3Keysホーム » 白書 - 日本の子どもたちの今 » 子どもの性被害認識には時間がかかる?~大人も含む平均は7年以上、中には30年かかる人もPDF魚拓




https://www.moj.go.jp/content/001316201.pdf

https://www.moj.go.jp/content/001316208.pdf

https://drive.google.com/file/d/1or42S3clz8ig4haflGzX5hQyMrq0sABU/view?usp=sharing

https://www.moj.go.jp/content/001316209.pdf


https://www.moj.go.jp/content/001316210.pdf

https://www.moj.go.jp/content/001316211.pdf

https://www.moj.go.jp/content/001316212.pdf

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/pdf/jakunen_chousa_report.pdf




うちの学生時代にあった口ふさぎ性暴力トラウマは服を無理やり脱がされたです、旧本籍地にいた頃の私の味方なんていなかった親族等はもちろん教職員らにも嫌われてましたからね、相談なんてできませんよ。

http://spring-voice.org/wp-content/uploads/2020/12/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E5%88%86%E6%9E%90%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%EF%BC%91.pdf


はじめに
私たちは性暴力のある社会で暮らしています。
高校生を対象とした調査では女子の63%が何らかの性暴力被害を経験し、最も多かった回答は「無理やり体を触られた」(37%)でした。レイプの被害率
は5.3%になります。男子も29%が性被害を経験したと答えています(野坂,2005)。セクシュアル・マイノリティの調査は今後の課題ですが、複数の調査
から過半数の女性が性暴力被害にあい、男性の被害者も珍しくないことが明らかになっています。
しかし、性暴力被害はこれまで見えなくされてきました。
被害を受けると思われてきた少女たち・女性たちは「見知らぬ人には気をつけるように」「家に入るときは背後を確認するように」「短いスカートをは
かないように」と度々、警告や注意をされ、被害を受けると「あなたにも隙があった」「落ち度があった」と批難されてきました。
藤岡は『男性は性犯罪者に間違われないために、夜道で女性の後ろを歩くこと、電車で女性に密着すること、エレベーターで女性と二人きりになると
いった「些細な」自由の制限にさえ不満を述べるのに、女性は、自由に対する制限を受け入れ、その結果、制限を受け入れている自分を一種劣った存在と
みなしていく(マクニール,2001)』との研究を紹介しています(藤岡、2006)。
刑法性犯罪は、性的自由・性的自己決定権を保護するものと考えられています。
しかし、暴行・脅迫要件や抗拒不能(抵抗できなかった状態)の適用が狭く、多くの被害を救えていないと批判され、2020年3月に法務省の「性犯罪に
関する刑事法検討会」(以下、性犯罪検討会)が設置、議論が始まっています。被害当事者として初めて私も委員に加わりました。
この性犯罪検討会に、性暴力の本質的な問題を届けたいと始まったのが本調査です。
開始直後から大きな反響があり、わずか1日で1000件を超える回答が寄せられ、3週間で5899件もの声が寄せられました。
被害が認識しづらく、記憶を取り戻すのも容易ではない実態が明らかになったことから、10月の性犯罪検討会には、強制性交等罪10年、強制わいせつ罪
7年の現行の公訴時効では短すぎること意見を述べました。
これからも、性犯罪検討会に調査結果の声を伝えていきたいと思います。
しかし、性暴力のない社会、対等な人間として尊重され、自由が守られる社会は刑法性犯罪改正だけでは叶いません。質的調査から明らかになったよう
に、正しい情報を伝える性教育、被害者批難を排し、加害者の責任を問えるような社会全体の意識変化も求められています。
これまで社会が聞いてこなかった声に、謙虚に耳を傾け、その経験からどうすれば性暴力のない社会を作れるのかを、考えることが必要です。
届けられた声に応え、共に性暴力のない社会をつくりましょう。

一般社団法人Spring代表理事
山本潤

性被害の実態調査アンケート
結果報告書①
〜量的分析結果〜