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1-1はじめての会社員(2003〜2006)購買課の伝票処理

おすすめ度★★☆☆☆
残業度★★★☆☆
給料度★★☆☆☆


前回の記事と重複しますが、
最初に就職したときの話を書きます。

商業高校に進学し、
珠算部の顧問に紹介してもらった会社に就職し、事務員になりました。
ちなみに商業高校時代に取得した資格は
*簿記
*珠算、暗算(段)
*電卓
*ワープロ
*漢検
*英検
*情報処理

これらの資格もあり、すんなり事務の仕事をこなすことができました。

会社は、車の部品をつくる工場です。
最初の数ヶ月は本社で事務の研修したり
工場の部品生産ラインに入って研修しました。

生産ラインの研修はその後の事務でも生きてきて
伝票処理するときになんの部品か、どこで、どんな流れで、誰が管理して、などわかりやすくなりました。
また、研修中に生産ラインの人たちと交流したことで名前をお互いに覚えるし、
伝票の確認など話しかけやすくなりました。
事務員でも現場を知ると仕事しやすくなります。

その後配属されたのは総務部の購買課です。
買掛(かいかけ)の伝票を入力し、月初に請求書の金額と合わせる作業が主な仕事です。

*簿記の用語で「売掛」「買掛」が出てきます
「掛け」とはツケのこと。
「売ったツケ」「買ったツケ」の伝票を月末にまとめ請求書におこします。
一般の感覚で言うとツケはクレジット、伝票はレシート(買う都度渡す)請求書はクレジット明細(月末または締日にまとめる)が近いですかね。
ちなみに締日(しめび)とは締め切る区切りの日のことです。

取引先は約100社、毎月の伝票は1000枚程度をひとりで担当してました。
(購買課は課長と私のふたり。引き継ぎした先輩は別部署の事務に異動しました)
多い取引先は月100枚で、多いところは特に金額が合わない!伝票が足りないんです。


各部署から回ってきた伝票を仕訳して、
普段からコツコツ入力していくのですが伝票を手元に持ったまま総務に回してくれない担当者がいるんですよね〜

月初になり請求書が届いたら照合して
納品書と金額が合わない会社をピックアップして
明細をひとつずつ入力データと照らし合わせて
(時々私の金額入力ミスもある)

入力されてないデータの伝票控えを取引先からもらって
(会社の伝票は5枚綴りだったので、先方にも必ず受領書や控えがあります。指定伝票を買ってもらってました)

受領した担当者や内容などを把握してから
担当者に内容を確認しに行きます

時には内容がキャンセルになったり返品したのに請求に入ってしまってる場合もあります。
その時は取引先の経理担当に電話をして請求書の訂正をしてもらいます。

を繰り返し

100社、毎月第5営業日までに全て合わせます

月初1週間は残業続きでつらかったですね。
最初の2日はまとまって届いた納品書の入力
3日目からチェック、伝票捜索、修正、って感じでした。
伝票だけ処理すれば良いならまだできるのですが

総務部なのでお客様対応もあるんです。

ちなみに総務部は全部で4人だけ。
部長と、労務(給料)担当のお姉さま(10年先輩)と、
購買課の課長と私。
部長と課長は男性。

基本お姉さまと私だけでお客様対応してました。
ていうか基本下っ端の私です。

締日近くは先輩も気を遣って、伝票やっていいよ〜って言ってくれることもあるんですが
ひとりだと回らないときもありますし、3日もすれば「まだ終わらないの?」って言われます。

私の時間配分も下手なんでしょうね…
いま振り返っても私が全て時間内にこなす策は見つかりません。

あ、最初の「すんなり事務をこなすことは

できません」

でしたね笑

長くなりましたが、総務の仕事はまだあるので次回に書きます!

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