厚労省の大麻グミ販売停止命令を支持します。日本の運動部大麻使用事件や大麻グミ配布事件を受けて大麻使用罪創設を支持しつつ大麻合法化に反対したい件。危険ドラッグ及び大麻の危険性について

厚労省の大麻グミ販売停止命令を支持します。日本の運動部大麻使用事件や大麻グミ配布事件を受けて大麻使用罪創設を支持しつつ大麻合法化に反対したい件。危険ドラッグ及び大麻の危険性について





2015年に一掃されたはずの危険ドラッグの販売店が再び増えている。厚生労働省の調査では約300店舗が確認され、大麻と似た作用をうたう「合法大麻」が若者らに広まる。健康被害が報告され、国は取り締まりを強化しているが、売り手側は成分を変えて規制の網をかいくぐる。いたちごっこに終わりは見えない。(米田怜央)

 危険ドラッグ 覚醒剤、大麻、麻薬、向精神薬に化学構造を似せて作られ、同様の作用を起こす未規制の薬物の総称。国内では2005年ごろから流通し、「合法ハーブ」などと称して販売する店が急増。健康被害が報告され、13年ごろに社会問題化した。厚生労働省は医薬品医療機器法に基づき、人体に影響のある有害物質を指定薬物として規制。14年4月以降、輸入や販売だけでなく、所持や使用も禁止した。

◆売り言葉は「合法だけど大麻と同じ感覚」

 9月の初め、神奈川県・湘南地域のターミナル駅から徒歩数分の古びたマンションを訪ねた。廊下に「合法大麻専門店」という小さな看板がかかる。

 客を装って中に入る。薄暗い売り場は6畳ほど。若い店員2人がいた。「合法ですが、本物(違法な大麻)と同じような感覚になれます」。店員は、カウンターから紙巻きの「ジョイント」、成分を濃縮した液体の「リキッド」や練り状の「ワックス」を取り出して見せる。「リキッド」は100回分で8000円だった。



(本文の場所、人とは関係ありません)

 店員から「9月9日までに使用してください」と言われた。厚労省の省令で10日からこれらの商品に含まれる成分が医療用途以外での販売、所持、使用などが禁止される「指定薬物」になる。店頭に並ぶ商品の多くが該当するため、指定薬物を使用していない商品と入れ替える準備をしているという。

 合法大麻は、大麻成分に似た物質で作られている。オイルなどに使われるCBD(カンナビジオール)含有など一部は有害性が確認されていない半面、幻覚作用があるとして大麻取締法の規制が及ぶTHC(テトラヒドロカンナビノール)に近い構造の商品もある。厚労省は危険性が分かり次第、指定薬物に加えるが、一定のタイムラグが生じるのは避けられない。「未規制だから安全とは限らない」(担当者)のが実情だ。

◆成分をわずかに変えるだけで「合法」、規制といたちごっこ

 厚労省の調査では、一部の合法大麻を含む危険ドラッグを巡り、昨年~今年8月に24件の健康被害が明らかになった。販売店は、初めて調査した14年春に215店あり、国を挙げた「壊滅作戦」を進めた。翌15年7月にはゼロになったと発表された。

 それが、今年8月末の調査で約300店に急増した。国は9月、16年以来となる危険ドラッグの対策会議を開き、現状の把握と対応に向けた課題を確認した。

 成分をわずかに組み替えるだけで規制を逃れられる以上、根絶は難しい。神奈川県内で合法大麻の販売店を経営する男性は取材に「高濃度の商品を求める客が増えてきた」と明かす。安全性よりも売り上げを重視し、要望に応える店が多くなれば「客が被験者になる」と懸念を示す。

 元関東信越厚生局麻薬取締部長で、国際麻薬情報フォーラムの瀬戸晴海副代表理事は、近年、摘発者が高止まりしている大麻の流行を背景に、合法大麻が広まったとみる。「ネットや実店舗で簡単に買うことができるが、(違法な)大麻より危険な製品もある。販売店への立ち入り検査を強化する必要がある」と話した。

◆16歳で手にした「合法ハーブ」のせいで、30代の今も

 危険ドラッグは依存性の問題も指摘される。かつて乱用していた神奈川県内の30代男性は本紙の取材に、幻聴と妄想に苦しんだ過去を明かし、「一生このままなんじゃないかと不安で、怖かった」と振り返った。



危険ドラッグに依存し、幻聴や妄想に苦しんだ男性=神奈川県内で

 男性は16歳で初めて大麻を吸った。「景色が鮮明になった」感覚が忘れられず売人から購入するようになった。高校を卒業して就職したころ、危険ドラッグと出会った。当時「合法ハーブ」と呼ばれていた商品は大麻の3分の1の値段で、同じような多幸感を得られた。

 毎日のように吸引していると心身に異変が生じた。「自分が東日本大震災を起こしたんじゃないか」という妄想に取りつかれた。「天皇陛下の声が聞こえた」こともある。仕事を辞めて入院し、薬物依存症患者の支援施設である横浜ダルク・ケア・センター(横浜市南区)の寮にも入ったが、気付けば危険ドラッグや大麻に手を伸ばすことを繰り返した。

 幻聴と妄想がひどくなり10日間も寝られなかったことをきっかけに使用を絶った。それから4年。ダルクのスタッフとして働き薬物からは距離を置くが、また使ってみたいと誘惑に駆られることもある。「安易に楽しんだことが全ての始まりだった」

【関連記事】若者に広がる危険ドラッグ「HHC」 本格規制直前の駆け込み使用に警鐘
【関連記事】SNSでは「野菜」などの隠語で取引 若者にまん延する大麻

https://www.tokyo-np.co.jp/article/288895
「合法大麻」実態は「危険ドラッグ」 壊滅したはずが300店急増 常習男性に異変「天皇陛下の声が聞こえた」

2023年11月9日 06時00分



大麻成分の一部を加工した危険ドラッグ「HHC」の販売や所持が、17日から規制される。若者らの間で「高揚感が得られる」と急速に広がったが、厚生労働省が7日、「人の身体に保健衛生上の危害が生じる恐れがある」として、新たな指定薬物に加えた。現在は「駆け込み購入」が起こる事態を招いているが、厚労省の担当者は、使用を控え、再利用できない形での廃棄を呼び掛けている。(奥村圭吾、佐藤大)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/165673
若者に広がる危険ドラッグ「HHC」 本格規制直前の駆け込み使用に警鐘「決して使わないで」

2022年3月15日 12時00分





◆大麻は記憶や知覚の障害を引き起こす

 こうした空気に対し、厚労省は、大麻摂取は記憶障害や知覚の変容を引き起こすと指摘。海外に比べ日本国内は違法薬物の生涯経験率が圧倒的に低く、合法化する国などとは状況が異なると強調する。

 取り締まる側は「使用罪創設」の動きを評価している。この罪ができると、大麻の所持や栽培容疑での捜査で使われてきた尿検査がより効力を発揮するという。捜査関係者は「これまでは尿検査で陽性反応が出るだけでは、大麻を持っていないと立件できないこともあった。取り締まる上でメリットがある」と話す。(佐藤大、奥村圭吾)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/81066
SNSでは「野菜」などの隠語で取引 若者にまん延する大麻「使用罪」創設で取り締まり強化を検討 厚労省

2021年1月21日 05時55分



 大学運動部員の大麻使用が相次いだことを受け、警視庁組織犯罪対策五課は十一日、世田谷区の国士舘大世田谷キャンパスで、運動部の学生約二十人に薬物乱用防止講義を行った。オンラインでも行われ、運動部員約二百十人が講義を視聴した。

 一月に日本大ラグビー部員が大麻所持容疑で逮捕され、十月には東海大硬式野球部員が寮内で大麻を使用した疑いが浮上するなどした。

 この日は、スクリーンに資料などを映し出し、講師役の同課の宮内奈穂警部補が、大麻には依存性がないとのイメージが広がっているが、実際には依存性があることなどを説明。「たった一回の薬物が人生を狂わせてしまう」と薬物に手を出すようなことがないよう訴えた。

 参加したサッカー部の細井弘貴さん(19)は「大麻には依存性があり、親や家族、周りの人に迷惑を掛けるので、絶対に使用してはいけないと改めて感じた」と話していた。 (佐藤大)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/68113
相次ぐ運動部員の大麻問題 「たった1回」が人生狂わせる 警視庁、国士舘大で講義

2020年11月13日 07時08分



 東海大硬式野球部の寮で複数の部員が大麻を使った疑いが浮上している。大麻事案が続く大学スポーツ界では、新型コロナウイルスによる影響も指摘されるが、その危険性を一層周知すべきだ。

 全日本大学選手権を四度制した名門、東海大野球部。発表によると、複数の部員が「興味本位で大麻を使用した」と話し、大学は野球部に無期限の活動停止を命じた。神奈川県警は大麻取締法違反の疑いで捜査を始め、大学は調査結果がまとまり次第、部員や監督らを処分する。

 大学スポーツ界では、日本大ラグビー部員が一月に都内で大麻を所持したとして逮捕。近畿大は今月上旬、サッカー部員の五人が大麻を使用したと発表した。新型コロナのまん延で思うように練習や試合ができず、心に隙が生まれた可能性が指摘される。確かに東海大は首都大学リーグの春季戦が中止となり、秋季戦は試合数を減らしていたし、近大の部員は「新型コロナで暇になり、興味本位でやった」と話したという。大学スポーツ協会は来週、薬物対策として指導者らの研修会を開く。

 警察庁のまとめによると、大麻事犯の二〇一九年の検挙数は四千三百二十一人で、五年前から倍増。二十代以下の若者が全体の59%を占める。二〇年上半期は前年同期比9%増の二千二百六十一人で二十代以下は69%に達する。大学生は一五年の三十一人から、二〇年は上半期だけで百十六人に上り、広くまん延しているようだ。

 背景に会員制交流サイト(SNS)の普及が挙げられる。元厚生労働省麻薬取締官の瀬戸晴海さんによると、大麻はSNSで「草」や「野菜」などの隠語で呼ばれ一グラム五千〜七千円で取引されており、覚醒剤の十分の一程度の価格で手に入るという。

 海外の一部には合法化した国や州もあり、「害がない」「依存性が低い」などの誤った情報が若者世代にとどまらず伝わっている。瀬戸さんによると、大麻に手を染めた若者の三割は覚醒剤など深刻な薬物の乱用に結び付く。ゲートウエー(入り口)ドラッグと呼ばれるゆえんだ。

 大麻にはテトラヒドロカンナビノール(THC)という成分が含まれ、酩酊(めいてい)感や幻覚をもたらし、乱用は精神疾患につながる怖さがある。暴力団などの資金源にもなる。

 コロナ禍でのストレス発散など言い訳にならないし、軽い気持ちで手を出すのは禁物だ。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/63679
大学生と大麻 その害を甘くみるな

2020年10月23日 07時37分




大麻は吸引のための乾燥大麻や樹脂などの形で売られています。最近では、大麻の種子を入手して大麻草を栽培するという違反事案が増えています。また、インターネットでは、さまざまな隠語を使って売られています。

 法務省が発表した全国の覚醒剤取締法違反による受刑者を対象者とした調査によると、対象者が最初に乱用した薬物を、調査した時の年齢層別にみた結果、30歳以上では年齢層が上がるにつれて覚醒剤が増えている一方、30歳未満の者では大麻の割合が最も多くなっているという結果でした。

 軽い気持ちで大麻に手を出したら覚醒剤等の薬物にまで手を出していた、ということにもなりかねません。間違った情報に惑わされて軽い気持ちで大麻に手を出すのは危険です!

 インターネット等では「大麻は身体への悪影響がない」「依存性がない」などの間違った情報が氾濫していますが、大麻の有害性は特に成長期にある若者の脳に対して影響が大きいことも判明しています。間違った情報に流されず、正しい知識で判断しましょう!

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000193691.html
ホーム> 政策について> 分野別の政策一覧> 健康・医療> 医薬品・医療機器> 薬物乱用防止に関する情報> 大麻乱用による心身への影響



大麻は身体および精神の両方に幅広い影響を及ぼす場合があります。



心身への影響について

・呼吸障害:

大麻の煙は肺を刺激し、頻繁に大麻を吸引する人は、喫煙と同じような呼吸障害を起こすことが多くなります。

主な症状として、日常的な咳や痰、肺疾患などがあり、肺感染症の危険性も高くなります。

しかし、これまでのところ、大麻使用者が、肺がんのリスクが高くなるという研究結果は出ていません。

・心拍数の増加:

大麻の吸引後、最大で3時間、心拍数を上昇させます。この影響により、心臓発作のリスクが高くなります。

年配者や心臓に何らかの疾患のある場合は、そのリスクが高くなる場合もあります。

・妊娠中および産後の発達問題:

ある調査では、24歳以下の妊婦のおよそ2割が大麻の検査で陽性であることが判明しました。しかも、この調査では大麻を使用したという自己申告による使用率よりも、薬物検査の大麻陽性率の方が約2倍高かったことも明らかにされています。この結果は、妊娠中の女性の自己申告による大麻使用率の測定は、正確ではなく、むしろ過小報告になっていることを示唆しています。

さらに、アメリカ医療大麻薬局におけるある調査では、医療大麻薬局におけるの医療従事者以外のスタッフが、妊婦に対して吐き気を抑えるために大麻使用を推奨している一方、医療従事者はこれに反対していることもわかりました。

これは妊娠中の大麻の使用が、出生時の低体重や、赤ちゃんの脳や行動障害のリスクを高めることを医療従事者が懸念しているからです。

妊婦が大麻を使用すると、発達中の胎児の脳に一定の影響を与える可能性があります。子宮内で大麻の影響を受けた子供は、影響を受けていない子供と比べて、注意障害や記憶障害、問題解決能力に対する障害のリスクが高まります。

また、ある研究では、一定量のTHCが授乳を行う母親の母乳に移行することが示されています。大麻を常用した場合、THCは赤ちゃんの脳の発育に影響を及ぼす量に達することもあります。

・強烈な吐き気や嘔吐:

長期にわたる大麻の常用により、「カンナビノイド悪阻症候群」を引き起こす場合があります。

これにより、繰り返す激しい吐き気や脱水症状が表れ、救急治療を必要とする場合もあります。



精神への影響について

長期にわたる大麻の使用は、以下のような精神障害を引き起こす場合があります。

・一時的な幻覚

・一時的な被害妄想

・統合失調症患者の症状悪化

幻覚や被害妄想、支離滅裂な思考といった症状を伴った深刻な精神障害が起こる場合があります。

https://dapc.or.jp/kiso/22_cannabis.html



大麻を乱用することによる身体への影響

大麻の花や葉には「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という脳に作用する成分が含まれており、大麻を乱用すると以下のような様々な影響があります。

大麻の有害性

知覚の変化(時間や空間の感覚がゆがむ) 学習能力の低下(短期記憶が妨げられる) 運動失調(瞬時の反応が遅れる) 精神障害(統合失調症やうつ病を発症しやすくなる) IQ(知能指数)の低下(短期・長期記憶や情報処理速度が下がる) 薬物依存(大麻への欲求が抑えられなくなる)
インターネットやSNSでのあやしい情報にまどわされないで

インターネット等では、「大麻は身体への悪影響がない」「依存性がない」などの誤った情報が氾濫していますが、
大麻の有害性は特に成長期にある若者の脳に対して影響が大きいことも判明しています。
間違った情報に流されず、正しい知識で判断しましょう。

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/no_drugs//about_taima/index.html
STOPDRAG大麻ってなに?





https://news.yahoo.co.jp/articles/158ac6116d9bc4eac22b7cd2038febb363123d43

※5/27(土) 12:13配信

毎日新聞
 2022年に神奈川県警が薬物事件で検挙(逮捕・書類送検)した916人のうち、大麻の所持や譲渡などの占める割合が51・4%と2年連続で過去最高を更新した。このうち30歳未満が全体の72・6%を占め、若年層への広がりが懸念されている。全国的に同様の傾向があり、県警は供給源の取り締まり強化のほか、教育現場での薬物乱用防止教室に力を入れている。
 県警薬物銃器対策課によると、大麻事件で検挙した年代別の割合は、20歳未満20・2%(95人)▽20代52・4%(247人)▽30代14・9%(70人)――など。20歳未満のうち、高校生が23人、中学生も1人いた。また初犯は386人と全体の81・9%を占め、大麻が薬物犯罪の入り口になっているという。



 県警によると、乾燥大麻の末端価格は1グラム5000円。SNS(ネット交流サービス)を通じて入手しやすく、注射器を使わずタバコのように吸える「手軽さ」も若年層の広がりにつながっているとみる。



 「眠気が取れて勉強できるよ」「ダイエットに最高」――。県警少年育成課では小中高校などを回る薬物乱用防止教室で、友達や先輩からの誘いの「断り方」と題して「自分はしたくないとはっきり断る」「話を別の話題に変える」「その場を離れる」というテクニックを実演している。



続きは↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/158ac6116d9bc4eac22b7cd2038febb363123d43

※前スレ

【薬物】脳が萎縮します 「危険性低い」は誤解 若者に広がる大麻 ★3 [ぐれ★]

https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1685239177/



★ 2023/05/28(日) 00:07:50.70

https://news.yahoo.co.jp/articles/158ac6116d9bc4eac22b7cd2038febb363123d43



大麻のような成分が含まれた可能性のあるグミを食べた人が体調不良となっている問題で、厚生労働省の麻薬取締部は17日、関係先の立ち入り検査を始めた。健康被害を引き起こす成分がグミに含まれていないかを調べる。捜査関係者によると、一部店舗では同種とみられるグミが見つかり、検査結果が出るまで販売停止命令を出した。

 立ち入り検査は医薬品医療機器法に基づくもので、大阪府や大阪府警の担当者も参加。この日は東京都や大阪市のグミ販売店が対象になった。近畿厚生局麻薬取締部は18日以降、大阪市にあるグミの製造会社や製造所にも立ち入る方針。

 捜査関係者によると、体調不良者が出た現場で見つかったグミのパッケージには、大麻に近い合成化合物「HHCH」(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)が含まれるとの記載と、この会社の名前があった。立ち入り検査は、こうした状況を踏まえて実施された。今後、グミなどの商品が見つかれば成分検査を受けるよう求め、検査結果が分かるまでは販売停止を命じる。

 グミを食べた人が病院に搬送されるケースが相次ぐなか、新たに東京都港区で10月7日夜、男女3人が救急搬送されていたことが警視庁への取材で判明した。このうち30代男性は一時意識不明になったという。男性は男女15人ほどが参加するイベントに参加し、グミ4個を食べたとみられる。会場にはHHCHを含む液体(リキッド)もあり、男性がグミと併用した可能性があるという。

 東京都内では11月に入り、祭りや電車内でグミを食べた人が体調不良を訴える騒動が3件あり、計11人が救急搬送された。大阪府内でも今年に入り、20~30代を中心に十数人が搬送されている。【木島諒子、岩本一希、遠藤龍】

https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20231117k0000m040332000c/?tpgnr=poli-soci
「大麻グミ」結果出るまで販売停止命令 厚労省、店に立ち入り検査

毎日新聞 / 2023年11月17日 20時46分



警視庁小金井署によると、この”大麻グミ”を配った男性はグミの配布について認めており、同庁はグミの成分や、配布した目的などについて調べているという。

※「集英社オンライン」では、今回の事件について情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(Twitter)
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

https://news.infoseek.co.jp/article/shueisha_175660/?tpgnr=poli-soci
大麻グミ”を配布していた男性(40代)は祭りの常連で「インド音楽が好き」「神様の名前をよく話していた」カバンには大量のグミ…親切にしてもらった“お礼”に配った?〈武蔵野はらっぱ祭り〉

集英社オンライン / 2023年11月17日 20時51分



東京都小金井市と府中市にまたがる武蔵野公園で4日にあった「武蔵野はらっぱ祭り」で、配られたグミを食べた男女6人が体調不良を訴えていたことが、警視庁への取材で判明した。うち5人は病院に搬送されたが、いずれも軽症という。警視庁は大麻由来の成分が含まれていた可能性もあるとして、グミを鑑定している。また、グミを配っていた40代男性から任意で事情を聴いている。

 警視庁によると、4日午後0時半ごろ、祭りの関係者から「5、6人が体調不良になった」と110番があった。警察官が現場で確認したところ、グミを食べた10~50代の男女6人が嘔吐(おうと)などの症状を訴えたという。

 体調不良を訴えた6人と、グミを配っていた男性に面識はなかった。男性は警視庁に「みんなにも食べてもらいたかった」との趣旨の説明をしているという。このグミはインターネットでも購入可能とみられる。【遠藤龍】

https://mainichi.jp/articles/20231115/k00/00m/040/102000c
祭りで配られたグミ食べ男女6人体調不良 大麻成分入りか社会
速報
事件・事故・裁判
東京
関東


毎日新聞 2023/11/15 13:07(最終更新 11/15 13:19) English version 383文字



大麻のような成分が含まれる可能性があるグミを食べた人が体調不良を訴えて病院に搬送される事案が複数起きている問題で、東京都板橋区でも15日夜、男女2人が救急搬送されていたことが、警視庁への取材で判明した。

 警視庁によると、15日午後11時半ごろ、東京都板橋区のマンションの一室で「グミを食べたら体調不良になって苦しい」と119番があった。20代の男女が手足のしびれや吐き気などを訴えたが、いずれも命に別条はないという。

 2人は警視庁に「グミは池袋の店で買い、酒を飲みながら一粒ずつ食べた」などと話している。グミのパッケージには大阪にある会社と、大麻由来の成分と構造の似た「HHCH」という合成化合物の名前が記載されていたといい、警視庁が鑑定している。

 東京都内では3~4日にも祭りや電車内でグミを食べた人が体調不良を訴える騒動が2件あり、計9人が救急搬送されていた。捜査関係者によると、この2件と板橋区の現場で見つかったグミのパッケージは同一とみられる。【林田奈々、遠藤龍】

https://mainichi.jp/articles/20231116/k00/00m/040/091000c
東京・板橋でも 「大麻グミ」食べた男女2人が救急搬送社会
速報
東京
関東


毎日新聞 2023/11/16 13:43(最終更新 11/16 14:55) 437文字



木村教授によると、脳は正しい神経回路があって初めて働くもので、例えば大脳皮質では、感覚野(視覚や聴覚、触覚など)、運動野(運動のコントロール)、連合野(思考や判断力、人格形成など)があり、神経回路が働かないとそれらを正しく処理できなくなるおそれがあるといいます。

大麻に含まれる「カンナビノイド」という物質は脳全体に作用するため、必要な神経回路まで削り取ってしまったり、神経細胞から次の神経細胞に情報を伝達するのを抑えたりしてしまうとしています。
その結果、記憶障害や視覚や聴覚がゆがむといった影響が出るということです。


“大脳皮質の神経回路が削り取られる”



こちらは、木村教授が参加した研究グループが2016年に発表した画像です。マウスに「カンナビノイド」を投与したところ、投与していないマウスと比べて大脳皮質の神経回路が削り取られて、白い影が薄くなっている様子がわかります。

滋慶医療科学大学 木村文隆教授(若い世代への影響について)
「人格を形成する前頭葉の神経回路は20歳ぐらいまでにできあがると言われているので、若年層が大麻を使用すると成長するための回路ができずに人格がきちんと形成されないということが考えられるので、特に危険だ。海外では大麻を1、2回しか使用していない14歳の子どもについても、大脳皮質が正常な形をしていなかったという研究結果が出ている。
カンナビノイドの作用にはまだ分からないことも多く1、2回ならいいと思うかもしれないが十分に影響はある。依存性がないと思っている人も多いが、覚醒剤と同じような働きをするので軽く考えないほうがいい」

大麻の使用 脳へどんな影響 記憶 視覚 聴覚は?専門家に聞いた2023年8月29日
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230829a.html






①友人に誘われてもきっぱり断る

大麻を使用したきっかけは、若い世代ほど友人から誘われるという割合が高い。
どんなに仲のいい友人から誘われても、「私はやらない」ときっぱりと断ることが大切だ。

どうしても断れない場合は、例えば「ちょっとトイレに行ってくる」などと言ってその場から離れるのも1つの手段になる。

②ネットの誤った情報に振り回されない

大麻は危険性が低いといった誤った情報が氾濫しているが、実際には知覚の変化や学習能力の低下、使い続けることで記憶障害や薬物依存になることもある。

自分にとって都合のいい情報だけを見るのではなく、正しい知識を持ってほしい。

③大麻は犯罪

安易な気持ちで手を出せば進学や就職、学校生活などに大きな影響が出る。

結果として家族や知人、友人にも迷惑をかけるということを忘れないでほしい。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote75/
追跡 記者のノートから“時間も夢も失った” 当事者語る大麻汚染~脳への深刻な影響も

2023年8月28日事件 社会