見出し画像

【2023年12月】蟹座満月の星よみ:「心をオープンにして、エモーショナルな年末年始を」

割引あり

こんにちは!

あっという間にクリスマスが終わり、今年も残り1週間となりました。年の瀬に向けてやることに追われている方も多いと思います。

巷では、いろんな感染症が猛威を奮っていますから、きちんと年越しできるように体調管理しっかりしていきましょう!


「蟹座満月」のチャートリーディング


今回の満月図はこちらです。早速アセンダントから読んでいきます。

また、最後には次の新月までの2週間の過ごし方のヒントや、開運ポイントも最後に書いていきます。(メンバーシップのメンバーさんは全記事が最後まで読み放題です。初月無料ですのでお気軽にお試しください!)

おすすめの開運美容やアクションなど、私にしか書けないことも書いてますので、どうぞぜひ最後まで読んでみてくださいね!


チャート全体とアセンダント

【アセンダント】水瓶座20度:「大きな白い鳩、メッセージの担い手」

今回のアセンダントは水瓶座20度ということで、水瓶座のエネルギーが最も高まっている度数。風のエレメントでありながら、固定宮でもある水瓶座は”どっしり”と構えることのできる星座です。

水瓶座というと、とても視座が高くて物事を俯瞰して見ることが得意なサインですが、それは水瓶座の1度〜15度の成長過程において手に入れてきたものなのですね。


水瓶座の色が強い方を見ていると、自分自身をしっかり持っていて周囲に迎合しません。水瓶座というサインが「オリジナリティがある」「独特な」などと表現される所以はここからきているんだと思います。

そして、第4領域ではこれまでの学びや手に入れてきた視座の高さを解放しながら、さらなる世界へと足を進めます。


白い鳩は幸せのシンボルとしても知られていますね。この鳩はメッセージの担い手として、良い知らせをもたらしてくれます。

実は、私もちょうど一年前くらいに「真っ白な鳩」を見たことがあります。

最初その日の晩、夢の中に真っ白な鳩が登場しました。その時は「夢かぁ…」と肩を落としたのですが、その日の午前中に外出していた時のこと。

地元の大きな川の上に掛かる橋を歩いていた時、ふと空を見上げたらなんと背の高い街灯の上に真っ白な美しい鳩を見つけたんですね。すぐに飛んでいくこともなく、じっと動かずに美しい姿勢で街灯に鎮座していました。


たかが”偶然の話”ではあるのですが、このサビアンを見て思うことがあります。それは「自分の心を開くこと」

例えば、この時に寝坊をして急いで向かっていたとしたら。”ふと上を向く”なんて余裕はなかったと思います。真っ白な鳩を見て”小さな幸せ”を感じるゆとりもなかったでしょう。

この時の私は悩むこともありながらも、自分の内側と根気強く向き合っていました。「ある」に目を向ける練習をしたり、善悪のジャッジを手放す練習を一つ一つしていた頃でした。その中で少しずつ”心を開くゆとり”を手に入れていった気がします。この真っ白な鳩との出会いをきっかけに、気づけば大半の悩みは無くなった気がします。


幸せ、というのは「受け取る準備」ができていないとやってこないものだったりします。なぜなら幸せとは”感じる”ものだからです。どれだけ願っていても、”感じ取る”余裕と能力がなければ”幸せ”はそもそも認識できないのです。


では、その”幸せ”を受け取るために必要なこととはなんでしょうか?それこそが「心を開く」ことなのです

「心を開く」とは、周囲に対して”適切に”自己表現ができている状態を表しますが、この”適切に”が肝で「力を抜いてリラックスした状態」であることが望ましいんですよね。

外に向かって自分自身の内側をオープンにするのは容易なことではありません。

特に現代日本では、自身の価値観の大半が「外側からの情報」で占められている方がほとんど。自分自身の本音に忠実になろうとしても、いつだって気になるのは「他人からのフィードバック」そんな人が多いんですね。


自分の内側と向き合う時間すら取れずに、外側の軸で幸せを渇望していたら色んなものを見落としてしまうのは言うまでもありません。

実は、こういう人たちは各々が自分にとっての「(本来は不要なはずの)大切なもの」を握りしめてしまっているのですね。それは、競争心かもしれません。嫉妬かもしれません。執着かもしれません。

この状態では、周囲に対して「オープン」な態度でいるのは難しいでしょう。どちらかというと”戦闘態勢”です。ぎゅっと力が入っていて、緊張状態の様です。これでは、息苦しいですから安心して日々を過ごすこともできません。

ですが、この水瓶座20度の度数ではこの”戦闘態勢”に終止符を打つのです。

「私(僕)は、今まで何と、誰と、戦っていたのだろうか?」
「私(僕)は、何を怖がって、何に怯えていたのだろうか?」

こうして、今までの内側の負の感情に気がつき手放しをするのです。肩の力を抜いて「あるがまま」を受け入れていく。すると幸せの白い鳩に、周囲からもたらされる幸せへのメッセージに、気づくことが出来ていきます。

肩の力を抜いて自分自身や大切な人と繋がり、望むものを手に入れていく。

それが今回の満月のアセンダントが教えてくれるテーマなのです。


満月のサビアンシンボル

【太陽】山羊座5度:「カヌーを漕ぎ戦争の踊りを踊っているインディアン」

【月】蟹座5度:「列車に破壊された自動車」

今回はそれぞれ蟹座と山羊座の軸で起こる初期度数の満月です。今回のサビアンの共通点はどちらにも「集団」というテーマが隠されています。


まずは、山羊座5度のサビアンシンボル「カヌーを漕ぎ戦争の踊りを踊っているインディアン」では初期度数の最後として山羊座本来の土台固めをしていきます。

前の4度では「カヌーに乗り込む一団」というサビアンシンボルが当てられていました。この度数では、カヌーに乗り込んで航海に出る準備をしていたんですね。その段階を経て、5度では実際に航海に出ます。


きっと、航海に出るメンバーはバラエティに富んだメンバーであることでしょう。アニメ「ONE PIECE」でも愉快な仲間たちはとてもバラエティ豊かな面々です。

熱い心を持った主人公に、やり手の三刀流剣士。天候を読むことができる天才少女に、鼻が効く元トナカイ。

みんな異なるバックグラウンドや歴史を持つ面々が、一つの船に一堂に会し、冒険を通して海賊王を目指していきます。


それと同じように、このサビアンシンボルのカヌーにも様々なタイプのメンバーが乗り込んできました。中にはとても優秀なメンバーもいれば、隙あらばサボろうとするメンバーもいるでしょう。

自己主張が激しい人、協調性のない人、口をひらけば愚痴ばかりの人……このような人がたくさんいるチームは、目標達成ができないどころかチーム内の人間関係に亀裂が入ります。

実は、「集団」が崩壊するときというのはいつも”内部分裂”から始まるのです。

だからこの山羊座5度という度数では”自我を抑えて、協調性を持って与えられた役割をこなす”ことを理解し進んでいくことが求められているのです。このサビアンシンボルに登場するインディアンたちも、全員が同じゴールを目指してオールを漕ぎ始めるのです。


そして、月は蟹座5度で「列車に破壊された自動車」というサビアンシンボルです。一見怖そうな雰囲気を感じますが、このサビアンはとても意味深いものです。

自動車と列車が衝突したら、当然、物理的に大きな列車側が小さな自動車側を破壊することになりますよね。誰が見ても"力関係"がわかるはずです。

蟹座というのは4番目の星座で、はじめて"自分自身"以外が出てくる星座でもあります。ここまで自我の目覚めから、知的好奇心まで「わたし」の土台となるような段階を築いてきました。

しかし、ここからは「自分以外の誰か」との"共存"を目指していきます。その中で、一番最初に自分自身との関わり合いを学ぶのは「家族」です。


この列車と自動車の衝突は”意見のぶつかり合い”を表しているんです。大勢の乗った列車の「多数派」の意見と、数人が乗った自動車の「少数派」の意見がぶつかったら、当たり前に多数派の意見が通ることになります。

列車はルールを守ってレールの上を走っていたわけです。ですがそこに自動車はルールを守らず突っ込んでいくから大破します。

小さい子供が最初にぶつかるのは両親です。ムキになって衝突を試みるも、結局は両親に論破されたり、言いくるめられて自分が痛手を負います。こうして、学んでいくのですね。

ぶつかることは決して悪いことではありません。ぶつかることで自我をコントロールしていくことを覚えるのです。

ですが、これは自分一人だけではそれはできません。”ぶつかりに行ける対象”があるから、人は学び成長していけるのですね。


この年末年始、家族で過ごしたり行動をともにする時間が長くなります。家族旅行やお出かけに行く方も多いでしょう。その時に「あそこに行きたい!」「あれが食べたい!」と意見がたくさん飛び交い、時には衝突もすることになります。

家族で行動するなら、みんなで相談して決めて動くことになります。もし自分が他の家族と別の意見を持っていたとしたら、別行動するか自分の意見を折るしかありません。

昨今はSNSの普及とともに「一部の小さい声」がなぜか大きく聞こえるような事態が起きています。ですが本来の民主主義とは「多数決の原理」であるはずです。

多様性が叫ばれて、一部のマイノリティの声がなぜか大きな声に聞こえてくることで、実はもう今の日本は統制が取れない状態なのかもしれません。それでは山羊座5度の部分で説明したように”内部分裂”が待っているのです。

社会の中の一番小さな組織・集団は「家庭」です。今回の満月はまさに、この「家庭」それぞれから民主主義的な”集団”との関わり方を見直すことが求められているのかもしれません。


ここから先は

3,457字

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

今後も執筆に勤しんで参ります。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!