今年はどんな1年でしたか

2023年。
これまでKing & Prince一筋であったわたしは今年、King & PrinceとNumber_iの掛け持ちオタクとなりました。

ちなみに申し添えておくと、わたしはこれまでどんな界隈においても1点集中型オタクにしかなり得なかったので、掛け持ちであれるというのは実に珍しいことなのです。なんと人生初。
なにせ精神的ミニマリスト(©️髙橋海人さん)(使い方合ってる?)なのでね。一度に多くを持つのはあまり得意ではないのです。

今年の変化、文字にしてしまえばたったの3行だけど。
この1年、そこに至るまでに本当に様々な感情を経験したなぁと思います。
その中でいろんなことを考えて、それはもう考えに考えて、ひとつひとつ整理しながら今日までやってきた感覚です。

ちなみにわたしの場合、整理の手段は文字に起こすこと。向き合うことへのハードルを極限まで下げたくて、スマホのメモにぽつぽつと零しています。基本姿勢は寝っ転がりながら。お行儀悪いですよ。

ひと月ごとにメモを分けているので、12のメモが生まれました。
字数は実に12万字超え。腱鞘炎を発症しなかった私の右手、よく頑張りました。
(何ならそれとは別に、Twitter(現Xですがね)にも2,000近くを呟いている)
誰に見せるわけでもないので、上手く言葉になっていないところも多々。少しでも自分の気持ちに言葉を近づけたくて、表現を変えながら同じ話をすることも多々。
時折、ここからツイート(現ポスト)が生まれることもあったりもします。

あ、内容については深堀りすると見せかけてしませんよ。
あんまりまとまる気がしないし改めて掘り返すようなものでもないかなって、今日のわたしは思っています。
共有したいと思ったものは待てずにその場で出しちゃってますしねん。

代わりにと言っては何ですが、書きまくりの2023を過ごして感じたことについて、いくつかここに、備忘録として記しておきます。

書くこと、自分の味方を残しておくこと

共感って嬉しいものだし、同じ考えの人が近くにいてくれるとそれだけでとても心強いし。
多くのひとがきっと、そう思っているんじゃないかな。
でも、種々の考え方のどれもがぴったりと合致するひとってきっとどこにもいないんだよなっていうのは、これまでTwitter(現Xですね)をやってきた中でわかったことです。
共感できる存在がほしくてフォローするけど、どこかで絶対違いにぶち当たる。
時にちょっと、心細くなることもあります。
でも、そこにこそ、書くことの意義はある。
唯一自分だけは自分の感情をぜんぶ知っていて、解釈の一致を叩き出し続けることができるのです。
そうそう、こういう姿が昔から大好きなんだよね〜とか、今の気持ちはこの価値観に結びついているからなのか〜じゃあ無理にねじ曲げるんじゃなくてそのまま持っといてあげようかな〜とか。
そんなことがちょくちょくあって、その度になんだか心が軽くなりました。

書くこと、自分の気持ちを守ること

そして、書くことには、世間に自分の気持ちを奪わせないという力もあると思っています。
SNS上にはいろいろな言葉が飛び交っていて、自分の大切なものを否定するものもあったりして。
時にぐちゃぐちゃにかき乱されては、自分の見てきたものを見失いそうになることもありました。
そんなときは自分だけのものである好きの気持ちを、言葉にして再確認して。何が好きでなぜそう思うのか、できるだけ深く理由を掘り下げて。
そうすることで、やっぱり大切なんだよなぁって譲りたくないなぁって強くなれたことが、幾度となくあります。
自分の大切を世間に惑わされずに持ち続けるために、わたしにとっては欠かせないプロセスです。

今年のわたし

そして今年書いたものを読み返してみて気づいたことなのですが、今年は思考のベクトルがずっと内向きなんですよね。
SNSにおいてもそう。
これまでは、好きなひとの素敵なところや彼らの間の関係性に心打たれたとき、湧き上がるパッションに追いつかせるために必死で言葉を組み立てていた感覚だったんだけどね。
今年は壁にぶち当たる機会も多くてその度に立ち止まっては、次の1歩を踏み出すために言葉の力を借りました。
どうしようもなく大好きだった5人のかたちにお別れを告げて今を愛することは、わたしにとってはそれだけ簡単なことではなかったのだろうなと思います。
個々への愛が揺らいだことは1度もなかったけど、でも、それでも。

だからこそ、自分は何を辛いと感じているのか、どうしたらまっすぐ応援できるのか。今は純粋に楽しいと思えているのか、それとも内では寂しい気持ちが渦巻いているのか。なるべくこまめに丁寧に、紐解いていったつもりです。
今でも正直、平気でいられるときばかりではなくて波はあるけれど。でも、それがわたしなんだと受け止められるようになりました。
自分のこと責めたってどうにもならないからさ、理解して割り切って、自分のペースで楽しんでいこか〜って、意図的に肩の力を抜くようにしています。
自分の気持ちを誤解しないためにね。

来年はどんな1年かな

改めて、ほんとうにいろいろなことがあった1年だったなぁとしみじみ思います。
でもそんな2023年という今年に、King & PrinceとNumber_iの掛け持ちオタクになり得たのだから、わたしはきっとこれからも大丈夫なのだと確信しています。
たとえ世間が二手に分かれていってしまったとしても、わたしは絶対に二兎を追い続けるし両者から最大限の幸せを受け取ってやるんだと、そう鼻息荒めに意気込んでいます。
(とはいえ早速洗礼を受けてしまって困っている、分身してよねわたし)(むり)

欲張りすぎてもはや笑っちゃうんだけど、両者と手を繋いで歩み続けることこそがわたしの心の安寧には必要なんだよな〜と、やっぱり全員のことが大好きなんだと再認識し、そう思える今に幸せを感じる2023年・大晦日なのでした。

今年、書くことに心を支えられ続けてきたけれど。
来年はどう向き合っていけるかな。
もうちょっとだけ、前を、外を、向けるようになっていたら嬉しいな。

さいごに。
みんなへ、今年もたくさんありがとう。
来年も大好きだよ、改めてよろしくね。

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