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008 宝島社企業広告(企画)【#デザイン自学自習】

今日の朝刊に掲載された、宝島社の企業広告。

今年の1/6-7に掲載された「言われなくてもやってます」の続編のよう。


新型コロナウイルスの蔓延から、すでに一年以上。
しかし、いまだに出口は見えません。
マスク、手洗い、三密を避けるなど、市民の努力にも限界があります。
自粛が続き、経済は大きな打撃を受け続けています。
厳しい孤独と直面する人も増える一方です。
そして、医療の現場は、危険と隣り合わせの状態が続いています。
真面目に対応している一人ひとりが、
先の見えない不安で押しつぶされそうになり、疲弊するばかりです。
今の日本の状況は、
太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍訓練を強いられた、
非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないでしょうか。
コロナウイルスに対抗するには、科学の力(ワクチンや治療薬)が必要です。
そんな怒りの声をあげるべき時が、来ているのではないでしょうか。
ー宝島社公式サイトより引用ー


ネット見てからどーしても実物が見たくって、久しぶりに新聞を買った。

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30段ってこんなに大きかったんだなぁと、改めてまじまじと見てしまった。


新聞のド真ん中の特等席で、このはっきりとした意思表示。
炎上への配慮に慣れた自分には、とても新鮮に映った。

クライアントとクリエイティブチームが、考えに考えて、今これを宝島社が言うべきだとなって、コピーが仕上がって、それをデザイナーがうけとってデザインして、、、その一連の流れ全てに意思と覚悟があるんだよね、本当にすごい。

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キャッチコピー、〈秀英にじみ明朝〉〈Oradano明朝〉あたりで似た雰囲気が出せそう。(どうやらどちらでもないようだけど、、、。)


そして朝刊の一面がこれだった。まさに風刺。

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