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長谷川ちゃみの本棚

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本が好き。本や読書にまつわる話題を集めました。
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2023年3月の記事一覧

小学校の体育で 整列する国>日本 ロシア 整列しない国>イギリス フランス アメリカ なぜ整列する/しない? 6カ国の地元校で教育を受けたナージャの見解は? キリーロバ・ナージャ著 6カ国転校生 ナージャの発見 https://amzn.to/3lJtfLs

「本のよもやま」つぶやき選《1》小説3冊

「本のよもやま」と題して、本にまつわる四方山話を不定期でつぶやいています。ここでは、つぶやきから小説3冊をご紹介します。 2023/3/9 川上弘美著「神様2011」 短編小説「神様」と「神様2011」とを収載。「神様」は著者のデビュー作。「神様2011」は「神様」をベースに3.11原発事故の後に新たに書かれた作品。 ※補足※ 川上弘美さんの小説家デビューは1994年です。 子育てをしながら小説を書いていたそうです。 この本の感想文はこちら↓↓↓ 2023/3/12

「点字つき触る絵本」は、目の見えない人が点字と盛りあがった絵に触れて楽しめる絵本です。点字と盛り上がった絵は透明で、もとの絵や字も透けて見え、目の見える人も一緒に楽しめます。 点字つきさわる絵本「ぐりとぐら」のぬくもり https://note.com/chami1977/n/nbb610e1ad207

全国一斉休校から3年のいま再読したい本 乗代雄介「旅する練習」

いきなり全国の学校が一斉に休校なったあのときから、もう3年も経ちました。うちの子は、小学3年生、1年生の終わりでした。会社はまだテレワークに対応していなかったし、とにかく”いきなり”で、本当に大変でした。 それはさておき、あの一斉休校期間のフィクションがあります。 乗代雄介著「旅する練習」です。 小説家の叔父さんと、もうすぐ中学生になるサッカー好きな女の子が歩いて旅をする物語。叔父さんは絵を描きながら、女の子はサッカーボールを蹴りながら。 この本は、先に読んだ友人が「風景

わたしの積読リスト

いつから積読なんて贅沢するようになったんだっけ? 小学校高学年のときは、ティーンズハートやコバルト文庫の発売日に本屋に行って、新刊を買ってその日のうちに読んでいたのに。いまは、積読が貯まる一方。随分熟成されているものもあります。 今日は、私の積読をほんの一部をご紹介しますね。 赤毛のアン モンゴメリ 村岡花子訳 (新潮文庫 1954年発行) 赤毛のアン モンゴメリ 松本侑子新訳 (集英社文庫 2019年発行) ナイルに死す アガサ・クリスティ 加島祥造訳 (ハヤカワ・ミ

【本の紹介】子育てのヒントに「虫ぎらいはなおるかな?」

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 虫、お好きですか? 私は、ちょっとだけ家庭菜園をしているので、 虫と対面することはありますけど、虫捕りをして遊んだりはしません。 ダンゴムシ、てんとう虫は触れます。 バッタは触れるけど、カマキリは無理。 部屋にGが出たら「ひ!」と声が出るけど、外でGを見かけても何とも思いません。 虫に対する親近感は、日本で暮らす大人のなかでは、中の下くらいは持ち合わせているかなーと自分では思っていますが、どうなんでしょう? 虫をテーマにしたユニ