6/18(土) 21時から ”本から始める会「傾聴のコツ」” をやります

ホメオタスです。
今週末に、”本から始める会「傾聴のコツ」”をやります。
(本から始める会というのは、1冊の本をもとに話し合う会です。)

今回はみずのさんに、「本に線をひいたところ」を紹介してもらって、それを中心に進めたいと思います。
もちろんそれだけではなく、みなさんのお話も聞きたいと思っています。
(本を読まなくても、参加OKですので、お気軽にお越しください)

【日時】 6/18(土) 21時から 

【参加方式】 フリースタイル(おしゃべりしても、耳だけでも、途中乱入でもなんでもあり、どうぞご自由に)
 ・話せる人は、ミュート解除しておいてください。
 ・チャットも見つけたら読みます。
 ・発言したいーという気持ちが強くなったら、手をあげるとわかりやすいです!
※当日録音して配布します
希望者がいれば、後日また同じ本で話し合うというのも考えています。

【参加準備】
当日のZoomリンクは、チャイさんのWebサイトの無料会員の交流の場、『クラブチャマ』のみで告知します。
下のリンクから、無料会員『クラブチャマ』に登録お願いします。

【クラブチャマとは】
チャイネクストやその活動に興味があり、その情報をキャッチしたい人やチャイネクストの仲間とつながりたい人が集まるコミュニティです。
具体的な交流は、このウェブサイトの会員ページで運営をし、会員のみでやりとりをするページを設けています。
登録費用や会費はありません。
会員登録は下のリンクからお進みください。
是非、ご自分の自己紹介をご記入いただき、色々と交流していきましょう!
https://www.chainext.com/groups

【今回の本の紹介】

傾聴のコツ: 話を「否定せず、遮らず、拒まず」
金田 諦應 (著)


東日本大震災の被災地で、「カフェ・ド・モンク」という出張喫茶を開き、傾聴活動を行っていた曹洞宗の住職さんの経験から得た、傾聴のコツというか心構えのようなものが、やさしい言葉で書かれています。

まず最初に、こころを掴まれた文章は
「自分の”フレーム”を壊されて気づいたこと」 というところ

南三陸町戸倉の海岸に立ったとき、私は、宗教者としてのフレーム(枠組み)が壊れてしまったと感じました。いままで学んできた教義や、宗教的な美しい言語はどこかに行ってしまいました。
私たちは神仏の姿を見失っていたのです。完全に”武装解除”の状態です。
(中略)
この被災地の現実に向き合うためには宗教や宗派の違いは意味がない。被災者の方たちの苦悩にはそれまでの肩書とか立場なんかは用をなさないー。
自分自身のあらゆるフレームを取り払い、ありのままの現実に向き合おうと心に決めました。

仏教は好きなんですが、説教ぽい説法とか苦手なので、この部分を読んで、これは大丈夫そうだなあって直観しました。
そして、大丈夫でした~。
傾聴のコツは、私のできていないことばかりでしたが…
こういう心構えをもてばいいんだ~と思えたので、なんだかできそうな予感がしてます(笑) トライアンドエラーエラーアンドトライですね。



~目次~


はじめに

1章 傾聴とは、相手の話に「共感」すること
いま「話を聴ける人」が求められている
「聴く力」がある人は信頼される
なぜ、夫は妻の話を聴けないのか
子どもの話をちゃんと聴いていますか
人は話を聴いてもらうだけで元気になれる
「ナラティブ・アプローチ」とは何か
相手の「物語」によく耳を傾ける
相手の考えや不安に「共感」する
傾聴は、あらゆる人間関係をよりよくする
私の「傾聴活動」はこうはじまった
自分のフレームを壊されて気づいたこと
「暇げで、軽みのある佇まい」が人の心を開く
「ユーモア」がなぜ必要なのか
人の心がふと軽くなる瞬間
「ジョーク」をいうときの絶対ルール
たとえ小さな出来事のように見えてもー
「わかるよ」ではなく「伝わったよ」
「共感」のベースにあるもの
「袖振り合うも多生の縁」という人間関係の極意
こんな不用意な一言が相手を傷つける
傾聴の場で一番やってはいけないこと
夫婦の会話―夫は理解を、妻は共感を求める
「もうちょっと話を聴かせて」という態度を示す
「耳」だけでなく「全身」で聴く
相手の「言葉の裏側」が見えるかどうか
傾聴では「人の器」が試される
「人間観察力」を磨くちょっとした練習
「聞思修」という教え
目の前にいる相手を大事にする
あらゆる人たちの話を聴く
できる経営者の聴く力
人の話を糧にする人、無駄にする人

2章 傾聴とは、相手の「物語」を受け入れること
相手を映し出す「鏡」になる
相手の心をどうほぐすか
いま目の前にいる相手の話を全力で聴く
まずは相手の語ることを「全肯定」する
「哲学」がない人は、人の話を聴けない
人の役に立っていると実感できるかどうか
相手の話が受け入れがたいときはどうするか
自分の専門性を捨ててはじめてわかること
人の話を聴けず、頑固になってしまう理由
「自分は間違っていたかも」「こんな考え方もあるんだ」
「幽霊の話」さえ私は肯定した
自分のこれまでの価値観をいったん脇に置く
傾聴の場は、善悪を判断する場ではない
二つとして同じ現場はないがある
人にはそれぞれ「物語がある」
その人なりの物語とは?
人は「大きな何か」を感じるときがある
人に「寄り添う」とはこういうこと
子どもの見る世界を理解してあげる
大人の視点からものをいわないこと
「沈黙」の中にこそ真実がある
「沈黙」を怖がらない
「黙って聴ける人」には信頼が集まる
こちらから「答え」を出さない
「待つ力」をつける、たった一つのポイント
傾聴は、ある意味で相手との根比べ
傾聴は、取り調べではない
こんなところに核心が隠されていることも
相手の言葉どおりに受け取ってはいけないとき
言葉を単なる「音」として聴かないこと
人の言葉には「本音」と「建前」がある

3章 傾聴とは、「身近な人」を幸せにすること
いま、こんな「語り合う場」が必要
"傾聴効果"を高めるちょっとした演出
同じ土地の人間同士にしかわからないこともある
あなたに話を聴いてもらいたい人が近くにいる
傾聴で、職場の人間関係をよくする
上司はたまにスキを見せることも必要
こんな「余裕」を見せることが大切
上司は部下の話を「ただ聴く」だけでいい
「私は、あなたのことを気にかけているよ」と伝える
「そんなの気にするな」は相手を傷つける
「人の話を聴けているだろうか」と定期的に自問する
傾聴に、効率を持ち込まない
人の話を聴いて、自分自身も成長していく
会社は「コミュニティ」をつくる場でもある
酒席では仕事の話はしない
相手を変えようとしない
家庭を円満にする傾聴のポイント
「相手が一〇〇%悪い」という間違った考え方
夫婦の絆を強くする会話のルール
会話に「でも......」が出たら注意する
忍耐とは「許し合う」こと
子どもの話に「あとでね」はNG
あせって「結果」を求めない
「この人と一緒に悩もう」と腹をくくる
私が悩む息子に伝えたこと
結局、人の悩みが行き着くところ
みんな肩を寄せ合って生きている
傾聴は能に通ず
傾聴では、あくまでも相手が主役
「方言」という重要なファクター
「同じ地域、同じ文化」というのも重要

4章 傾聴とは、他人との「境界線」をなくすこと
「聴ける人」になるための普段の心がけ
世の中のたくさんのことを知る
お年寄りの話を聴くときの心得
「頑張って」といっていいとき
「頑張って」より「頑張ろう」
傾聴活動の「最終段階」
「大丈夫だよ」といっていいとき
こんなときは「前向きな達観」が必要
自分と他人との「境界線」をなくしていく
私が一生忘れられない風景
「他人に迷惑をかけない病」
みんな迷惑をかけて生きているのだから
「伴走はするけど、背負わない」という傾聴のコツ
自分が「できる範囲」を明確にしておく

5章 傾聴とは、「自分」をもっとよく知ること
自分の「思考のクセ」を知ることの大切さ
不用意な一言を発してしまわないために
自分の会話を一度録音してみる
こんなときは、話をいったん打ち切る
話す力を聴く力に転化する法
相手が冷静になるまで、とにかく聴く
相手にアドバイスしていいとき、まだダメなとき
「私は十分話したんで、今度はあなたの話も聴かせて」
いつも「聴く」ためのコンディションを万全にしておく
聴けないときは無理をしない
「いまは難しいけれど、今度、必ず話を聴くからね」
私が日野原重明先生から教わったこと
企業の不祥事も「聴けないこと」が原因の一つ
自分も「話を聴いてくれる人」を持とう
傾聴で手に入る思いがけないご褒美
傾聴の極意
こうすれば、「すべて」の人間関係がよくなる

おわりに


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