキハミ、ヒメンカ、ゾロア、ゲッコウガ、ホエルコを出す
 (ここでサイド0-1)
2,モスノウとワタシラガに進化、エネ2枚を持ってきてかくしふだ開始
 (ここでサイド0-2)
3,ホエルオー降臨、240ダメージ
 (ここでサイド0-3)
4,かがやくゲッコウガで90×2、もう1体のVSTARに攻撃
 (ここでサイド2-4)
5,ゾロアーク経由でホエルオー再臨、VSTARに240ダメージ
 (ここでサイド4-5)
6,ゾロアーク経由でヤドラン降臨、たそがれのひらめきで特殊WIN

というもの。
これはあくまで理想ですが、本来非Vのポケモンが簡単にワンパンされていく中、ホエルオーに限っていうと、実質230の高耐久で割と攻撃を耐えることができます。
具体的にはパワフル1・ダブルターボ1のルギア、アルセウス、1パンプまでのミュウなど。
一度でも耐えたらこちらのもの。というのと、ゾロアークが控えているので、ベンチのシステム誰が倒れても問題ありません。
モスノウ、ワタシラガ、ゾロアーク、誰が倒れてもシステムはリカバリできるし、ゾロアークが狙われる→ホエルオーが無事なので、再度スペシャルウェーブを使うことができます。もうバケモンですよ。

よく「Vガードやおおきなおまもりなどは使わないのか」と聞かれるのですが、230+30+30までやってようやく290で、本気を出したVSTAR連中の打点はどうせ耐えないので、枠を展開カードに譲り、特殊エネルギー枠はキャプチャーエネルギーに全振りすることにしました。実際、たね事故がほぼ起こらず良かった感じがします。
どうぐを入れるなら、本当はパニックマスク(HP40以下のポケモンからダメージを受けなくなる)を入れたかったです。
280の相手に240ダメージを出すホエルオーと相性抜群。
見ての通りスロットがカツカツなので、今回は諦めました。

必要なポケモンが多いデッキですが、ヒメンカとワタシラガのおかげで意外に安定して展開できたりします。が、やっぱりうっかりするとゾロア単終了ですっ飛んでいく恐怖があり、今回は使いませんでした。
が、今思うと意外にいけたかもしれない。

安定と爆発力。…イケる!

■お世話になったサイト・動画

最後に、今回のシティリーグ研究でお世話になったサイト、動画を紹介させていただきます。

●ポケカ飯さん

毎日優勝デッキをまとめているすごいサイト。
情報量が多く、デッキレシピだけでなくコードやツールなどの案内もあり、ここで優勝デッキのコードを借りてツール(ぼかす)で回すことはめちゃくちゃやりました。

●ポケカードラボさん

優勝デッキまとめに加えて、考察記事もあって楽しいサイト。
かなり前からの情報があるため色々な変遷も見れるし、とても重宝します。

●ミンゴスのポケカ研究所さん

2−4分くらいで新鮮なポケカ環境の情報を提供されている、ニュース的なチャンネル。
シティの結果を全部は追えないので、トレンドはこちらで学ばせていただきました。

●Tier4チャンネルさん

トップ環境に近いデッキの対戦状況を楽しめるチャンネル。
ターンの合間を丁寧に説明されていて、環境を追いつつ動き方を知るにはもってこいです。
プレイや所作もキレイで、安心して見られます。

●あそビバ!ちゃんねる!さん

ワイワイ対戦していつつも、環境デッキから個性的なオモシロデッキまで扱っている対戦系チャンネル。
Tier4さんと同じ対戦動画でも、少し変わったデッキを扱うことが多く、個人的にめちゃくちゃ楽しんでおります。

●狐邑きつねのポケカチャンネルさん

1分でポケカを考察しているチャンネル。
新弾カードを追うことはもちろん、きつねさん独自の着眼点で意見が入っているのでそれを見るのが楽しいし、サクッと聴けるのでオススメ。

●おでん'sポケカチャンネルさん

同じく1分動画もやっていつつ、数分環境考察も平行して投稿しているため情報収集にもってこいのチャンネル。
大会で使われた高等テクニックなどをサクッと解説してくださるのは本当に助かります。

■まとめ

というわけで、他にも色々お蔵入りのデッキは組んでいましたが、その中でも良さげなものを紹介させていただきました!
それなりに戦えなくはないし、きっと使ってて楽しいのでどなたかのお役に立てれば幸いです。

シティリーグそのものはあまり振るわない結果でしたが、その過程で研究していく作業はとても楽しんでいくことができました。
環境デッキを勉強しつつ、日々カードリストとにらめっこするの楽しかったなー。色んなアイデアが出てきてワクワクしました。

こういうオリジナルアイデアってあんまりガチ練習会に持ち込んでも微妙かなって思ってたんですが、今回練習会に混ぜてくださった方々は皆良い方で快く対戦してフィードバックしてくださいました。
下北沢の皆さま、ありがとうございました!
まさか同じ会場に4人集まるとは思ってなかったですw

これからシティリーグに参加される方はがんばってくださいね!
変なデッキが入賞しますように!





【こっそりお願い】
今後も色々オモテやウラでがんばって活動していきますので、よかったらおひねりいただけると、サーバー維持費などに使わせていただけて嬉しいです…!

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