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【JSCベスト4】空振り三振ザシアン[三神/ザシアンV/いろいろ]2種

アモーレ!CHANGです。
オンライン環境下に突入し、あちこちで色々な大会が行われていますね。
これに適応するかどうかは人それぞれであるわけですが、できるもんならやったほうがいいじゃない、ということで僕もダイソーで色々買い揃えてやってみました。

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上にスマホを乗せるだけです。終わったら蓋だけ外して畳んでしまうだけ。
便利でクソ簡単なので「web環境整えるのはハードルが…」と思ってる方はダイソーで500円(税抜)出して家で1分40秒あれば解決するので国民総出でやるといいと思います。

それはいいとして、さっそくオンライン環境の大会があったのでいくつか出てきました。
2大会あったのですが、環境が反逆クラッシュと爆炎ウォーカーでまたいでしまったのでそれぞれについて簡単に書きます。

■空振り三振ザシアン Ver.戦道Sレシピ

三神ザシアン0421

Likeyさん(@likey3156)たちが主催で開催されていた戦道Sというオンラインの由緒正しい大会です。今回は規模拡大されての開催とのことで、喜んで参加させていただきました。
レシピは上記の感じです。ベンチをめっちゃ呼ぶことを意識しました。


●反逆クラッシュ環境考察

爆炎ウォーカー発売前の反逆クラッシュの環境ですが、
ざっくり以下の形の環境ゲームかなあと推測しました。

Tier1 三神ザシアン/小ズガ/ピカゼク
Tier2 ドラパルト/タチフサグマ
Tier3 リザードン/ミュウミュウ

まあ結果としてマッチとして大外れだったわけですが、少なくとも安定して強さを発揮でき、歴史が長いだけにプレイングが完成されており握りやすい三神ザシアンとピカゼクは扱う母数が多いという考えです。
加えて子ズガはマッチによってやや強さが変動しますが、大型カードゲームになっている環境下ではとても有利です。
枚数を少なく構築できるデッキは被サイドが多い大型ですし、被サイドが少ないデッキは構築必要枚数が多く安定しません。7人グループの予選を行う(6戦を勝ち抜く)状況では安定するデッキを持つ人が多いでしょうから、大型を食えるカードはそれなりに評価が高いです。
ドローの補助が多い炎デッキということもあり、子ズガのポテンシャルはとても高いと思いました。

で、反逆クラッシュ環境でわーきゃー言われていたドラパルトですが、とても安定性の高い強いポケモンだと思いつつ、環境にいるザシアンとピカゼクほかの数字に追いついてない感がありました。もちろんダメカンの置き方でいくらでも対応可能ですが、相手がうまければうまいほどベンチを絞るなどで勝ち筋が細くなっていきます。なので正直今回の使用想定から外しています。

全体を見るに、
・180以上をコンスタンスに出せる
・耐久190以上ある
・エネ供給が容易である
この三点が強いデッキの条件かなあと思っていくつかゼロから組んでみました。
そんで
・ピカゼク
・ストリンダーダストダス
・リザードン
・ミュウミュウ
・三神ザシアン
など組んで回した中では三神ザシアンが安定度・対応力が1位となり、
・タチフサグマヤミラミ
・ムウマージカラマネロ
・もろもろロック系
など対応カード中心のデッキで回した中ではカラマネロが1位となりました。
結論、
三神ザシアンVSカラマネロ
みたいな構図になり、直接対決でもカラマネロが優位に立ったのですが、ここで戦道Sのルールを見直すと
「サイドカードの得失点差でスコアを決める」
ということが記載されていました。
カラマネロはハンド及びトップのコントロールをしながら180で殴り続けるデッキなので、勝てたときはいいものの、負けたときは基本的にムウマージのスーサイド分がスコアに響いてしまいます。やべえ。

そこで、以前組んでいた三神ザシアンにある程度の対策カードを入れれば全てにおいて万能になり神といわれる存在に今日も近づくのでは、と思って引っ張り出してきたのですが、2月使用時よりもさらにゲームスピードは上がっていらので、組み直しにそれなりに時間がかかりました。
作って回してレシピ提出まで持っていくまで合計6時間(毎夜深夜2時間)くらい。
・子ズガ対策のカプ・レヒレ
・ミラー、リザードン対策のミミッキュ
これらを入れて完成させたのが上記のレシピですが、突き詰めていくと三神というデッキが理屈上最強だと感じ、自信を持って提出していました。
何を持って最強と感じるかという話ですが、僕の三神ザシアンに対する考え方はこうです。

1,耐久は並より少し低いが、プランが1通りでミスしづらい
2,加速手段が豊富なたねが260をすぐ出せるパフォーマンスは他に類を見ない
3,サイドルール変更という技自体が、他のデッキとの攻撃力の差を圧倒的にする


言うまでもなく3が重要で、今のポケカは多少の余剰を見てもだいたい1対戦に700ダメージ与えれば勝ちになりますから、160くらいで1、210くらいで2、320で3取得できる技が評価される中で、三神とザシアンは180-260で3を取得できる可能性ということは実質それらの技は320ダメージの意味に相当しているわけです。ダメージが1.5倍以上になってるわけです。
おまけに例えHP40や90の相手を倒しても2枚取れるということは、わざわざ置物になっている変なドローポケモンを無視してシステムを狩っても、スコア的に貢献度が高くなるわけです。ベンチのカラマネロ(超)さえ倒せば、あとはドラパルトVmを倒せばいいだけです。こんな楽なゲームがあるかというお話。
僕はSM時期のガチデッキでルガゾロをよく使っていましたが、基本的にルール上強いことをしているデッキは強いのだという持論を持っています。
ルガゾロはポケモンがサポの代わりをしていたのでサポが2回以上使えたことになりますし、三神ザシアンはゲームの勝利条件を75%〜50%に緩和します。そりゃあ強いよね。

反逆クラッシュで登場したボスの司令はとても強力なカードですが、三神ザシアンにとってはより強力なカードとなるわけで、通常よりも使用した際のリターンがおよそ1.5〜2倍になるのは、より選択に拍車をかけていました。

ちなみに僕は自分で作ったタチフサグマを勝手に恐れていたので、フィオネを採用して対策していました。このフィオネは結果的にあらゆる場面で妨害してくれたり、壁を飛ばして相手のHP260以下を引きずり出したりと大活躍していたので、スロットがあるならフィオネは入れ得なカードな気がします。

●戦道S 予選成績

7人総当りのグループ予選にて、
○×○○○○
の5勝1敗で予選突破ならずでした。
勝利した試合はデッキパワーのゴリ押し、
敗北した試合は永遠に水エネが引けずジリ貧かつお相手のコンボがお見事だったという形です。
ちなみに子ズガもミラーも相手にいなかったので、レヒレとミミッキュはしょんぼりしていました。

使用感として、「もっとボスが欲しい」という感じでした。
まあエネルギー加速をワザやグッズでできるのですから、最低限の展開さえできればあとは取りやすいサイドをとっていくだけですもんね。
その割にボスが3枚で博士の研究で落とすと消えてしまうので、かなり使いづらさを感じました。
シロナはリソース保存のために選択しましたが大正解で、後半のスタンプやクイック使用に役立ちました。

■空振り三振ザシアン Ver.ジャッジステーションカップレシピ

ジャッジ四天王三神ザシアン

公認ジャッジのみが参加可能な大会にて、ベスト4を取ったレシピです。
前回のレシピに比べて、より攻撃力を上げた構築になります。

●爆炎ウォーカー 環境考察

爆炎ウォーカー発売後の環境であったので、軽く情報を整理し直しました。

Tier1 三神ザシアン/小ズガ/マルヤクデ
Tier2 ピカゼク
Tier3 ミュウミュウ/ドラパルト

爆炎ウォーカーで環境に参入したのはマルヤクデでしょう。
これは青天井打点をマイルドながらに持っている上に起動も早いため、すでにVmaxを今後使う理由が薄れてきていく気がするレベルの使いやすさです。加えて環境に有用な水タイプがいないことも大きい。
ほかはサーナイトやバタフリーですが、安定しての強さはまだ見えていません。サーナイトについてはザシアンが減らない限りは使いづらいでしょうし、バタフリーの加速や打点とそのリターンはカジュアルレベルです。
マルヤクデの使用率はそれほど高いとは思えませんでしたが、ワザの特性上好むプレイヤーは多そうであること、実際Vmax系デッキにはとても優位であることから、一応ベンチマークすることにしました。
また、ドラパルトはマルヤクデの登場により、僕の中で更に評価ランクを落としています。

ここで一旦僕が以前使ってボツにしたインテレオンVmax型三神ザシアンを考慮しましたが、ピカゼク戦に初手で来ることのデメリットがあまりに多かったため無しに。

時間もあまり割けないので、マルヤクデ対策に全部水タイプを見直し、最終的にユキメノコとミロカロスまで絞り込んでそれぞれを比較検討してそれぞれ30回くらいずつ回した結果、用意のしやすさの意味でミロカロスを選出。

また、ジャッジの方が参加される大会とのことで、プレイヤーとして環境にアンテナを張っている選手と、普段対戦をしていない選手の混合度が普段より高いと捉え、カジュアルデッキの初見ビハインドをオルタージェネシスのルール変更で踏み潰すことができる三神ザシアンは安定かなと思い選択しました。

●ジャッジステーションカップ 戦績

4人グループ7組に分かれて総当り予選、
代表が決勝トーナメントというルール。
[予選]○○○
[本戦]○×
ということでベスト4という結果でした。
予選はピカゼク、失念、子ズガ。
本戦は三神ザシアン、マルヤクデ。
基本的にはカードパワーでゴリ推した感じです。
ミミッキュはピカゼク戦、ミラーで活躍してくれましたが、肝心のマルヤクデ戦でミロカロスがデッキ内にいるもクイック抱え込んで逃亡を繰り返していたため、勝利に至ることができませんでした。
方針変更してマルヤクデを無視してデデンネとゼラオラを倒すプランもあったのですが、グレートキャッチャーを初期にマリィでボトムに埋めてしまったのでそれも取れず。
予選グループにミュウミュウ使いがいたので、対策のツールスクラッパー&げんきのハチマキを入れたのですが、使用デッキが違っていたためこのハチマキが全試合を通して空振っていたという虚しさ。対人メタはほどほどに。

練習時のワタシラガは大活躍の雰囲気を当たり一面に撒き散らしていたのですが、本番では初手に来るわ山奥に眠るわサイドに眠るわで大変な子でした。でも理屈上ボスを5回使えるので、サイドを10枚は取れると考えると構築上はやはり正解かなと。

構築にやや無駄が生じてしまったことから後悔は残りますが、それぞれの大会を通じて新しい方との交流やオンラインポケモンカードの空気感を掴めたことは、対戦以上に得ることができました。
特に戦道の方は参加者の方が対戦もトークも皆丁寧でとても素敵でした。
ありがとうございました!

■オンラインポケカ時代、到来。

というところでオンラインポケカ時代もいよいよ本格的に突入という形で、今の状況について色々話したいなあ、と思いました。
僕だけが一人で壁にブツブツ言ってても面白くないので、配信番組としてやることにしました。

しゃべりば

5/8(金)22時から放送予定なのですが、今回は「イベント×オンライン環境」について、いろんな角度で話ができればと思いますので、もしお時間空いていたら遊びにきてください。コメントとか取り上げたりする予定です。
今回は
あすからんぶれーさん(@Asuka_Ranburey)
Likeyさん(@likey3156)
ハムPさん(@HamP_UMA)
のお三方にご参加いただく予定となります。

今回はオーガナイザー目線の話となりますが、うまくできるようであれば今後いろんなテーマで色々な方をお話できればと思いますので、ぜひそっと聴きにきて盛り上がってる感出していただけると幸いです。
配信URL等は僕のTwitter(@changpcg)にて告知予定ですので、よければ見てあげてください。


オンラインの企画もほかに大小いくつか進めていますし、停止してしまったオフラインの企画も着々と調整しているので、おっかなびっくり今後も進んでいこうと思います。
よろしくお願いします。

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