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スキルとセンスについて考えてみた

スキルとセンス。
どちらも身に付けておくと仕事にも勉強にも普段の生活にも役に立つ力ではあるけど、何がどう違うのかを自分なりに考えてまとめてみた。

どこが違う?

「仕事をしていく上で身に付けておくといいスキルって何?」
この問いって結構目にすること多くないですか?もしくは、
「どんなスキルが将来に役に立つ?」と言うのもあるかも。

スキルとセンスは、どちらも身に付けておくと役に立ちそうな力であることは間違いないけど、どう言うものがスキルでどう言うものがセンスなのか?
明確に分けて理解してその言葉を使い分けている人が少ないような気がする。
自分の中では大雑把に、スキルは教えてもらうことができる力で、センスは自分自身で磨くことでしか身に付けられない力、と分けている。

自分の仕事(補聴器販売)の中での使い分けとしては、補聴器を適正にフィッティングすることはスキルであって、お客さんが話される何気ない会話からその方の本当の主訴(カスタマーインサイト)を感じるのがセンス。また、何気ないお客様の言動からお客様の異変を感じ取ることができる直感力もセンスだと思う。
そう直感力ってまさにセンスでしかないと思う。

どうやって身につけるのか

スキルを身に付ける方法は非常に簡単で勉強しさえすればいい。誤解してほしくないのであえて言いますが、”簡単”なのはその方法や手段であって実際に身に付けるのはそんなに簡単なものではない。人それぞれ、キャッチアップのスピードは異なるので身に付けられる時間や努力の量は違うけど、それでも方法はいたって単純でただ勉強するのみだ。

しかしセンスは、冒頭でも伝えましたが、自分自身で磨くことでしか手に入らない力。要は人から口頭で教わって身につけられない、厄介な力である。ただし、ひととの違いを示す、いわば差別化をしたいのであればセンスを磨くことをする必要がある。
いろんなセンスがあると思うが、その中でも”瞬間的なひらめき”が一番センスを感じるものではないだろうか。

この”瞬間的なひらめき”はどこから出てくるのであろうか?
あたりまえの回答ではあるが、自分自身の頭の中から生み出されるものである。頭の中には過去に経験した事や見聞きした情報、失敗したことなどが詰め込まれていて、その膨大な情報をしっかり活用してふっと表出されるようなものである。表出したものは、個人個人の経験則などから導き出されているので、一人一人違ったものが出てくる。

非常に優秀で革新的なイノベーターではない限り、もともと生まれ持った”ひらめき”はなくて、どれだけ情報や経験をして頭に詰め込まれているのかがとても大切になってくる。
どれだけの経験をしたか、どれだけの失敗をしたのかが大切になるので、若いうちからメインの仕事に関連したものはジャンルを問わずに色々やってみるのが重要だともいます。

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