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長谷川ちゃみの本棚

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本が好き。本や読書にまつわる話題を集めました。
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#三浦しをん

新しい読書仲間に自己紹介代わりに薦めた本「『罪と罰』を読まない」

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 私は本が好きです。 先日、新しい読書仲間ができました。 同じ会社の方なのですが、今まで仕事での接点がなく、挨拶しかしたことがない方です。 ひょんなことから読書好きということを知り、私が「私も本が好きです。お友達になってください」とストレートに言ったら、後日お薦めの本をメールしてくれました。 そこで、私が自己紹介代わりに返信したお薦めの本がこちら。 『罪と罰』を読まない どうしてこの本を紹介したかというと、この本を読んで、

2時間も本屋に滞在したのに結局一冊も買わなかった日

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 先日、珍しく平日に会社が休みでした。子どもを保育園に送り届けた後のなんとも言えない開放感!靴を買うためにショッピングモールへ行くと、エスカレーターを上がった直ぐ目の前に本屋が。自然と体が吸い込まれて、2時間も滞在した挙句、「あ!靴を買うお金がなくなっちゃう」と、結局一冊も買わずに本屋を後にしました。 この日、特にに気になった本を5冊ご紹介します。 稲垣栄洋著 植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし とにかくタイトルが気

帯がないから図書館で本を選ぶのは楽しい

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 本屋さんも好きで、半日くらいは余裕でうろうろできます。でも、図書館で本を選ぶときは、本屋さんとはまた違った楽しさがあり、図書館も好きです。 図書館で本を選ぶとき、本に帯が付いていないところがいいなと思います。 「〇〇大賞ノミネート」とか、「〇〇氏絶賛!」とか、「全米が泣いた」(⇐ちょっと古いですかね、昔は映画の宣伝でよく聞きました)みたいな情報が本に付帯していないんですよね、図書館では。 ベストセラーもそうでないのも同じように

読まずに読書会?!「『罪と罰』を読まない」で読書はもっと楽しくなる

私が声を出して笑った大好きな本のタイトルは、「『罪と罰』を読まない」(文春文庫)。 あなたはドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことがありますか?私はありません。名作って言われているけど、なんだか難しそうで手に取ったこともありません。でもこの本、「『罪と罰』なんて読まないぞ!」という本ではないですよ。 この本は、ユニークな読書の楽しみ方を提案してくれる本です。『罪と罰』について、なんと、読んだことがないメンバーだけで読書会をするという斬新過ぎる試みのノンフィクションなので