見出し画像

出張月間④「大阪」1日目絶望の時間

今月4回目の出張。さすがに「よしっ」て気持ちよりは「またか…」という気持ちが勝りつつある。行く前から自宅の布団でぐっすり寝たい。

今月2回目の大阪、今回は4日間。前回の長野→大阪はそれなりに忙しかったため仕事か飯かで時間が過ぎて行ったが、今回は自分の時間を使って内省の機械を持ってみようと思う。

前回の出張の帰りの新幹線で色々考えを巡らせる時間あった。こういう事は定期的に訪れ、何か人生に変化がある、あるいは起こす予兆なのだと経験的にそう感じている。そんな時はひたすら自分と向き合うき尽きる。何かと向き合うのが人生であり、人生とは何かと向き合う事なのだ。

先日とあるきっかけがあって目にした本。気になってすぐに購入。出張の時は必ず本を1冊持っていくのだけれど、今回はこれ。カフカという人間の笑ってしまうほどネガティブな思考がしっくりくる。例えば一番最初に紹介されるこの1節。

将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。将来に向かってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。

- フェリーツェへの手紙

うん、いい。もう何をしても救いようのないカフカの存在が目の前に浮かび上がるくらいネガティヴがありあまっている。自己肯定感というワードがよく出回るこの世の中、自分も基本的には人生経験を全て前向きな糧として生きてきた。けど、そのポジティブさというのは、潜在的に自分の奥底にあるネガティヴさとバランスを取るためのものだったのではないかと、この本を読み始めてそう考えるようになった。

ここ最近の仕事と人生は好転しているとは思わないし、長い目で見たら1年くらい絶望の片鱗を感じないこともない気がする。という訳で、しばらくはカフカ先生に自分の奥底にあるネガティヴの正体を浮き彫りにして欲しい。

昼ごはん。新幹線駅構内の大阪のれんめぐりにて。きつねうどんと親子丼、¥1,500。高いなぁ…円安、原材料高騰、物価高、この影響を間に受けているのが食品業界だと感じた。

午後は仕事。外出先で仕事をこなし、一旦本社に戻って仕事を片付けて終了。

仕事後は大阪の同期と飲み。久しぶりに会う人、初めてお酒を飲み交わす人、皆の境遇やたわいもない話ができて良かった。

今日はこんなところでおしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?