猿之助さん両親死亡について話し合いだけでは罪にならない当然だよね.だから共謀罪NOと弁護士会さんが声あげてる。医療ガバナンス研究所の上昌広理事長(医師)さんが中毒死の事実から無理やりは難しいと指摘.問題があるとすれば向精神薬多剤服用処方の抜け道か。

猿之助さん両親死亡について話し合いだけでは罪にならない当然だよね.だから共謀罪NOと弁護士会さんが声あげてる。医療ガバナンス研究所の上昌広理事長(医師)さんが中毒死の事実から無理やりは難しいと指摘.問題があるとすれば向精神薬多剤服用処方の抜け道か



日弁連は共謀罪法の廃止を求めます



2017年6月15日、いわゆる共謀罪の創設を含む改正組織的犯罪処罰法(以下「本法律」といいます。)が第193回通常国会で成立し、同年7月11日に施行されました。
本法律は、「テロ対策」などの立法事実について疑問がある上、市民の人権や自由を侵害するおそれが強い法律として、日弁連は本法律の成立に強く反対してきました。
日弁連は、今後とも、本法律が恣意的に運用されることがないように注視し、全国の弁護士会および弁護士会連合会とともに、本法律の廃止に向けた取組を行っていきます。
※日弁連は、改正組織的犯罪処罰法第6条の2を「テロ等準備罪」とは呼ばず、これからも「共謀罪」と呼んでいきます。




日弁連は共謀罪法案の廃案を求めてきました

日弁連は、2003年に共謀罪法案が初めて国会に提出されたときから、共謀罪は市民の人権や自由を侵害するおそれが強いものとして、一貫して同法案の制定に反対してきました。共謀罪法案は、2003年、2004年、2005年と過去3度国会に提出されましたが、いずれも廃案になりました。




2016年8月、政府が共謀罪の創設を含む組織的犯罪処罰法改正案(以下「本法案」といいます。)を臨時国会に上程することを検討しているとの報道がありました。日弁連は、会長声明を公表するなどして本法案の上程に反対してきました。 
本法案第6条の2の「テロリズム集団その他の組織的犯罪集団による実行準備行為を伴う重大犯罪遂行の計画」罪(通称「テロ等準備罪」)は、過去3度廃案になった共謀罪法案と本質において変わらない新たな共謀罪法案であると考えられます。2017年3月21日、本法案が閣議決定され、国会に上程された以降、日弁連は、会長声明や意見書を公表したり、市民集会や、国連人権理事会「プライバシーの権利に関する特別報告者」のジョセフ・カナタチ氏と中継を行ったシンポジウムを開催するなどして、本法案の廃案を求めてきました。
全国52の全ての弁護士会も、本法案に反対する会長声明等を公表しました。
しかし、2017年6月15日、本法案は、参議院本会議において、参議院法務委員会の「中間報告」(国会法第56条の3)がなされた上で同委員会の採決を省略するという異例の手続によって本会議の採決が行われ、成立しました。
日弁連は、本法律が恣意的に運用されることがないよう注視するとともに、本法律の廃止に向けた取組を行っていきます。




2016年8月報道から2017年6月改正法成立までの日弁連の声明・意見書・チラシいわゆる共謀罪の創設を含む改正組織的犯罪処罰法の成立に関する会長声明(2017年6月15日)
いわゆる共謀罪の創設を含む組織的犯罪処罰法改正案の衆議院での採決に対する会長声明(2017年5月23日)
テロ等準備罪は共謀罪です 名前を変えてもその危険性は変わりません (PDFファイル;231KB)
いわゆる共謀罪の創設を含む組織的犯罪処罰法改正案の国会上程に対する会長声明(2017年3月31日)
いわゆる共謀罪を創設する法案を国会に上程することに反対する意見書(2017年2月17日)
いわゆる共謀罪法案の国会への提出に反対する会長声明(2016年8月31日)





2017年3月法案上程以降から現在までの日弁連主催のイベント

2018年11月21日

衆議院第二議員会館

いわゆる共謀罪に関する院内学習会

・基調報告:海渡 雄一 日弁連秘密保護法・共謀罪法対策本部副本部長


・講演:三宅 弘 日弁連秘密保護法・共謀罪法対策本部本部長代行




2018年3月13日

衆議院第二議員会館

いわゆる共謀罪に関する院内学習会

・基調報告:海渡 雄一 日弁連共謀罪法対策本部副本部長


・講演:松宮 孝明 氏 立命館大学大学院法務研究科教授




2017年10月2日

弁護士会館

共謀罪に反対し、プライバシー権を守るシンポジウム

・講演:ジョセフ・カナタチ(Joseph Cannataci)氏 国連人権理事会特別報告者


・ドイツにおけるデータ保護コミッショナー制度に関する報告:

三宅 弘 第二東京弁護士会・第60回人権擁護大会シンポジウム第2分科会実行委員会委員長




2017年6月21日

参議院議員会館

いわゆる共謀罪に関する院内学習会

・講演   :松宮 孝明氏 立命館大学大学院法務研究科教授


・基調報告:海渡 雄一 日弁連共謀罪法案対策本部副本部長




2017年6月9日

弁護士会館

いわゆる共謀罪に関する法案に反対する国際シンポジウム

・スカイプによる中継:ジョセフ・カナタチ(Joseph Cannataci)氏 国連人権理事会特別報告者


・まとめ       :新倉 修 日弁連共謀罪法案対策本部委員・青山学院大学名誉教授




2017年5月18日

イイノホール

市民の人権・自由を広く侵害する共謀罪創設に反対する集会



登壇者発言集 (PDFファイル;655KB)

・基調講演:木村 草太氏 首都大学東京教授


・リレートーク

山田 健太 氏 専修大学教授

山口 二郎 氏 法政大学教授

近藤 ゆり子氏 大垣警察市民監視違憲訴訟原告

浅田 和茂 氏 立命館大学教授

泉山 禎治 氏 弁護士・元裁判官

徳住 亜希 氏 株式会社主婦と生活社「週刊女性」編集部

山田 火砂子氏 映画監督

竹内 広人 氏 自治労連帯活動局長

周防 正行 氏 映画監督




2017年4月25日

弁護士会館

いわゆる共謀罪に関する法案に反対する市民集会

・講演   :松宮 孝明氏 立命館大学大学院法務研究科教授


・基調報告:海渡 雄一 日弁連共謀罪法案対策本部副本部長




2017年4月11日

衆議院第二議員会館

いわゆる共謀罪に関する法案に反対する院内学習会

・基調報告:海渡 雄一 日弁連共謀罪法案対策本部副本部長


・講演   :足立 昌勝氏 関東学院大学名誉教授













共謀罪(改正組織的犯罪処罰法第6条の2)の条文組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律(法務省ホームページ)





共謀罪には多くの問題があります

1 刑法の体系を根底から変容させる

日本の刑法では、法益侵害の結果を発生させた行為(既遂)を処罰するのが原則です。ただ重大な犯罪については、結果発生の現実的危険のある行為を行ったが結果発生に至らなかった場合を「未遂罪」として、未遂にも至らない犯罪の準備行為は「予備罪」として、例外的に処罰しています。予備罪は例外中の例外です。ところが「共謀罪」は、277種類もの犯罪について、予備罪よりも更に前の段階の「計画」(共謀・話し合い)を処罰するもので、処罰の範囲を飛躍的に拡大するものです。







2 あいまい・不明確な条文

本法律では、「計画」、「準備行為」、「組織的犯罪集団」などの用語が使われています。これらの概念は不明確な上、国会での政府の答弁も二転三転しています。これでは、市民にとっては、何が犯罪であり、何が犯罪でないのかを知ることができません。







3 一般市民も対象となることがありえます

共謀罪は、「計画」(共謀・話し合い)と「準備行為」(銀行でお金を下ろす、下見をするなど)といった法益侵害の危険のない行為を処罰するものです。「計画」の対象となる犯罪には、マンション建設反対の座込みに適用される余地のある組織的威力業務妨害罪なども含まれています。そのため、通常の市民団体や労働組合等が処罰の対象となるおそれが否定できません。また、「組織的犯罪集団」かどうかの調査という名目で、警察などによる日常的な情報収集が広く行われるおそれもあります。表現の自由、とりわけプライバシーの権利をおびやかしかねません。
なお、国連人権理事会「プライバシーの権利に関する特別報告者」のジョセフ・カナタチ氏は、共謀罪法案審議中、同法案に対して「プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる危険がある」との懸念を表明し、いくつかの質問を記した書簡を安倍晋三首相に送付しました。しかし政府は、法案審議中、この書簡に対して抗議するだけで何ら回答しませんでした(なお、政府は本法律成立後の8月になって「指摘は全く当たらない」などとする回答を発しました。)。


プライバシーに関する権利の国連特別報告者 ジョセフ・ケナタッチ氏 共謀罪法案について安倍内閣総理大臣宛の書簡全体の翻訳(5月22日改訂版) (PDFファイル;152KB)





4 テロ対策とは無関係

政府は、共謀罪を「テロ等準備罪」と呼び、あたかもテロ対策の法律であるかのように説明してきました。しかし、共謀罪の対象となっている277の犯罪には「テロ対策」とは無縁のものが含まれています。

また、日本はテロ対策のための主要な条約は全て締結し、国内法の整備も完了しており、仮にテロ対策の必要性があれば、個別・具体的な立法で対応すべきです。







5 国連越境組織犯罪防止条約(TOC条約)の締結にも当然に必要ではありません

政府は、国連越境組織犯罪防止条約(以下「TOC条約」といいます。)を締結するために国内法の整備が必要であるとして、共謀罪の創設は同条約の締結に不可欠であると説明してきました(2017年7月11日、本法律の施行と同時にTOC条約を締結)。しかし、TOC条約は各国が国内法の原則に従って法整備をすればよいとしており、日本は「予備罪」で対応できたのです。







6 捜査権限の拡大の懸念

本法律の重要な構成要件である「計画」は人と人との意思の合致によって成立します。したがって、共謀罪の捜査手法は、会話、電話、メール等の人の意思を表明する手段および人の位置情報等を収集することとなります。

共謀罪の捜査のためとして、新たな立法により、更なる通信傍受の範囲の拡大、会話傍受、さらには行政盗聴まで認めるべきであるとの議論につながるおそれがあります。







各弁護士会が会長声明を公表しています

共謀罪法案に反対する会長声明等は、全ての弁護士会が公表しています。また、法成立に反対する会長声明等は、46会(2017年8月22日現在。日弁連調べ)が公表しています。詳しくは、各弁護士会のホームページ等をご覧ください。

https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/complicity_secret/complicity.html
日弁連は共謀罪法の廃止を求めます

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/committee/list/data/pdf/2017/todanshahatsugenshu.pdf


https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/committee/list/kyobozai/data/kyobozai_ponchie.pdf



https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/committee/list/kyobozai/data/kyobozai_translation.pdf



https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/committee/list/data/kyoubouzai.pdf



https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/special_theme/data/061017_1.pdf



https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/special_theme/data/061017_2.pdf



https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/special_theme/data/060508.pdf




 タレントの長嶋一茂が、5月19日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。18日に救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助と亡くなった両親についてコメントした。 【写真】2013年2月5日、十二代目市川團十郎さんの通夜に訪れた市川猿之助と、今回亡くなった父の市川段四郎さん  猿之助について「番組でも何度か共演させていただいて、とてもバイタリティーあふれて、楽しい方」と語った一茂。  歌舞伎役者の家に生まれ育ったことには「歌舞伎の伝統、文化を継承していく、紡いでいくという手段とか、方法とか、心構えというものを、幼少のころから教育されていた。それも一番身近な方、お父さんだったり、おじさんだったり、他の関係者も含め、一族で守っていかなきゃいけない。そういうプレッシャーだったり、義務だったり責任だったりというところは、本当にうかがい知ることができない苦労があったのかな」と思いをはせた。  一茂はさらに、「原則的に、家族だったり家庭のことは、他人にはわからないことがある。何が起きていたかという真実、というところまではわからないと僕は思う」と無念そうに語った。  この言葉に、ネットには、 《一茂さんも言いたいことたくさんあるでしょうね》 《一茂が言うと変な重みがあるな。父が国民的スーパースターでものすごいプレッシャーで生きてきたし、家族との確執も噂されてるし》 《一茂が言うと説得力ある》  などの声が上がっている。 「言うまでもなく、一茂氏の父は、国民的人気を誇った長嶋茂雄氏。一茂氏はその長男として、生まれたときから注目されて育ち、大学入学、プロ入りの際も話題を集めました。  ただ、家族の関係はうまくいっていないようです。2004年に茂雄氏が脳梗塞で倒れて以降、長嶋家の不仲が表面化。2009年には資産管理をめぐるトラブルが相次いで報じられ、“長嶋家骨肉の争い” との見出しが躍りました。  一茂氏は2021年、月刊誌『ゲーテ』のエッセイで『父とは、もう13年会っていない』『生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう』と綴っており、溝の深さは想像にかたくありません。一家の次女・三奈さんとも絶縁状態のようです」(週刊誌記者)  ともに、特別な家庭に生まれ育ったことで、何か思うところがあったのかもしれない。  警視庁は19日、東京・目黒区内の猿之助宅の現場検証を実施。亡くなった両親の司法解剖をおこない、死因の特定をおこなう。

猿之助搬送「家族のことは他人にはわからない」長嶋一茂の言葉に「説得力ある」父・茂雄氏とは絶縁状態

5/19(金) 14:25配信SmartFLASH


弁護士で元東京高裁判事の細野敦氏が21日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送、父で歌舞伎俳優・市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)が死亡したことについて言及した。  18日午前10時15分ごろ、猿之助のマネジャーが、猿之助と両親がともに都内の自宅で倒れているのを発見し、119番。母親は自宅で、父親の段四郎さんは搬送先の病院でそれぞれ死亡が確認された。猿之助は半地下の自室で意識がもうろうとした状態で見つかった。捜査関係者によると、猿之助は警察に「前日に死んで生まれ変わろうと家族で話した。両親は睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしたという。警視庁は今後、猿之助の回復を待って事情を聴き、両親が死亡したいきさつなどを詳しく調べる。  細野氏は「猿之助さんのマネジャーが朝、自宅を訪れた時には鍵はかかってなかった。ただ外部の侵入の跡はないと。遺体に外傷はない。ただ薬物の摂取痕、先ほど出てきた睡眠導入剤ってことですね。その摂取痕もないということですね。そうした関係者の現状の見立てでは、猿之助さんご家族が自殺を試みたということで考えてるようですけれど」としながらも、「もちろん家宅捜索では薬物であるとか、薬物の瓶であるとか、そういった客観的な物は見つかってないようですので、後は今後の捜査次第なのかなと思いますね」との見解を述べた。  タレントの鈴木紗理奈が「これって猿之助さんが自殺幇助(ほうじょ)の疑いに問われる可能性っていうのはあるんですか。その場合、何が争点になるというか、自殺幇助っていうのはどういう状況でそこを見極めていくことになるんですか」と質問。細野氏は「ご両親が自発的に自殺を決めているならばその点については猿之助さんの刑事犯罪は問われないです。ただその自殺の意思決定について、自殺を実行することについて、猿之助さんが何かしら手伝いをしているっていうことがあれば、自殺幇助ということになります」と説明した。  鈴木が「今家族で話し合ったっていうことはおっしゃっられているんですけど、家族での話し合いって言うのはそこに含まれる可能性はある?」と尋ねると、細野氏は「話し合いだけでは特にないでしょうね」と明言。「客観的に薬物を準備したとか」と具体例を挙げた。

細野敦氏 両親死亡の猿之助「家族で話した」は自殺幇助か?に「話し合いだけでは特にない。客観的に…」

2023/5/21(日) 11:39配信スポニチ


歌舞伎俳優、市川猿之助さん(47)の東京都目黒区内の自宅で倒れているのが見つかり、死亡が確認された両親について、猿之助さんが「話し合って、それぞれが薬を飲んだ」などとする趣旨の説明をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。両親の死因は、睡眠導入剤のような向精神薬を大量に飲んだことによる中毒死の疑いと判明しており、警視庁は一家心中を図った可能性があるとみて調べている。 【画像】初代猿之助から続く家系図 捜査関係者によると、2階のリビングの床に並んで倒れていた母親(75)と父親の市川段四郎さん(76)には、目立った外傷はなく、17~18日に死亡したとみられている。首から下には布団が掛けられていた。いずれも吐いたような痕など、何らかの薬物を服用した形跡が確認されており、司法解剖で中毒死の疑いと判断された。 一方、半地下の自室で、意識がもうろうとした状態で発見された猿之助さんも、薬物を口にした形跡があった。猿之助さんが付き人あてに書いたとみられる、複数の遺書のような書き置きも見つかった。 猿之助さんは命に別条はなく、退院。家族会議を開いて、それぞれが薬を飲んだとする趣旨の説明をしているという。薬の容器などは見つかっていないが、家族以外の第三者が関与した形跡はなかった。 猿之助さんを巡っては、18日発売の週刊誌「女性セブン」が共演者やスタッフに対するハラスメント疑惑を報じていた。 相談窓口 「日本いのちの電話」 0570・783・556(ナビダイヤル)…午前10時~午後10時 0120・783・556(フリーダイヤル)…毎日午後4時~9時、毎月10日:午前8時~翌日午前8時 厚生労働省のホームページの「まもろうよ こころ」(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/) 各種団体へ、SNSやチャットでの相談窓口一覧(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/sns/#yorisoi)

猿之助さん「話し合い、それぞれ薬飲んだ」 死亡の両親と心中か
2023/5/20(土) 12:35配信産経新聞





歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が18日に東京・目黒区の自宅から救急搬送され、同居の両親が亡くなった事件で、警視庁は21日、猿之助の自宅を捜索した。この日午後3時半頃、自宅に19日の捜索時と同じワンボックスカーが到着。スーツ姿の捜査員が約5人、自宅に入り、約3時間後に自宅を出た。猿之助本人も立ち会っていたという情報もある。 【写真】猿之助の代役を務めた19歳…客席すすり泣き  父の市川段四郎(本名・喜熨斗弘之=きのし・ひろゆき)さん(享年76)と、母の延子(のぶこ)さん(享年75)は司法解剖の結果、薬物中毒死の疑いがもたれているが、現時点では自宅から薬物は発見されていない。この日の捜索について、元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏は「薬物中毒死についての裏付け捜査を進めているのでしょう」と話した。  若狭氏は「洗面所のパイプなど、異物の存在や流した跡なども調べていると思います。また部屋などに薬物が微量に残っていることもある。死因とのつながりを調べている」と予測する。猿之助が立ち会った可能性も高いとし「薬物を置いた場所から、その後どうしたのかなど、その場で聴取しているのでは」とした。  猿之助はこれまで、事情聴取に両親と家族会議をしたことを明かし「死んで生まれ変わろうと話した。両親は睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしている。警視庁は一家心中を図ろうとしたとみて調べを続けている。若狭氏は「警察はこの話の信ぴょう性も、合わせて確認しているはず」と指摘。「死因は客観的事実なので疑いようがないですが、供述については(真偽)半分半分でみているのだと思います」とした。  ◆厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口  ▼いのちの電話 0570・783・556(午前10時~午後10時)、0120・783・556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)  ▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570・064・556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)  ▼よりそいホットライン 0120・279・338(24時間対応)

報知新聞社

市川猿之助、自宅捜索は薬物中毒死裏付け捜査か 洗面所のパイプなど調査と予測 本人立ち会いという情報も

2023/5/22(月) 5:00配信スポーツ報知


18日に東京・目黒区の自宅から救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が、死亡が確認された父の市川段四郎(本名・喜熨斗弘之=きのし・ひろゆき)さん(享年76)、母の延子(のぶこ)さん(享年75)は向精神薬中毒で亡くなった疑いがあることが分かった。この日、猿之助は搬送先の病院を退院した。  猿之助の両親、市川段四郎さんと延子さんは司法解剖の結果、向精神薬中毒死の疑いがあることが判明した。  向精神薬とは、抗うつ剤や睡眠導入剤などの総称。脳の中枢神経に作用し、思考や感情、意欲などに影響するもので、睡眠障害やパニック障害の治療などに用いられる。そうした薬はドラッグストアなどでは購入できず、一般的には医師に処方されるケースが多いとされている。  司法解剖によると、2人は睡眠導入剤のようなものを大量摂取したとみられる。外傷や注射痕は体からは見つかっていない。両親がどのような経緯で、どの程度の薬を服用したのかも分かっておらず、今後警視庁は両親の血液を調べるなどして、薬物の特定を急ぐ。  医療ガバナンス研究所の上昌広理事長(医師)は死因について「中毒死するほどの薬物を大量に摂取するとなると、自分で(意思を持って)飲まないと難しいでしょう」と指摘する。「錠剤では(致死量は)何十錠にもなるので、誰かが物理的に無理やり飲ませる、ということは難しいと思います。どんな薬でも大量に飲めば死に至りますが、ドラッグストアなどで手に入る一般的な薬を大量に飲んで、中毒死するということも考えにくいと思います」と述べた。  ◆厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口  ▼いのちの電話 0570・783・556(午前10時~午後10時)、0120・783・556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)  ▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570・064・556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)  ▼よりそいホットライン 0120・279・338(24時間対応)

報知新聞社

市川猿之助 両親は向精神薬中毒死の疑い 医師の見解は「無理やり飲ませるということは難しい」
2023/5/20(土) 5:35配信スポーツ報知











歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が19日、搬送先の病院をすでに退院したことがわかった。 【写真】亡くなった父・段四郎さんと同乗する猿之助  猿之助は18日午前、東京・目黒の自宅で倒れているところを発見され、都内病院に救急搬送された。命に別条はなかったが、意識がもうろうとした状態だったという。  警察は猿之助の回復をまって事情を聴く方針だったが、この日の夕方までに退院した。警察は引き続き本人から事情を聴く方針。  また、18日に亡くなった父親の四代目市川段四郎(76)、母親(75)の司法解剖が行われ、ともに死因が「向精神薬中毒の疑い」だったことが判明した。警視庁が公表した。いずれも死後1~2時間が経過していたという。  向精神薬は、鎮静剤、精神安定剤、睡眠導入剤などを含む薬剤の総称。医薬品としては不安やパニック障害、睡眠障害などの治療に用いられる。  医療関係者によると「市販薬では必要量が多すぎて中毒死に至るとは考えづらいです。病院から処方されたものでも何十錠ではせいぜい昏睡程度。ただ、100錠単位なら呼吸が止まって亡くなる可能性はあります」という。  猿之助の自宅からは睡眠導入剤などは発見されておらず、当局は両親の体内から発見された薬物の成分を調べる。

東スポWEB

市川猿之助すでに退院 両親死因は向精神薬中毒 医療関係者「市販薬では考えづらい」

5/19(金) 19:06配信東スポ


東京都目黒区にある自宅で18日に意識がもうろうとした状態で発見された歌舞伎俳優の市川猿之助(47)は倒れる前に何らかの薬物を飲んだ可能性があり、両親も向精神薬中毒で亡くなった疑いがあることから、捜査員が22日も懸命に探しているのが薬の現物とその容器だ。 【写真】猿翁、中車、猿之助、團子…市川家の家系図  猿之助はこれまで警視庁の聴取に「前日に死んで生まれ変わろうと家族で話した。両親は睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしている。また、猿之助も自宅で発見された際、口の辺りの変色など、薬物中毒とみられる形跡があり、病院搬送時、薬物中毒の形跡があり胃の洗浄を受けたという。  だが、自宅には薬の現物も包装容器も瓶も見つかっていない。  また、両親の死因となった「向精神薬中毒の疑い」の「向精神薬」とは、鎮静剤、精神安定剤、睡眠導入剤などを含む薬剤の総称。医薬品としては不安やパニック障害、睡眠障害などの治療に用いられ、中枢神経に作用することから依存症が現れる可能性があるなど、乱用により健康被害が発生する恐れがある。非常に多量を摂取した場合、呼吸器の機能を低下させ昏睡から死に至るケースもある。アルコールとの併用はさらに危険性が大きくなる。捜査関係者は、両親が睡眠導入剤のようなものを口から大量に摂取したとみているが、服用するには医師の処方箋が必要だ。「以前処方されていたものが手元にあった可能性はある」とみる捜査関係者もいるが、いずれにしても入手ルートの解明が急がれる。  捜査関係者は「家族会議のわずか1日後に大人3人分もの大量の薬がすでに自宅にあったのか、3人が飲んだのではあればその薬の残りの現物、その容器、そして、入手ルート…。薬をめぐって分からないことが多数残っている。ここを重点に、今回の捜査を担う捜査一課が慎重に調べている」と話している。 ◆いのちの電話 【相談窓口】 「日本いのちの電話」 ナビダイヤル 0570(783)556 午前10時~午後10時 フリーダイヤル 0120(783)556 毎日:午後4時~同9時 毎月10日:午前8時~翌日午前8時

両親死亡の市川猿之助 捜査一課は最大の謎・薬物を重点捜査 薬の現物、容器、瓶の行方、入手ルートも 

5/22(月) 18:00配信スポニチ


5月18日午前、東京・目黒区にある自宅の半地下で倒れているのを発見された歌舞伎俳優の市川猿之助(47)。自宅2階ではあおむけに倒れている父の市川段四郎さんと母親も発見されたが、その後2人の死亡が確認された。 【写真あり】一命を取り留め、19日までに退院したという猿之助 各報道によると、猿之助のそばには本人名義で書かれた知人宛の遺書と見られるメッセージが残されていたことから、警視庁は自殺を図ったものと見ている。緊急搬送された猿之助は一命を取り留め、19日までに退院したという。 また19日に行われた司法解剖の結果、両親の死因について警視庁は向精神薬中毒の疑いがあることを明らかにした。 事件の背景については今後行われるであろう猿之助への聴取を待つほかないが、向精神薬中毒という報道に、衝撃を受ける人々が相次いだ。 果たして、向精神薬中毒とは一体どのようなものなのか。大阪の心療内科科クリニック「岡田クリニック」の岡田尊司院長に話を聞いた。まず、「向精神薬」といっても様々な種類があるという。 「向精神薬には、大きく分けると3つの種類があって、1つ目は睡眠薬や抗不安薬と言われるタイプ。この2つは大体似たような成分で、ベンゾジアゼピン系のお薬のことが多く、マイナートランキライザーと言われています。2つ目はより強力な精神安定剤、いわゆるメジャートランキライザーというもの。3つ目はこの2つ以外の抗うつ薬、気分安定薬等に分類できます。 睡眠薬や抗不安薬の場合は、不眠や不安、軽い鬱の症状にも使えます。精神科、心療内科をはじめ、内科の先生も処方したりするので割と身近なものですね。 一方で、メジャートランキライザーといわれる安定剤は、精神病圏の状態に使う薬で、より沈静効果が強力です。通常は、精神科や心療内科にかかってないと処方されません」(以下、カッコ内はすべて岡田院長) 向精神薬中毒で死にいたるケースについて、岡田院長は言う。 「一般の睡眠薬や抗不安薬は安全性が非常に高いため、100錠以上飲んでも死ぬとは限りません。ただ、高齢者等でもともと呼吸する力が弱まっていたり、呼吸不全があったりすると、そうとも言えません」 一般的に、中毒で死に至る量の向精神薬を所持することはあるのだろうか? 「睡眠薬は処方する日数制限があり、1カ月以上は処方できない決まりがあります。例えば30錠などが一つの制限としてあって、そこを守って処方しているきちんとした病院でしたら、大量に処方されるということはありません」 ■「日本いのちの電話」 ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時) フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)

市川猿之助 両親の死因は「向精神薬中毒」の疑い…医師は「100錠飲んでも死ぬとは限らない」

5/20(土) 11:00配信女性自身

医療ジャーナリスト・市川衛さん日本における多剤服用とため込みの問題のある向精神薬の闇についてよく調べられていると思います。



 18日朝、救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助さん(47)が歩けるまでに回復し、すでに退院していることがわかった。警視庁は19日、自宅で見つかった両親の死因は司法解剖の結果、「向精神薬中毒の疑い」と発表した。 【写真】猿之助の代役・中村隼人の卒アルがスター揃い  猿之助さんは発見時「意識障害があり、会話ができない」状態だったとされるが、本人も向精神薬を服用したのかどうかはわかっていない。  ネット上には「向精神薬が大量にある状況ってどういうものなんだろう」「いったい何錠のんだんだ?」「死んじゃうほどの向精神薬ってなに?」といった声があふれた。

「睡眠薬」「抗うつ剤」高齢者に行われる多剤併用

「向精神薬とは、脳などに作用して、いわゆる精神活動に影響を与える物質全般を指します。例えばお酒に含まれるアルコールは、飲むと一時的に気分が高揚したり、急に眠くなったりするなど脳の働きに影響するので、広い意味では向精神薬に含まれます。 ただ医療現場で「向精神薬」といった場合は、不眠や気分の落ち込みなど精神的な症状を訴える人に対して医師が処方する、睡眠薬や抗うつ薬などを指すのが一般的です」  と話すのは医療ジャーナリストの市川衛さん。  脳は、睡眠や食欲、呼吸など生命の維持に関わる働きをコントロールしていており、さらには、感情や認知、痛みの知覚など非常に多様な働きを担っているが、こうした働きのバランスが崩れて生活に支障が出た時などに向精神薬が処方される。具体的には不眠、不安、うつ、認知症など様々なケースが存在する。 「向精神薬の乱用が社会問題化している代表例が、アメリカ。アメリカでは、麻薬系鎮痛薬であるオピオイドの乱用が問題となり、“オピオイド・クライシス”と呼ばれています。過剰摂取による死亡者は、2004年には年間9千人ほどでしたが、2021年には年間8万人が亡くなっているとされます。オピオイド鎮痛薬を安易に処方する医療施設の存在や、地方都市における経済格差、近年ではコロナ禍による社会不安の増大などが背景にあると指摘されています」  日本では、特に高齢者に対して、不眠や不安などへの対処として睡眠薬や抗うつ薬などの「多剤併用」が行われ、依存症や転倒、寝たきりなどを引き起こしているとたびたび指摘されている。
重複処方とためこみで「相当量」の可能性

「例えば、脳の働きを抑える作用のある向精神薬を飲みすぎれば、呼吸などの活動まで抑えられてしまい、命に関わる危険があります。医療機関で医師が処方する場合には、そうした副作用が起きないよう用法や用量が決められており、ただちに命に関わるような量が処方されることは考えにくいと言えます。  ただし、例えば2008年に発表された調査では、向精神薬を過量服用して救急外来に搬送された人(273件)のうち、薬剤の入手経路の8割以上(229件)は“患者本人に対する医療機関からの処方”。医療機関による安易な処方が疑われるケースのほか、患者側が過去に処方された薬を使わずにためておいたり、複数の医療機関を受診して重複処方を受ける場合もあると指摘されています」  猿之助さんの父と母に持病があり、向精神薬をためていたのか、それともーー。  入手経路や入手時期など詳しい捜査が行われる見込みだ。 医療ジャーナリスト・市川衛さん 医療の「翻訳家」/READYFOR(株)基金開発・公共政策責任者/(社)メディカルジャーナリズム勉強会代表/広島大学医学部客員准教授。00年東京大学医学部卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員。19年Yahoo!ニュース個人オーサーアワード特別賞。21年よりREADYFOR(株)で新型コロナ対策・社会貢献活動の支援などに関わる。主な作品としてNHKスペシャル「睡眠負債が危ない」「医療ビッグデータ」(テレビ番組)、「教養としての健康情報」(書籍)など。

市川猿之助両親の死因とされる“向精神薬”中毒は「医療の抜け道」「致死量の入手も」専門家が警鐘

5/20(土) 5:01配信週刊女性