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【デッキ紹介】頭痛ロック[コダック・ドクロッグ・ルミナスメイズの森]

アモーレ!(愛する人)
CHANGと申します。

4月24日発売のポケモンカード新弾「爆炎ウォーカー」、楽しみですね。
外出自粛の中、なかなか対戦できなくて皆さんやきもきしているのではないでしょうか。僕はなまじ対戦しなくていいもんだからと使ってみたいデッキを夢想し続けるだけの機械と化しています。

今回は新しく公開されたスタジアム「ルミナスメイズの森」を使ったコダックロックデッキを紹介します。
※全部無料で読めます。

■デッキレシピ

頭痛ロック

●ポケモン 21
4 コダック
3 グレッグル
3 ドクロッグ
3 チラーミィ
3 チラチーノ
2 ヤブクロン
1 ダストダス
1 メタモン◆
1 ミュウツー

●サポート 14
4 マリィ
3 キョウの罠
2 博士の研究
2 シロナ
2 ボスの指令
1 エール団のしたっぱ

●グッズ・スタジアム 18
4 クイックボール
4 しんかのおこう
4 回収ネット
2 ふつうのつりざお
4 ルミナスメイズの森

●エネルギー 7
4 キャプチャーエネルギー
2 ツインエネルギー
1 リサイクルエネルギー

■デッキ解説

コダックのワザ「ずつう」はコインを投げてオモテなら、次の相手の番、相手がトレーナーズ(グッズ、サポート、スタジアム)を手札から出して使うことが出来なくなります。これが確定で打てたらめっちゃ強いなーと思うのですが、なかなかそうはいきません。
Aレギュではビクティニがその役目を持っていましたが、打点の追加手段が乏しく、なかなか実用度が高くありませんでした。

B以降レギュに変わり、ビクティニが落ちた変わりにドクロッグが登場。毒のスリップダメージ「2」増やすことができ、しかも重複する効果です。

コダックの頭痛はとても嫌なワザですが、ただ嫌なワザを打つだけでは、相手からしたらこんな感じでしょう。

スクリーンショット 2020-04-16 15.48.47


つまり、コダックのずつうは相手の展開を阻害しているのですが、展開阻害だけではただ相手の動きを遅くしているだけなので、勝つことはできません。
そこで、ずつうで鈍化している中に相応のダメージを付与できればという意味で毒を付与する形にしました。

毒を付与するとどうなるかというと、毒を解除したくなります。
解除するために必要な行動は進化(退化)、逃げる、入れ替えるなどですが、それらを引く行動、もしくは入れ替えるカードそのものを使えなくすれば、毒を活かすことができます。
つまり、ロックと毒が相互補完をするわけです。

スクリーンショット 2020-04-16 20.12.04


で、HPが200だ300だとインフレしているこの時代、たかだか往復20の毒では足りません。カードゲームの基本は「どちらが先に勝利条件にゴールするか」なので、いくら相手を遅くしてもこちらも遅かったら意味がないわけです。ロックして終わり、ではロックは完結しません。
なのでドクロッグを理想は2体以上出し、往復60〜100の毒にしながら戦うことであとはどうにかならねえかなあ、というデッキです。

スクリーンショット 2020-04-16 20.00.05

とはいえコダックの耐久も攻撃力もたかがしれていますし、ルミナスメイズで効果を補完してもロックが途切れることもあります。
なので最低限のダメージを構築コスト軽く入れられないかな、と思って採用したのがヤブクロンです。
この構築は相手を毒にする手段をダストダスに依存していません。
チラチーノとミュウツーでキョウの罠を複数回使用することを想定しているので、ダストダスはあくまで保険として、ヤブクロンを5-6体目の攻撃役として用意することも可能として、往復のダメージに突然70ダメージ追加し、ダメージ効率を上げることにしました。

スクリーンショット 2020-04-16 20.03.55

もちろん「相手が毒なら〜」というアタッカーなら他にもたくさんいますが、今回のコンセプトメインはコダックなので、その構築に無理なく入るとすると非Vのたねあたりでしょう。頭痛はなんと無色コストで使えるワザなので、ツインエネルギーを入れてもまったく苦になりません。

すべてが特殊エネルギーで構築してしまっているのでアローラペルシアンには攻撃が通用しませんが、毒とトレーナーズロック、エール団の阻害を駆使して戦う形となります。

■採用カード

●チラチーノ
サポートを各種妨害、キョウの罠に使いたいため、ドローエンジンとして起用しました。一応40ダメージを与えることができます。
普段のドローはもちろん、後述のサポート回収にも使います。

●回収ネット
ミュウツーの特性「マインドリポート」を有効活用するためのカードです。
事故回避の為のドローサポートに加え、キョウの罠、ボスの指令、エール団のしたっぱを複数回使うために4枚。
また、入れ替えカードを入れず何かあったときの回収札としても使用します。
全員非V・GXなので大活躍。

●ヤブクロン
先述の通りのサブアタッカー兼、隙あらばダストダスに進化して毒を付与するサポートポケモン。
一応逃げるが0なので初手にきても安心。

●キャプチャーエネルギー
メインアタッカーコダックが無色で動けるので、展開に注力するため4枚。
できれば後攻を取ってキャプチャーでベンチ並べてマリィを使い、手札を減らして頭痛という展開にしたいところです。

●リサイクルエネルギー
逃げるなど見越して2枚欲しいのですが、とにかくベンチを並べたい為1枚。
1枚引きさえすれば、あとのゲームでエネ不足はないでしょう。

■まとめ

ルミナスメイズの森が出ることでまたできるようになったじゃん、というだけの動機から生まれたデッキですが、使うほうはそれなりに簡単ですし楽しいと思います。僕は使われたら悪鬼の如く怒り狂います。

ロックデッキは、一瞬だけ嫌がらせをして終わりではありません。ロックで止めることで、いかに場を支配し、自分のペースでゴールできるようにするかというワガママな戦い方なのです。
強さを発揮しないとまったく勝てない難しさはありますが、その厳しい条件だからこそ勝ったときの感動はたまりません。
僕はロックデッキが大好きです。(周りから苦笑いされます)

使わないでほしいですが、使ってみてください。
僕には使わないでください。






●引用
ポケモンカード公式ホームページ
ジャンプ+「すごいよ!マサルさん」
ぱくたそ

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