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夏の終りの「春に」 #5

以前友人に「待って、ちゃんまう、目元隠したらめっちゃガッキー(新垣結衣)に似てない?!」

…大体の人が目元隠したら誰か似や。
ちゃんまうです。
一週間に一回はnote更新するって自分に決めてたのに、早速サボってました。坊主にします。(嘘です)
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今日、自分の中でよくわからないけど、ものすごく良い感情がうまれました。

本当に当たり前の話なんだけど、今の会社で働く前に勤めていた会社がありました。
それまでの私といえばフットサルばっかりやってて、まともに社会人として働いたことなんてなくて。
祖母の死を受けて、「大切な人とたくさんの時間を共有する人生を送る」という自分なりの目標を置いて「働く」ということを初めてした。

自分なりに本気で向き合った会社だったし、会社と仕事が大好きでした。
終電逃して3時まで仕事してても楽しかったし、何もない自分が何かを残せるように必死だったし、やりがいしかなかった。

でも辞め方は自分でも良くないと思えるような感情的なものでした。

辞めるときに引き止めてもらったけど、感情的になっていたので、
正直鬱陶しい、顔も見たくない。と思ってて逃げるように辞めた。

辞めた今でもメンバーは顔を合わせているけど、会いたくない人もいました。理由は



気まずかったから。



ただそれだけ。

辞めて3年が経って感情が落ち着いていたこともあったけど、今日あるイベントで顔を合わせる機会があり、気まずいと思ったけど、当時の人事部長だった女性の名前を勇気を出して呼んでみた。


「おぬきちゃん!」


と笑顔をみせて駆け寄ってくれた。
その後も「探してたよ!」と声をかけてくれて、周りの人に私を紹介するときに
「彼女とは一緒に闘ってきた!」と言ってくれた事にひどく感動した。


彼女にとってはただ辞める社員なだけかもしれないし、
会社の新陳代謝の一部だったかもしれない。
本当の所は彼女にしかわからない。
でも本当のところなんてわからなくてもいい。わたしはすごく嬉しかった。
こっちのわだかまりなんてふっ飛ばすくらい、ほしい言葉や態度を表現出来る人。なんて人だ。すごい。


わだかまりを感じる。と思っているのは実は自分だけで、周りの人はそこまで自分のこと考えていないとは思う。
わかっているけど、自分の感情を人にかぶせていた。

やっぱり顔を合わせ、笑顔をむけることが出来るって強いし、人に安心感を与えるんだなってことを彼女から学ぶことが出来た。

今度から素直に甘えることが出来る気がしたし、あ〜こんな大人の女性になりたいな。
って心がほどけたから、そんな気持ちを抱いた今日のことを残しておく。


この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地から足の裏を伝わって
この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
ぼくの腹へ胸へそしてのどへ
声にならない叫びとなってこみ上げる
この気持ちは何だろう


な〜んだろうな〜まじで。
うまくいえない。

けど、ジメジメ鬱陶しい夏の終わりに、気持ちが少し晴れた気がする。

もうすぐ夏が終わる。


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