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引越しして、持っていたけど仕舞うしかなくてずっと読めなかった漫画を久しぶりに読んだ。

銃夢。無印。
元々は父が持っていた漫画だ。初めて読んだのは小中学生くらい。10代前後にあの内容は今考えるとヤバい。ちなみに同じころにFSSも父が持っていて読んでた。こちらも頭おかしい。

内蔵とか脳とか、簡単に人が死ぬ描写とか沢山ある。私はその前から、生きる意味について考えるような子どもだったから、尚更ガリィの生きようとする姿が強烈だった。

銃夢は、とにかくガリィの強さに憧れて、人生の節目節目で何度も読み返していた。けど、読む度に違った感情が湧いてくる。今回は特にガリィの内面の移り変わりがよく理解出来た気がする。生まれて、成長して、恋をして、絶望して、師を得て、復讐と裏切りを知り、全部受け入れ、闘いに明け暮れ、平穏を知り、自分の為すべきことを為す。
ただ、毎回やっぱり私に刺さってくるのは、自分とは?人間とは?みたいな部分。
自分は何で生きてるんだろう?と毎日小学校の行き帰りで考えていた。銃夢にはいつもその答えがある気がするのだ。
死んだ人間はひとりもいない、と言うガリィの言葉。多分あのあたりに。

次に読む時は多分、ノヴァの心情を理解出来るようになる気がする。
彼もまた、自分の生きる意味を求めたからああなってしまったのだし。

続き読みたいな。
ラストオーダーは手放してしまっていて、火星戦記読んでるけど記憶が曖昧なんだな。買い戻すか……


人って簡単に死ぬんだ。だから自分が生きてる意味が余計くっきりしてくる。

巻末で先生が言っている。
自分を保つ為に戦えと。多分今やっぱりそういう時代なんだと思う。
宗教も情報も化学ですら怪しい時代だ。

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