報告 7/27採れたて新鮮! monoのアウトプットマルシェ(プレ第1回)

ある意味メモ魔、51歳おじさん、みずのです。
(この記事も、勢いのみで書き留め、情報の正確さの検証はしていませんのでご注意ください。)


今回紹介するのは7月からチャマ会議に参加のmonoさんの発案による、
採れたて新鮮!アウトプットマルシェ

企画意図は、要するに、
勉強したことを
気軽にアウトプットしてみませんか

というお誘い。
アウトプットする人、教えてもらう人、の両方にとっての学びの会、みたいなことでしょうかね。

初回テストの内容は、monoさんが学び始めた、
心理カウンセリング力養成基礎講座
教えてもらったことを
実際にみんなに伝えてみる、という試み。

まさに
『採れたて新鮮!アウトプットマルシェ』
言いえて妙、と思いました。


聞いてみた結果、
個人的には、一言で言うと、
『感情的になってしまうのはなぜだろう?』
ということを考えるきっかけになりそうな感じがしています。

自分一人では見落としてしまうこと。人に気づかせてもらうって面白いです。

ご興味ある方は詳細を読み進めてください。

今のところ、このmonoさんの会は、メンバー限定で継続予定です。
どうしてもご興味ある方がいらっしゃいましたら、チャマ会議にご参加いただくか、ツイッターDMでみずのかずなり(@bono0126)か、チャマ通信(@chamanewsnote)までお気軽にお問い合わせください。


チャマ会議では今後もコミュニティづくりなどについて内部で検討していく予定です。
今後も報告しますね。





ここに至った経緯


まずは、monoさんがこの活動を始めるに至った経緯を知る限り。
以前から少し心理学に興味があったmonoさん。

地域新聞に出ていた心理カウンセリング力養成基礎講座の広告に興味を持ち、無料体験会に参加。
体験会が想像を超えてよかったため、受講を決定。
全20回中、5回受講済み。
全20回修了後には、心理カウンセラーになることも可能な、本格的なプログラムらしい。本気で勉強すると自分の身になりそう、という気分。

でも本人はカウンセラーを目指してるんではないそうな。

別件で、知り合いのおじさんに誘われてチャマ会議に参加。すると、打ち合わせや雑談で活発に交流。

いろんな立場の人と、深く話しているうちに、
自分の学びをいろいろ生かせる仕組みを盛り込んだ、今回の呼びかけにいたったもようです。




目標イメージ

monoさんの言われる、この会の目標イメージはおそらくこんな感じ。
1.自分の学んだことをアウトプットする場があれば、教える前提での勉強の機会ができる。
2.ほかの人から質問や感想を受け、自分が気づかなかった視点の課題を持てる。
3.自分の学びが他の人にも役立つなら、さらにいいな。
4.アウトプット自体が強力な勉強であることをみんなに気づいてほしい。
5.みんなが自然にアウトプットできるような場ができるといいね。


7月11日にこの案を初披露。次の週にチャマ会議内で打ち合わせを行い、構想を考え、募集をかけ、2週間後にはプレ回を開催。

思いついたら即行動に移すこの行動力は尊敬mono。すばらしい!!




monoさんが勉強していること(認知感情療法)

思考(認知)、感情、行動、を、メンタルの3要素、というらしいのでますが、
monoさんが勉強している講座はザックリ言うと
思考(認知)と感情に焦点を当てた、

認知感情療法の仲間(?)らしく、
悩みや苦しみを、自分の感情から変えていきましょう、というものみたいです。


よく耳にすることのある、
認知行動療法、というのは、
認知(思考)と行動に注目する、
というもので、今回のとは別物。

感情に焦点をあてる。つまり、ご機嫌に過ごせることに高い優先度を置く、ということでしょうかね。しらんけど。




概要


今回、いろんな内容の話があり、がんばってメモをし、合計8ページ。
再決断療法、感情処理法、チェアワーク、など、非常に印象に残った情報があるのですが、
今回深掘りした、ストローク、という話に限定してお知らせします。

なお、今のところ、シリーズ化わ目論んでおり、
今後の開催予定はこんな感じです。
・心の状態としくみ(自我状態)←今後行うかも
心の栄養になるもの(ストローク)←今回はココ
・不快な感情の成り立ち(ラケット感情)←次回予定



ストローク


『あなたがそこにいることを知ってるよ』、という事で、『心の栄養』とも言われるらしい。
(なんのこっちゃ、ですね。)
子育てにも大いに関係するみたいです。

ストロークは3分類できる、とのこと。
具体例を見ると理解しやすい。下に例を書いてみます。

1.肯定的ストローク(肯定的に存在を認めます)例:ほめる、はげます、あいさつする、話しかける、返す、お礼を言う、許す、賛成する、許可する、間違いを誤る、笑いかける、握手する、抱っこおんぶをする。関心を持つ、拍手する、秘密を守る、尊敬する、など。

2.否定的ストローク(否定的に存在を認めます)例:信用しない、陰口、しかる、バカにする、たたく、蹴る、見下す、にらむ、いやな顔をする、機嫌悪くする、自由を奪う、相手の自由をコントロールする、など。

3.ノーストローク(存在を認めません)例:無関心、無視する、返事しない、約束を守らない、目をそらす、メールなどをスルーする、いうことを聞かない、抱っこしない、食事与えない、病院に連れて行かない。カップルで愛情表現しない、など。


こどもが成長する過程でのストローク

子供は成長する過程で、人からのストロークをもらうために決断を繰り返しているそうです。無意識に行うものも含むらしく、例えば、こんなの。
-興味を持ってもらおうと、叱られる行動をする。
-泣いて気をひいて、なぐさめてもらおうとする。


成長過程の精神形成で、必ず必要なため、『心の栄養』、と呼ばれるみたい。
(昔の実験結果で、10歳ごろまでストロークを与えずに育てた子供の人体実験記録が残っているらしく、その子は廃人のようになってしまったらしい。)


ストロークのポイント

-成長過程では、肯定的ストロークが良い。
-否定的ストロークもノンストロークよりはよい。
-ノーストロークだと人として育ちませんよ。
というもの。

ノーストロークの効果って、
数々のイジメの中で無視されるのはかなりつらそう、とか、
SNSの荒し行為は無視され続けると、やりがいがなく止めてしまう、
という話を考えると、納得できるところもありますね。




条件付き/無条件ストローク:

肯定的、否定的ストロークはそれぞれ、条件付きかどうかで分類されるようです。
条件付きストローク例
-条件付き肯定的ストローク例:母さんのいうこと聞くからあなたはいい子ね。
-条件付き否定的ストローク例:成績上がらないからお母さんは怒ってるのよ。


無条件ストローク例:
-無条件肯定的ストローク例:いてくれるだけでいいんだよ。生まれて来てくれてありがとう。
-無条件否定的ストローク例:何をしたってあなたを認めない。あなたには何もいいところがない。あんたなんか生まれてこなければよかったのに。


条件付き肯定的ストロークって、子供のしつけなどで親がよく意識することですよね。
-ホメるばかりではダメな感じもする。
-アメとムチで育てるのは良いものなのか。

結論としては
-条件付きストロークは、実際にしつけに良い効果もある。
例えば、
次のテストで100点取れたら欲しがってるハムスター買ってあげるね。だからがんばってね、
みたいなのは良い効果になることもある模様。

-無条件の肯定的ストロークは、多くやったほうが良い
でも実際には言うときに照れてしまい、難しいのが現実だそう。
加えて、言われたほうも、あまり経験がないので、その言葉を疑う、などの弊害もあるらしい。

子供に対しては、無条件の肯定的ストロークは伝わりやすいが、わかりやすくダイレクトに伝えましょう、ということです。




ストロークは増えにくい

肯定的ストロークがよく、否定的ストロークはあまりよくなさそう、ということが理解できたところで考えるのは、
じゃあ、肯定的ストロークに囲まれて生活できたら幸せよね、ということなんですが、これが難しいらしい。

今までの人生で繰り返してきた決断のせい(?)で、以下のような思い込みしてしまう習慣がついてしまい、肯定的ストロークを増やし続けることは難しいことがわかっているそうです。
1. 与えるのが難しい。(いてくれるだけでいいんだよ、という考えを与えてはいけない、という、禁止令を自分に出していることが多い。)
2. 受け取ってはいけないという思い込み。(日本人に多く、謙遜、という理解もされる。例としては、『化粧似合ってるね』というほめ言葉をもらった時に、『いえいえ、そんなことないです』と否定してしまいがち。)
3. 拒否してはいけないという思い込み。(これも謙遜からくる。否定的ストロークを受けても、それをあえて受け入れようとする。例としては、上司からひどい叱られ方をしても、『自分が悪いから教育してもらっているんだ』と受け入れてしまう、など。)
4. 要求してはいけないという思い込み。(例としては、かわいいと言ってほしいけど自分から要求できないと思い込んでる。)
5. 自分に肯定的なストロークをしてはいけないという思い込み。(禁止令を自分に課している。日本人に多い。)


たしかに、自分の周りのコミュニケーションで多く見られるパターン。

でも自分は既にこのレベルは脱しかけてる感もあり。何年もかかったけど。




『ストローク銀行』の話(育児するときの注意)


成長過程で肯定的ストロークをもらった人ほど、人に肯定的ストロークを与えられる、
スタイナーの法則
というものが確認されているそうです。
つまり、
ほめられて育ってきた人は自分自身がほめることができる人、肯定的ストロークを与える人になる、ということらしい。
否定的ストローク、またはノンストロークで育った人は他人に肯定的ストロークは与えられない。
子育ての根本に置きたいような話だと感じます。




monoさんのまとめ


肯定的ストロークを人に与えましょう。与えた人がさらに与えられる人になりましょう。意識的に肯定的にすればできますよ。という励まし、
ですかね。
(実はこの部分を一番聞き逃した。)




みずのの疑問と学び

ここで気になったのは、自分の成長過程。
自分はこども時代、いたずらが多く、人に迷惑をかけたという理由で、よく親にしばき回された記憶が多く残っています。
悪い思い出ばかりではないのですが、成長過程では肯定的ストロークは受けていないような気がする。

ましてや、無条件の肯定的ストローク(いるだけでいいんだよ、みたいな話)は親の口から聞いた記憶がない。

成長過程で肯定的ストロークを受けていない、ということは、自分は肯定的ストロークを与える人にはなれないのか・・・。

mono先生に質問したところ、
成長期に否定的ストロークを受けた大人でも、肯定的な感情で肯定的な言葉を使えばできるようになるそうです。よかったよかった。

というわけで、これからも肯定的思考で肯定的ストロークをしてみるように意識してみようと決意したのでした。

人が変わるって小さなきっかけ。今回のインプット、非常に大きな可能性を感じました。




今後の野望


上にも書いたように、採れたて!新鮮アウトプットマルシェ、の目標はかなり壮大。いろんな人が自然にアウトプットを始める、というもの。
今回のmonoさんのアウトプットのクオリティが高すぎて、みんなが尻込みするかと思いきや、

参加者から出た、アウトプット案は、
-〇〇さんの香川旅行で見た景色、会った人に関するアウトプットしてみたい
-〇〇さんのNoteの書き方添削講座してほしい
など、いろいろ。

今後も続いたらいいですね。
と思いながら、終わり。



今日も約5000字の駄文をだらだらと書き続けられる、これも一種の才能よね、

と、自分に条件付き肯定ストロークしときます。

そして、ここまで読んでくれたあなたの持久力もすばらしい、と思います。

おわり

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