こんばんは、Chaiです。

そう、今は夜中。
最近ずっと就寝リズムが狂っていて、お薬で無理やり寝てるのですが、そういえばいつからお薬のお世話になってるんだっけ?って思い出したところ、トランシット土星がネイタル太陽とのスクエア土星とのオポジションを通り過ぎて、逆行でもう1回ゴリゴリ乗ってきてる時でした。
そりゃ、3回も来られたら、ねえ、って感じです。
そして3回目が終わってあとは離れていくだけ、とりあえずあと2度(オーブ6°まで)、っていうのが現在の状況なんですが、今日土星先生の試練っぽいことがふたつ起こったので、記録しておきたいと思います。

今日はボーカルレッスンに行ってきまして、2月から自分のなりたい方向性を軌道修正し、そちらへ導いてくれる(ご自身も同じ経験をしている)先生に指導を受けているのですが、3回目のレッスンにして、急にやたら厳しかったんです。
私が本番を抱えていたから気を使ってくださっていたのか、2ヶ月目に入ったからなのか、はたまたレッスン前に少し、現状から早く抜け出したいことを話したからなのか、理由は分からないんですが、急に雰囲気が変わったんです(少なくとも私はそう思った)。
で、心折れそうになったんです。
逃げ出したい、もう無理、って情けないくらい動揺してた。

こんな年になってから気づいたんですが、私、リズムと音程は結構取れる方で、だからか誰もあえて教えてくれなかったんですが、発声が壊滅的にダメで、歌の上手い下手で言ったら下手なのに、正解が分からないから気づいてなかったんですよね。
それプラス、出来、不出来において、ひとつトラウマを抱えていまして。

「なんで出来ないの?」

ちょいちょい出てくるこの言葉。
出来ることが正義、当たり前の父が、初めて算数でつまづいた私に言った言葉。
出来ないことは、悪いこと。
出来ないと、愛されない。
でもなぜと聞かれても、分からないから分からない。
黙るしかない。
そして説明が分からない。
なぜそうなるのか分からない。

今も、できないことに直面すると、「なんで出来ないの?」って言葉が聞こえてくるんです。
発しているのは、自分。
できないことを受け入れられない。
愛されないことが怖いから。
それで、すごいストレスがかかって、出来ない自分が嫌いで、恥ずかしくて、情けなくて、泣きそうになる。
なかなか根強いヤツです。

2つ目は、ついさっき読ませていただいた、フォローしているクリエイターさんの記事で、トラウマを手放す時が来ると、もう一度それと向き合う機会があるって言う記事がありました。
これかもなって、思います。

今通ってるスタジオでバレエを始めた時、最初は本当に辛くて、1人だけ全然ついていけない私を、他の生徒さんや先生は邪魔だと思ってるんじゃないか、下手くそって笑ってるんじゃないか、って、勝手に思い込んで辛くなってました。
歌では、否定的な事を言われないのをいいことに、できないことから目を背けて、ちょっとできるようになったことにしがみついたり。
ほんのちょっとの進歩を、できるだけ大きく感じようとしていた。

今日のレッスンで言われた意外なことは、「視野が狭い」
という一言。
正解か、怪しいかは、出しながら考えるんじゃなく、出してから考えなさい、と。
そして、私が怪しいと思ったところは、実は正解に近い、と。

ここに通い始めてから、ずっとやってきたことをひっくり返し続けていて、今回は結構歌った方ですけど、半分以上地道な発声で、体の使い方と感覚を叩き直しています(でもそれが私の希望です。多分歌うと余計にダメなのがわかっている)。
ちょっとでも違うと即、ちがーう!とツッコミが入るので、めげそうになるけど、出来なくても自分の価値がないってことではないよ、だから「できないと愛されないからできることだけやろう」という鎧はもう手放そうね、という時期なのかもしれません。
(とはいえ「なんでそうなるかなー?」って言われるときついですけど)

elly.様、気づきをありがとうございます。

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