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新卒採用と中途採用の活動の違いについて

絶賛転職活動中のすけたろーです。
今日は私が転職活動をしてみて感じた、新卒採用の時の就職活動との違いについて述べていきたいと思います。

①求められるものが違う

そもそも、新卒採用は長期的な育成前提で将来の幹部候補生を確保するための採用活動

中途採用はあるポジションにおける即戦力を確保するための採用活動である。
と考えます。ですので求められているものが全く違うというわけです。

新卒採用→ポテンシャル重視。それを裏付ける材料として、学生時代どんなことをしてきたことか上手に説明できるスキルが必要となる。

中途採用→実績重視。実績をただ述べるだけでなく、どのように考え行動し実績に結びつけたか、周りを巻き込んで実行したか。をわかりやすく説明するスキルが求められる。新卒に比べて、ポテンシャルのウエイトは低くなる。

このように、求められる要件が大きく異なるため、新卒の就職活動でうまく行った人が
中途採用でうまく行くとは限らないというのが現実です。

実績も残していないのに「俺のポテンシャルならきっとまた良いところに採用される」と夢見心地な人は、一度自分のキャリアを見直して頂くと良いでしょう。客観的に説明できる実績がなければ、転職では通用しないのです。

また、これは人事経験者としての話ですが新卒採用は採用計画に対し少し多目に採用している場合が多いです。内定辞退や、すぐ辞める社員もいるので予め多く見積もって採っています
ですので中途採用に比べると比較的難易度は高くないような気がします。(とはいえ、ライバル数が圧倒的に多い。高学歴と争わなければならない‥)

それに対して、中途はピンポイントで人材が欲しい。例えば定年退職を迎える人がいるから引き継ぎとして1名だけ欲しい‥など。
だから何人か候補者がいた場合、より企業の採用条件に合致した人でないと採用されないわけですね。 

②出会いの有無

新卒採用は出会いのチャンスが多いです。
卒業後4月から働く学卒を一斉に採用する活動ですので、合同企業説明会、グループ面接、面接でも一日で何人も行うため他のライバルとよく顔を合わせます。そこでコミュニケーションが生まれ、友達ができたり、もし縁があれば恋人ができたりといったチャンスがあります

時には仲間と意見交換しながら活動ができるのは心強いですね。

中途採用はどんなときも基本1人‥他の人と顔を合わせることはほぼ皆無。
最近ではweb面接が当たり前になっていますから、より孤独に感じることもあるでしょう。(学生の活動も今はweb面接があるので同様ですが)
その反面他人から根拠のない余計な情報は入ってこないです。
全て自分次第というわけです。中途採用で彼女が出来たという人はぜひそのテクニックを教えて下さい。

③SPIの有無

新卒採用ではほぼどこの会社もSPI(学力検査)があり、これが足切り材料としてかなりのウエイトを占めている場合もありましたが、中途採用はSPIを実施していない企業も多いです。また、点数が多少悪くても通過するのはよくあることです。
準備すれば攻略できるものよりも、会社での実績のほうが重要視されているということですね。

以上、新卒と中途採用の違いについて書いてみました。他にもたくさんあるのですが共感いただける部分もあるのではないでしょうか。

私の場合、高学歴ではありませんでしたが大学まで部活をやってたのと、ストリートナンパで鍛えた軽妙なトーク?のお陰で新卒の就活ではそこそこの企業から内定を貰えていました。

しかし中途採用では、根拠のない自己アピールは、事故アピールになってしまうんですね。
現職でどんな実績を残してきたか、それを面接官にわかりやすく伝える能力が大切だなと痛感しています。

就職活動をしている方の参考になれば幸いです。

以上です!

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