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指導の終点

部活動なのでは特に人に指導やアドバイスをする機会、される機会がある。実は指導者に回る場合、指導の終点をどこに設定するかでその指導が与える影響は大きく変化する。

①準備→②提示→③実行→④評価

結論から言えば、指導において最も大切なのは④評価である。この項目が欠如すること、それは即ち『教えっぱなし』である。

当然の話だが、人に何かを教える際には自分自身がその内容に関してしっかりと理解している必要がある。知らない部分を残したまま指導にあたれば、それは準備不足である。そして、適切な準備を施したコンテンツを受け手に対して提示する。ここまで進めば、あとは実行するだけである。しかし、実のところ指導はここでターニングポイント(最も大事な局面)を迎えることとなる。

実行に寄り添うこと

実行のステップに寄り添えているか。準備したコンテンツを受け手に提示してその場を去っていないだろうか。指導において最も大切なのは、それができているか否かを判定すること。そして、出来るようになるまで見守ることである。

受け手に回って考えればこのことは容易に理解できる。教わったことを実行した時、そこに指導者がいない。これは、意図せずとも長い時間と労力をかけて受け手に不安を与えてしまうのだ。

できていればしっかりと評価する。できていなければ、それができるように角度を変えてまた提示をする。その為には、指導の終点を④評価に設定する必要がある。受け手にとって、次の一歩となる指導を自分自身には求めたいと思う。

こんな偉そうなことを言っているが、自転車のタイヤでうんこを踏んづけた。

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