車なしでも冬キャンプは楽しめる!
車なしだけど、最高の冬キャンプをしてきました。
もうね、はなから諦めていましたよ。持ち物に制限のある車なしキャンパーに冬キャンプは無理だって。
ところが、色々と工夫することで、冬でも車なしキャンプを楽しめることを実証してきました!
これから、その工夫を皆さんとシェアしていきたいと思います。
冬キャンプの良いところは、①温かい料理が美味い。②人が少ないので予約を取りやすい、落ち着ける。③蚊などの害虫がいない。などなど。メリットがたくさん。
冬キャンプの大敵は言うまでもなく寒さ。だけど、防寒グッズはかさばる。よって車が必要。という方程式になる。この方程式を工夫によって乗り越えられた!というのがこのnoteです。
工夫①
冬用の寝袋を用意する。
私はマイナス6℃まで対応できるというものを買いました。たしか6万5000円くらいしました。大きな出費となりましたが、防寒は命にも関わりますし、ここは冬キャンを楽しむための必要経費と割り切りました。
工夫②
靴下2枚重ね。
1枚目は普通の靴下で、2枚目は専門店で2500円くらいする厚手の物を買いました。靴下一足にこんな大金を投じたのは人生初ですが、冬の就寝時はとにかく末端冷え症のケアが重要です。体が温かくても、爪先が冷えていると眠れません。
工夫③
耐熱ボトルを湯たんぽがわりにする。
これがあるとなしでは防寒具合が段違い。100℃まで耐えられるボトルがおすすめ。サイズは1リットル。1.5リットルだとかさばるし、500mlだと冷めやすい。これで足先の冷えとはオサラバです。
工夫④
エアマットは必須。
床冷えから守ってくれます。
工夫⑤
焚き火では暖まらないことを知っておく。冬キャンでは焚き火で暖を取るイメージがあるかと思いますが、まったく身体は暖まりません。せいぜい手のひらを温める程度です。焚き火に期待するのは危険です。
工夫⑥
身体が温まる食事をする。鍋とか、辛い物とか、生姜とか、根菜とか、とにかく、身体を温める食材を取り入れましょう。
工夫⑦
天気予報を要チェック。車なしの軽装備で冬キャン。そこでの雨降りは「命取り」です。テント設営や撤収をしている間に凍えてしまいます。天気予報で降水確率20%を超えたら、予約日を変更しましょう。雨はマジできついです。
工夫⑧
天気予報をチェックし、風速3メートル以上の日は予約を見送りましょう。風速1メートルにつき体感温度は1℃下がると言われています。場合によってはもっと下がります。ある意味風の日は雨の日よりきついです。諦めて他の日にしましょう。
工夫⑨
これが最大の工夫です。
寒さがマシな地域を選ぶ。冬キャンプというと尋常ではない寒さを想像するけれど、よーく探せば比較的寒さが穏やかなエリアは結構ある。それはどこか。ズバリ首都圏なら千葉と伊豆。ここが最強です。このエリアは極寒期の1月2月であっても、最低気温が5〜10℃以上の日も珍しくない。天気予報で調べて風も穏やかな日を選ぶと良い。天気予報は直近にならなければ当てにならないかもしれないが、冬キャンは直近でも予約できる施設が多いのである。
これら①〜⑨の工夫を駆使すれば、薪ストーブを積む車が無くても、冬キャンプを楽しめるはずです。
番外
ちなみに今回お邪魔したReCAMP勝浦という施設には、温泉があった。朝までぐっすり眠れたのは温泉で温まることができたからという可能性もある。温泉なしの冬キャンプも今後経験してみて、これらの工夫だけで楽しめるか、実証していきたい。