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【今週の◎注目牝馬】 #01 『サトノレイナス』

2021年5月、第5週の◎注目牝馬は『サトノレイナス』で決まり!

今年もついにやってきた日本ダービー
日本競馬において最高峰の舞台であり、3歳馬の頂点を決める一大レースがいよいよ今週末開催ですね!

牡牝混合レースではありますが、牝馬限定の3冠クラシック路線があるので通常は牝馬の出走はほとんどありません。
牝馬でのダービー挑戦となると2014年のレッドリヴェール以来、勝てば2007年のウオッカ以来の快挙です!
牝馬好きとして、これはもう応援せずにはいられないでしょう!

というコトで、記念すべき第一回目の注目牝馬『サトノレイナス』についてご紹介していきます。

1.特徴

サトノレイナス

サトノレイナスの特徴(強み)と言えばやはり、ディープインパクト産駒らしい切れ味バツグンの『末脚』に尽きると思います。
前走の桜花賞では高速馬場だったとはいえ、上がり3ハロン32.9秒の世代最速末脚をいかんなく発揮しました。

2.レース適正

東京コースは過去に1度、新馬戦の時に走っています。
鞍上に東京・中長距離で抜群の安定感を誇るルメール騎手が乗りますし、サトノレイナスの差し脚は東京の長い直線と相性もバッチリだと思います。

本来は直線勝負の脚質ですが、近年のダービーでは直線一気が決まりにくい傾向にありますし
Cコース切り替えで内枠有利になりますので、しっかりと好位に付ける競馬を見せるかもしれませんね!

3.馬体診断

サトノレイナス_比較

左が前走、桜花賞の時の馬体写真。
右が最新の馬体写真。

距離延長というコトで前走よりもややシャープに仕上げてきた印象です。
馬体重は恐らく470kg前後が予想されていて、牡馬に混じっても決して見劣りしません。
毛艶の良さが伝わってきます!

4.陣営コメント

名牝を数多く輩出した国枝調教師。ダービー制覇に向けて気合十分です。
最終追い切りに騎乗し、コンディションをしっかりと高められてきていることを実感。800mの距離延長になりますが、マイルではスピード不足を感じていたようで2400mの距離は問題なく走れるだろう、と。

直近2レースでは、世代最強末脚でライバルのソダシをあと一歩のところまで追い込みながらも勝ちきれなかったサトノレイナス。
困難な挑戦は間違いないですが、牝馬でダービー制覇の偉業を期待しています!

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