大人の言葉

なんか、子どもの頃は分からんかった、
大人が言ってた言葉の意味がわかった気がしてきました。


例えば歌手なら、
「ずっと自分の想いを表現してきただけで、
それが世の中に評価され始めて。


だから、


もっと高い場所で、もっとすごい賞を取って、
もっとお金を稼いで。



それが応援してくれたみんな、大好きな家族への恩返しになると思って走り続けて。




でも、ふと振り返ると、



自分の気持ちに嘘ついて、自分の気持ちとは違う歌歌ってて。


より評価される、より多くの、みんなに認められる歌を作り始めてて。」




多分これに気づいた時に、
二つに道が分かれるんやろうな。




そのままみんなに評価される為だけに道を突き進める人と、





出発地点にいた、本物の自分まで戻って、
もう一度本物の自分を表現し始める人。


まあ、
そもそも誰かに誘導されてるってことに気付かずに歌い続ける人もおるか。


でもとりあえずそれはカウントしないとして。

というか、そういう感性の人は辿り着けないとして。






どの道を進むかは、
どっちが正しいかとか分からんけど、
きっと、



多くの人は後者を選ばせてもらえずに、

周りの評価と自分の想いのギャップに苦しめられて、辞めていくんやろうな。







多くの地位や名声を手に入れて、
お金で親を喜ばせる事も親孝行。






自分の本気の想いで戦って、
地位も名声も収入も無くても、
たまにご飯奢ってあげることも、
きっと親孝行。





だから、どこまで行っても結局は自分次第で、

自分の考えを殺せる人の方が、
世間で言う成功は収めやすい気がする。





社会のしがらみとか、大事にしたいものとか、
そういう色んなものに囲まれながら、



自分が何を見出せるか。



何に価値を置くか。


どういう自分でいたいか。




あの歌手も、あの俳優も、あの先生も、
きっとみんな、こういう壁にぶち当たってたんやろうな。



そういう事がわかってきたから、




だから選手がどんな選択をしても、
応援できるようになってきたのかも。




昔は選手が辞めるって言ったら全力で引き留めてたもんな笑





なんか、
今やっとスタートラインに立てた気がしてます。



大人の汚い所とか、

色んなものが見えて、

それでも大事なものがあって、

でも、諦めないといけない現実も分かってきて、

全部を大事になんて出来なくて。



その中で自分が何を選んで何を突き詰めていくのか。


そして、選択できる場所にいる自分で良かったと改めて思う。



ワクワクしかせんな。


またがんばりまっす。

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