教室から一年、新コンセプト誕生
昨年(2023年)の8月20日に自問自答ファッション教室を受講しました!!
その時に生まれたコンセプトは
でした。なんと1年たってコンセプト初公開。
というのも、この元祖コンセプト(?)はちょっと高尚すぎて落ち着かなかったのです……!!
もちろん心のすみっこに置いて自問自答に励んではいたのですが、
ライフスタイルブロガーなんてそんなそんな……わたくしなどただのインターネット日記つぶやきマンですので……オホホ……と思いながら、しっくりくる表現を1年間探し続けていました。
っていうか教室から一年たっちゃったので、現段階で1回まとめてみようとおもいます。
新コンセプトに至るまでにいくつか考えていたこと!
自分の「動詞」
2023年9月のあきやさんの日記で「自分が飼っている動詞ってなんだろう?」というのが1大トピックスになりましたね。
そのときの私は一旦「生活する」を挙げたあと、「転がる」を選んでいました。
これはここから約1年たった今もけっこうしっくりきていて、愉快な感じと怠惰な感じがいいなあと思っています。
速い感じも遅い感じもするし。
コンセプト候補「魔女」
今年2月ごろ、コンセプト候補に「魔女」が急浮上。毎日ロウソクつけたりして愉快にやっていましたが、これは一過性のブームだったようです。
「何してるかよくわからないけど、楽しくなんかいい感じの生活をしていたい」という、私の中にずっとある願望にちょっとしたスピリチュアル(?)を加えて「魔女」になってたみたいです。
「楽しそう」でいたい
一昨年くらいからのモットーのひとつに「踊っといたほうが得」というのがあります。
10代半ばの私は流行りものというものが嫌いで、斜に構えた嫌なガキで、流行に踊らされている人々をやや見下していました。ごめん。
でもあるとき、そういう流行の積み重ねが歴史を作っていることに気が付いた。人のつくる歴史の流れの一つなら仕方あるまい。
せっかく私が今まで知りようもないところにあったものが流行りにのって流れてきてくれて、かつ流行っているということは選択肢が一時的に爆増しているということ。
その恩恵は受けておいた方が得では?という気持ちが湧き、それからは積極的に踊っておくようにしています。フワフワのかき氷に並んでみたりね。
旧コンセプトの「ブロガー」
教室で「なりたい職業」を聞かれて、「ぜんぜん働きたくない」「インターネット上のいい感じの人になりたい」と答えました。
それでたぶん、あきやさんは「インスタグラマー」を提案してくれたような……インフルエンサーだったかな……
私は更新が途絶えて久しい自分のInstagramを思い浮かべ、それよりは、ということで自ら「ブロガー」に変えた。
はてなブログを読むのが大好きだし、月イチの日記更新と年イチのベストバイはすでに書いていたから。
私にとって、書く理由
忘れたくないから。思いだせなくなることを恐れていると言ってもいい。
お気に入りのお茶碗の、割れる前のすがただったり。
旧居にあった生活だったり。
300円のガチャをやったことだったり。
もちろん、なにをどうしても忘れないくらい、すごくつよい思い出だけあればいいような気もするけど。
それほどでもない、暮らしの中に無限にある些細な「あーこれ好きだな」と思ったことを、忘れてしまいたくない。忘れてしまったときに、思いだせるとっかかりを作っておきたい。
ささやかな幸せの積み重ねを記録して、将来悲しいことがあったときのための保険にしている。自分がうっかり死なないように。嬉しかったことを思いだせるように。
だから、私が書くことは100%自分のためで、「ライフスタイルブロガー」のように人に影響を与えるために書くんじゃない。(そうじゃない人もいるかもだけど、私はそのような印象を持つ)
ていうか別にブログじゃなくてもいい
今ブログを書いているのは、私がたくさんの先人の素敵なブログを読んで、ブログという形態に恩を感じているからかも……。
”ブログ”という広大な畑のはしっこで、花は咲かずとも肥しの足しにはなるだろう、みたいな気持ちで書いている。
そう思って振り返れば、小説に恩を感じていたころは小説を書いていたなあとちょっと笑った。
ノート、手帳にはじまり、Yahoo!ブログ、アメーバブログ、Alfoo、魔法のiランド、Twitter、pixiv、Notion、しずかなインターネット……思い返せばあらゆる場所でアレコレを書いてきた。
ビーチコーミングみたいに
ビーチコーミングが好きだ。砂浜を見かけたら、絶対にシーグラスを探す。
土地によっては陶磁器の擦れたのが多かったりして楽しい。シー陶器というらしい。
私はあんまり好みではないけど、貝殻を探す人もいるし、流木を探す人もいる。
持ち帰らずとも、写真を撮るだけでもビーチコーミングというらしい。
ビーチコーミングみたいに日々の生活を、探して、拾って、集めて、写真を撮って、記録して、飾って、役目を終えたら処分する。
きれいな石を見つけた時みたいに、愉快な生活の一部をみんなにみせたりする。
ビーチコーミングで拾い集める漂流物はきれいだけど、そういう価値を見出されなければゴミ(であることが多い)ってところもいい。
私が探してた「生活」と「記録」を併せ持つコンセプトって、これかもしれない。
コーミングって何よ
ビーチコーミングの「コーミング」はcombing、動詞のcombの意味は「(髪を)くしけずる」「くまなく探す」らしい。
「作る」よりも「見つける」をしたい気分だし、櫛でとかすってなんか整いそうな感じもしていいじゃん。
生活をコーミングする、新コンセプトワンフレーズ決定です。
だとしても服は決まらんわけよ。
これだけ書いてまだワンフレーズかい。「ビーチコーミング」というワードにたどり着いたのはメモを見返すと7/22の事らしいです(今は8/20)
新コンセプトを「生活コーマー」にしたっていいけど、もうちょっと盛りたい気がする。
自己否定ではないコンセプト
長いこと「良いやつになりたいな~」と思っていた気がする。
今となっては思いだせないことばかりだけど、無数の試行錯誤の繰り返しでぼんやりと「良いやつになりたい」をやってきた。
「デカい声であいさつをする」「人に親切にする」「共感ってやつをやってみる」「風邪を引いた人を心配する」「やたら語尾に……をつけると元気がなさそうだからやめてみる」とか……(健常者エミュレータ?)
こういうぼんやりとした方向性に、具体的な形をつけるのもコンセプトかもしれない。どういう自分のままでいたいか、どういう自分をより磨きたいか。
わたしがわたしのままなれる、最上級のわたし。
実のところ私はかなりいいやつではある
誰かにとって好ましいとか好ましくないとかではないけど、まあまあいいやつだと思うよ私は!!!???!?!?!
お世辞は苦手だけど、本当に良いと思ったときは心から伝えるし
わたしの目から見て社会には迎合できないところがたくさんあり、それを口にすると「ひねくれている」といわれることもあるけど、私自身はけっこうポジティブだし明るいし朝ごはんもちゃんと食べるし
体調が普通であればご老人に席を譲るし、医者になって人を救えはしないけど献血に行くし、クラウドファンディングに大金はだせないけどたまには博物館に足を運ぶよ
じゃあ次はどうなりたいの?
立派な大人になりたいな~って感じ。年齢的には立派な大人だけどさ……ほら、少年少女の心をコンセプトに据えるひとだってたぶんいるじゃん。
そういうかんじで、当たり前のことを当たり前にできる大人になりたい。
それなりに人に親切にしたり、納税したり、お役所の手続きとかちゃんとわかる大人になりたい。
災害に備えて防災グッズを準備したり、季節の初めに服を用意したり、クリーニングに出したり。シーツ類をきちんとした頻度で洗濯したり、ゴミを分別して出したり。季節の花を飾ったり果物を食べたり。
でも別に丁寧なくらしってわけではなくて、ピザ食べるしコーラ飲むしビールも飲むし鳥貴族もマックも行くし、スマホ眺めて朝になったり夕方まで寝たりもする。
そういうのって美しさだし、豊かさだと思うので。
あきやさんは講演会で「ちゃんとしたい」って骨に刻む人いないでしょ?と言っていたけど、私は刻んでもいいかもと思っています。
でも昼まで寝てるのは「ちゃんとして」ないかも~~~
あと「部屋」ね 「素敵な部屋」に住む
詳細は省きますが、いい感じの部屋に住みたいぜという努力中です。
部屋が好きなのは自分にとって当然すぎるので特に書くことがない。
ウィリアムモリスは『役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない』と言ったそうですが、このままだと私が家から消されますのでね。
そうならないように、自分自身を整え律しつつ、美しいと思うインテリアを集めつつ、生活の愛おしさを記録して生きていきたいなあと思います。
新コンセプト誕生
そして諸々の語感をととのえ、新コンセプトは
とします。
「ちゃんとした大人になりたーい!」というのはコーミングに含めることにしました。くしけずり整えるってことでひとつ。
最終的に「~する人」は雑過ぎる気もするけどね!!私は只人でいたいのでいったんこれ。職業にしない。働きたくないし他人に影響を与えたくないから!!
やることが明瞭で、なのにやっちゃいけないことがひとつもなくて、かつあんまり適当な服を着るわけにもいけない(部屋から消されるから)のでファッション面も良いのでは!「美しいと思うものを着る」以外なんにも決まってないけど!!!
コンセプト作りはゴールではなく「始まり」らしいので、コツコツやってくぞ~~!
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