【ご報告】Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見を行いました。2022年11月29日PDF魚拓


「Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見」に関するご報告



現在、Colaboと仁藤に対して、SNSやインターネット上での膨大なデマ、誹謗中傷、嫌がらせ等が行われています。実際の活動への実害も生じており、10代女性に対して食事や安心できる空間を提供するバスカフェの活動で使用しているバスが切り付けられたり、シェルターの場所を特定しようとするストーカー行為などの被害を受けています。

先日、Colaboとその代表仁藤夢乃に対するネット上の攻撃に関する弁護団声明を公開しました。

デマや誹謗中傷などの嫌がらせの投稿が膨大になされ、拡散されることによる影響は非常に深刻で、利用者の女性たちが恐怖を感じ、活動の存続が危ぶまれるほどの状況となっているため、この度、提訴することになりました。

本日、これに関する被害実態の報告、被害者の想い、および提訴に関する記者会見を行いました。

会見の様子は以下からYoutubeでご覧いただけます。

私たちColaboは、これからも性暴力や性搾取のない社会に向けて活動を続けます。多くの方に被害の状況を知っていただき、少女と女性の安心安全な空間と関係性を守るために、みなさんにもぜひご協力いただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

2022年11月29日 一般社団法人Colabo

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■記者会見動画
「Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見」

■会見の内容
・訴状の内容
・Colabo及び、仁藤夢乃に対する嫌がらせ・脅迫の詳細と分析
・代理人弁護士及び主催者のコメント
・Colabo利用者の声
・仁藤からのご挨拶
・質疑応答

■配布資料

Colabo及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について
補足説明(2022年12月1日)
補足説明2(2022年12月3日)
補足説明3(2022年12月7日)
補足説明4(2022年12月9日)
嫌がらせメール、送りつけ等被害の実態
2022年11月29日記者会見(文字起こし)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

記者会見についてメディアに掲載されました。

毎日新聞デジタル『ネットの中傷で「活動に危機」 少女支援「コラボ」の仁藤さん提訴』

>弁護団の神原元弁護士は「デマを積み上げて信用を傷つけるサイバーハラスメントで、本質は『女性の権利のために立ち上がった人が気に入らない』という女性差別だ」と批判した。今後、他の投稿についての法的措置も検討しているという。

また、太田啓子弁護士はこれらの動画に対し、高評価をしたり賛同コメントを書き込んだりする人の多さに触れ、「(デマ拡散を)エスカレートさせている側の問題点も指摘していきたい」と話した。



朝日新聞デジタル『女性支援団体Colaboを「誹謗中傷」 投稿繰り返した男性を提訴』

>弁護団によると、男性のアカウントでは7月~11月28日、ツイッターで少なくとも900件、noteで27件、ユーチューブで30件の投稿があった。「Colaboが特定の政党と強く結びついている」「女性たちの医療支援に際し、医療機関からキックバックを受けている」といった事実無根の内容が多数含まれているという。

>29日に都内で会見した仁藤さんは「女の子たちのよりどころとなっていたバスを傷つけられ、私自身の体を傷つけられたような気持ちになった。女性のために声を上げること自体への攻撃で、止めなくてはならない」と訴えた。



東京新聞TOKYO Web『「『貧困ビジネス』と虚偽記述された」少女支援の団体Colaboの仁藤夢乃代表が男性を提訴』

>虐待や性暴力を受けた10代の少女たちを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」代表の仁藤夢乃さん(32)が29日、インターネット上で「若年女性に生活保護を不正受給させ、無給で仕事をさせる貧困ビジネスをしている」などと虚偽の記述をされ、社会的信頼を傷つけられたなどとして、都内に住む男性を相手取り、慰謝料など計1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
>29日に都内で記者会見した仁藤さんは「活動を支える少女やスタッフも心に傷を負い、影響が出ている」と話した。支援する神原元弁護士は「記述は典型的な女性差別、ミソジニー(女性蔑視)だ」とした。



神奈川新聞カナロコ『「ネット中傷で活動危機」少女支援団体の仁藤夢乃さん提訴』

>弁護団の神原元弁護士は「荒唐無稽なデマが大量に流れ、不正の雰囲気づくりがされている。サイバーハラスメントで許されない」とし、「女性の権利のため立ち上がった仁藤さんが気に入らないという女性差別が本質。差別を娯楽として楽しめばエスカレートし、ヘイトクライムに行き着く」と指摘した。

今後、弁護団はツイッターにいいねやリツイートをしたアカウントなども追加提訴する予定で、名誉棄損やつきまとい行為などへの刑事告訴も検討する。



BuzzFeed Japan『「少女たちをタコ部屋に…」「生活保護ビジネス」女性支援団体と仁藤夢乃さん、投稿者の男性を提訴』

>仁藤さんは、支援を必要とする女性たちが団体に繋がりにくくなってしまう懸念も訴える。実際に過去にColaboの支援に繋がった女性から、こんな声が寄せられているという。

「『Colaboってあの燃えている団体だ』と思われると、頼ってみようかなという想いよりも、『関わらないでおこう』という想いが勝ってしまうかもしれない」(20代女性)

「デマの中には『Colaboが女の子を搾取している』というものもあるけど、そういう投稿を見て不安になったり、せっかく信頼して安心できる場所ができたのに、そこすら疑うことになってしまうっていうことが全然あると思う」(20代女性)

仁藤さんは「今Twitterなどで私やColaboを調べたら、怖い情報しか出てこない。SOSを出したいと思っている少女たちへの影響が一番大きい」と語った。

https://colabo-official.net/kaiken2211/
【ご報告】Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見を行いました。

2022年11月29日


【弁護団声明】Colabo及び仁藤夢乃さんに対するネット上の攻撃について

2022年11月20日

弁護団声明
Colabo及び仁藤夢乃さんに対するネット上の攻撃について

現在、若年被害女性を支える活動をしている一般社団法人Colabo及びその代表理事である仁藤夢乃さんに対するデマ拡散、誹謗中傷等インターネット上の攻撃が主にTwitter、YouTube、noteにおいて、激化しています。この攻撃は以前からありましたが昨年以降特に深刻になっています。
誹謗中傷の頻度と拡散数は膨大で、Colabo及び仁藤さんに対する名誉毀損その他法的に問題となりうるものも多数含まれており、現実の業務への支障等も深刻であることから、到底看過することはできません。弁護団は、近日中に誹謗中傷投稿・拡散に関わった者に対する法的措置を講じる予定です。

Colaboは民間団体の助成金や一般からの寄付金を財源として自主事業を行うのと同時に、東京都から若年被害女性等支援事業の委託を受け、委託事業としての業務も行っています。従って、Colabo全体としての会計報告・活動報告の中には、東京都からの委託事業に関するもののほか、自主事業も当然ながら含まれています(これは、Colaboホームページで公開されている活動報告でも公表されている情報です)。
現在ネット上で拡散されているデマ・誹謗中傷の中には、Colaboがこの東京都からの事業委託として公金を受領していることに関して、事実を歪曲あるいは捏造して「不正会計」と称するものが多数あります。その中には、例えば、東京都の委託事業に関する報告と、それ以外の事業も含むColabo全体としての活動報告とを、性質、範囲、報告作成時期等の違いを無視して単純に比較した上で「不一致がある、不正が疑われる」などと喧伝するようなものもあります。

また、ColaboのSNSや会計報告書から引用した写真と称してそれを根拠に「不正が疑われる」と喧伝する投稿には、例えば一時シェルターの写真を中長期シェルターの写真であるとして事実と異なる決めつけをしたり、保護女性全員が生活保護受給者であるとか不正な生活保護受給を行っているなど事実に反する断定をしているものなども多数あります。
Colaboの会計にはなんら「不正」であると非難されるようなものはありません。しかしこのようなデマの大量拡散によって、Colaboの活動を支援する方々にも心配と動揺が拡がってしまっている状況がありますので、現在、法的措置と別途に、「それはこのような理由でデマである」という説明を公表する用意をしています。デマひとつひとつがそれぞれ複数の歪曲事実の組み合わせという性質をとっていることが多いため、この作業にはかなりの時間を要していますが、近日中に公表致しますのでお待ち下さるようお願い致します。

東京都からの若年被害女性等支援事業の委託については、もともとColaboが自主事業として行っていたものについて、厚労省や東京都がその必要性を認識して2018年10月から東京都のモデル事業となり、2021年度から正式に委託事業となったという経緯があります。このようなことから、Colaboホームページ上の報告記載の「事業収益」には、東京都の委託事業と自主事業それぞれによる事業収益が同時に含まれています。これはなんら不正なものではありませんが、例えばこの経緯から、一見わかりづらいことがあるとはいえます。このようなことについても説明を用意しております。
また、現在、Colaboへの事業委託に関し、東京都に情報公開請求をしたり、監査請求を行ったりしている方がいます。これについてもColaboは都からの問い合わせ等に誠実に対応してまいります。

皆様におかれましては、弁護団からの説明をお待ち頂き、いたずらに誹謗中傷の拡散に加担するようなことは絶対しないよう、強く要望致します。また、本件についてのお問い合わせは代理人に下さいますようお願い致します。

2022年11月20日

Colabo・仁藤夢乃さん代理人弁護士一同
弁護士 角田 由紀子
弁護士 神原 元
弁護士 太田 啓子
弁護士 端野 真
弁護士 堀 新
弁護士 中川 卓
弁護士 永田 亮

(問合せ先:弁護士 神原元)

【弁護団声明】Colabo及び仁藤夢乃さんに対するネット上の攻撃について

2022年11月20日

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/11/421e0767ef3e7f96a6337410b633a78a.pdf



https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/11/221129.pdf

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/826ff952914436c8e6c18fecea6b7ab0.pdf


Colabo及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について・補足説明
2022 年12月1日
一般社団法人Colabo及び同代表理事仁藤夢乃弁護団
Colaboの具体的な事業の内容や報告、会計について寄せられた誹謗中傷や疑問などにかか
わる論点については、11月29日の記者会見で配布した資料(Colaboホームページ掲載
https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/11/HP.pdf 以下「11月29日付説明資
料」)で既にご説明していますが、念のためいく つかの主要な点について補足説明致します。
1. 事業の全体的な位置づけ
まず全体的な事業の位置づけとしては、これまでご説明したとおり、東京都の若年被害
女性等支援事業は「委託事業」であり、Colaboがこの事業に関して都から受け取っている
のは「委託経費」であって、「交付金」や「助成金」ではありません。東京都とColaboの間で
委託契約を締結し、事業に必要な経費の見込みを立てて予算申請し、その結果認められ
た予算の範囲内で事業を行うものです。なお、事業実施においては都の委託経費を超え
た支出をすることは珍しくありません。その場合、超過額はColaboの自主財源(寄付金や
自主事業の収益、民間団体からの助成金)から支出することとなります。実際に行った事
業の支出が若年女性事業の予算の枠を超えた場合には、事業実施報告書記載の金額
は、予算の合計額と同額を報告しているということになります。
2. 事業ごとの取扱の違い
若年被害女性等支援事業においては、領収証の提出義務はありませんが、保管義務は
あり、都からの調査があればいつでも提示し説明することとなっています。
Colaboが関与している都の事業は若年被害女性等支援事業のみではなく、これと別途に
DV 等被害者支援事業という事業もあり、これについても11月29日付説明資料において
も、2頁、8頁(Q8)で言及しています。このDV等被害者支援事業は、若年被害者等支援
事業と異なり、実績に応じて領収証を都に提出し、それに基づいて「交付金」の支給を受
けるものです。都の規定も事業によって異なります。
3. 委託経費の予算と実際の支出の関係
若年被害女性等支援事業の委託経費の予算は、「車両関係費」「宿泊支援費」などいく
つかの大項目に分かれています。ただし実際の事業の遂行の中で、当初の計画とは異
なって、新たな対象に支出する必要性が生じたり、逆に予定していた支出がなくなるなど
の変更もありえます。この場合、Colabo としては、項目を越えた調整をすることがありま
す。このような、項目を越える支出の調整を禁じる規定はなく、項目を越える調整をおこ
なっても問題ありません。
項目を越える支出調整の例としては、大項目となる「車両関連費 予算 1,028,000円」の
限度の中で、当初は駐車場に支出する予定で予算に組み込んでいた額を、車の備品の
購入に充てるなど、実情に応じた調整を行ったことがあります。この例の場合は、「車両関
連費」という大項目の内部における、費目を越えた調整でしたが、大項目を越えた支出調
整も、若年被害女性等委託事業についての都との委託契約において禁じられていませ
ん。ただし、Colaboとしては、支出調整をする場合にはなるべく大項目の場合の費目調整
に収まるような処理に努め、大項目を越える費目調整は基本的にしないようにはしていま
す。
なお、一般的には、その年度の事業実績の額が予算の上限を上回った場合には、事業
実績の額が予算の上限額と一致するのですが、年度途中で、事業実施の必要性に応じ、
予算が追加されることもあります。そのような場合には、年度当初の予算額に追加された
予算額を上限として、事業実施実績の額が決算として報告され都に承認されるということ
になります。
令和2年度は新型コロナの影響がまだ大きく、世の中全体が混乱状態で、自粛が相次ぐ
なかでネットカフェやホテルなどから締め出され、「ステイホーム」と言われても家庭にもい
られないという状況の若年女性がたくさんいて、Colaboへの相談が激増しました。Colabo
は感染予防をしながらバスカフェなどの活動を止めずに動いてきました。
このような状況を受けて、都は、なんとか対応しなくてはならないと認識し、期中に2度予
算を上乗せするということもありました。そのように期中に予算が上乗せされた場合には、
当然のことながら、事業計画書記載の委託経費総額より、事業報告書記載の金額のほう
が高くなります。
4. 宿泊支援費についての補足
令和3年度の宿泊支援費 300万円と若年被害女性等支援事業における宿泊支援の関
係についても補足説明します。宿泊支援の対象となったのは232泊分であり、これは
Colaboの事業報告書と都への報告とで一致しています。さらに、11月29日付説明資料の
Q16(19頁以下)でも説明した通り、女性の状況によってはその女性に付き添うスタッフの
宿泊なども発生するので、若年被害女性等支援事業全体で 「宿泊」に実際に使用した金
額は300 万円を超過し、予算上限の300万円がそのまま実績 となりました。
この予算300万円を作成した時には、1泊1万円を目安として延べ 300 泊分として、総額
で上限300万円の予算申請が認められたわけです。ただし実際の宿泊は、1泊ごとに1万
円が限度と決められているわけではなく、1泊1万円を超過する場合もあり、また前述のよう
に対象女性以外のスタッフの宿泊なども発生したので、結果的には宿泊に要した費用が
全体で予算上限の300万円を超え、300万円の予算の上限がそのまま実績となったという
わけです。
ここで、 「1泊1万円が上限であり、232泊なら 232万円以下のはずだ。300万円も使うわけ
がない」という主張がSNSでは見受けられますが、これはいくつもの誤解か曲解が重なった
ものです。
Colaboは、令和2年12月から令和3年3月まで、東京都の緊急の支援事業「緊急自殺予
防対策」として、 1泊あたり1万円で女性たちにホテル宿泊支援を提供したことがあります
が、これは令和2年度の若年被害女性等支援事業に、年度途中で、当初の委託経費と別
途に緊急の対策として追加されたものです。これについては東京都との取り決めにおい
て、1泊あたり1万円ということが明記されていました。SNSにはこの緊急自殺予防対策事業
に関する都の規定を引用して、令和3年度の若年被害女性等支援事業の宿泊支援につ
いても「1泊1万円が上限であったはずだ」とする指摘が散見されますが、両者は別次元の
ものです。
令和3年度の若年被害女性等支援事業においてはあくまで委託経費の予算「総額」が
300万円とされたのであって、「1泊1万円」という上限はありませんでした。この点が令和2
年度途中で追加された「緊急自殺予防対策」と異なります。そのため若年被害女性等支
援事業についての都への報告でも、232泊分という報告内容に関して特段問題を指摘さ
れていないということになります。
5. 予算の上限を超えて支出した場合の扱い
また、事業計画書(予算)記載の各項目の委託経費の上限を超えた支出をした場合の、
事業実施報告書(決算)記載についてご説明します。これは、11月29日付説明資料の
Q10(28頁)に記載したことについての補足です。
例えば事業計画書作成段階で、「消耗品費 125,000円」と記載し、実際に支出した金
額がこの上限を超えた「253,537円」であった場合、都に報告義務があるのは委託経費の
上限の範囲である「125,000円」です。それを超過した金額は委託経費からは支出せず
Colaboが自主財源から支出しているためです。従って、委託経費の上限を超えた支出を
した場合、事業実施報告書には、委託経費の上限額(端数の無い金額)を記載してもよい
し、現実に支出した金額(委託経費及び自主財源からの支出額の合計)を1円単位で記載
しても、どちらでも構わないということになります。年度によってどちらの記載方法もあります
が、何か問題があることではありません。
6. その他(車両関係費の補足)
若年被害女性等支援事業において支出した車両関係費の中には「ユニクロ」などから購
入したものがあるようだが何か、という意見をいただきましたが、これはバスカフェの実施の
ためにバスに常備する防寒具等の購入です。また、バスに常備する消毒スプレー等も、バ
スカフェによるアウトリーチ事業に必要なものとして「車両関係費」の中に入れています。こ
れらについても領収証は全て整理・保存してあり、都からの要望があれば都に対し開示し
説明する用意があります。
以上

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/826ff952914436c8e6c18fecea6b7ab0.pdf


https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/9111a466505ad23e518b1ed113c0ce3f.pdf


Colabo 及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について・補足説明 2
2022 年 12 月 3 日
一般社団法人 Colabo 及び同代表理事仁藤夢乃代理人弁護団
1.四半期ごとの報告額と実際の支出額との不一致について
車両関係費について、「四半期ごとの都への報告の金額と、年間の個々の実際の支出の内訳を
事後的に、各四半期ごとに分類して集計してみた金額とが一致しない。これはおかしいので
は」という意見が見受けられます。
この点については、以下のとおり実務上の事情があり、何ら不正なことではありません。
四半期ごとの都への報告の金額は、実務上、仕訳がすべて完了していない等で必ずしも厳密
な確定的金額ではない事情があり、いわば暫定的な性質を有することは否定できません。
一方、年度を通じた実際の支出の総額は予算額を上回っていますが、当然のことながら東京
都から支払われる委託経費は予算額が上限となります。この場合、年度を通じた最終の実績報
告は、予算額と一致します。
(全体の支出が予算額を上回った場合、全体の支出を報告するのではなく、あくまで上限で
ある予算額相当の額を報告する扱いとなっている点につきご注意ください。この点は、11 月
29 日付「Colabo 及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について」Q10(P24)、及び 12 月 1
日付「Colabo 及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について・補足説明」の「1」でもご説明
した通りです。)
従って報告としては、最後の第 4 四半期の金額=予算額-(第1~第3四半期の金額の合
計)となっています。
以上を前提として東京都に対する報告を行っているものです。
都の委託事業の委託経費の予算の上限を超過して支出した金額は、既にご説明している通
り、Colabo の自主財源から支払っているということになります。
2.令和 3 年度実施状況報告書の車両関連費の記載について
令和 3 年度の実施状況報告書のうち車両関連費(実績は 1,083,047 円だが予算 1,028,000 円
が限度)の報告部分に「タイヤ購入・交換費用」という記載があるが、実際はタイヤを「購
入」していないのではないか、という指摘もありましたので、この点もご説明します。
これについては、単に実施状況報告書の該当箇所につき「タイヤ交換・保管費用」などと記
載するべきであったところを「タイヤ購入・交換費用」と記載していたものです。車両関連費
の内訳は 2022 年 11 月 29 日付説明資料別紙記載の通りであり、これを都にも報告しておりま
すので、都もこの年度にタイヤ「購入」はなかったことを認識しています。いずれにしても車
両関連の様々な用途に支出し、そのうち予算 1,028,000 円を限度として委託経費の支払を受け
たということに変わりはありません。なお、Colaboが車両のタイヤを購入しても、都への事業実施報告書にその記載がない年もあ

ります。これは、既に11月29日付説明資料(2項)及び12月1日付説明資料(5項)でも述べ

たように、Colaboの事業のなかで都の委託事業は一部にすぎず、自主財源から支出して購入し

た場合には都に対する報告義務はないためです。

3.Colaboに対する嫌がらせについて

11月29日の記者会見において「嫌がらせメール、送り付け等被害の実態」という資料を配

布し、ホームページにも掲載しました。

これに記載した通り、Colaboには以前から、メールでの嫌がらせや頼んでいない商品を代金引

換で送りつける等の悪質な嫌がらせがあり、中には殺害予告・レイプ予告という極めて深刻な

ものもありました。

頼んでいない商品をColaboまたは仁藤の名前を騙って購入を申込み、Colaboに届けるとい

う「送りつけ被害」については、代金引換で届いた場合には配達員に代金支払を断っています

が、その後またその業者から同様の配達がこないように都度その業者に事情説明の連絡をしな

くてはなりません。また、代金引換でなく、商品に請求書が同封されていることが開封しては

じめてわかるということもあります。例えば教育関連企業からColabo宛に商品が届いた際に

は、その企業からの届け物かと思って開封したところ、請求書が同封されていて、何者かが

Colaboの名前を騙って商品を注文していたということがわかったということもあり、必ずしも

全て配達員への受取拒否で対応できるものではありません。返送にも都度手間がかかります。

頼んでいない商品については当然ながら代金を支払っていませんが、このようなことへの対応

のために、本来業務にあてる時間と労力を削がれることは大きな苦痛です。そのような苦痛を

与えること自体を目的にして、このような「送りつけ」という嫌がらせを行う者の所業は極め

て卑劣です。

「送りつけ」の場合、経済的被害が発生しているのは注文を受けた業者なので、Colaboが警

察に相談しても、被害届を提出することはできないと説明されます。加害者は、自身の住所も

名前も電話番号も偽って業者に注文しているわけですから、業者も特定できないはずであり、

とても卑劣なやり方です。

このような被害を公表することは、かえって模倣犯を増やすのではないかという懸念もあっ

て、今まで伏せてきました。しかし、伏せてきたままでも被害が減るとは限らず、そもそも被

害を受けた側が黙り続けていることはおかしいのではないかとも考えました。

これらは、女性差別に声をあげる女性・団体への嫌がらせという性質のものです。このよう

な女性蔑視に根差した嫌がらせが蔓延する社会の中で、今回のような悪質な誹謗中傷被害も起

きており、今まで続いてきた嫌がらせと今回の誹謗中傷は同じ社会的土壌から発生したものと

Colaboとしては認識しています。

そのため、ネット上の誹謗中傷被害についての提訴のなかで、これに連なるものとして、今

まで受けてきた嫌がらせについても、この機会にその実態を可視化して社会に問題提起したい

という思いもあって公表したものです。なお、殺害予告や爆破予告、バス車体を傷つけるなど犯罪に該当し得るものについてはもち

ろん警察に相談し、被害届を出しています。しかし現段階においては、残念ながら、警察か

ら、加害者を特定したとか逮捕したなどの連絡はありません。メールについては、海外のサー

バーを経由するなどしていると送信者の特定が困難であるという説明を受けたこともありま

す。

Colaboとしては、現在も、速やかな捜査の進展を願っているところです。

以上

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/9111a466505ad23e518b1ed113c0ce3f.pdf

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/7a21d05bcdfd22a5d4d7fd66dd0964b2.pdf


Colabo及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について・補足説明3
2022 年12月7日
一般社団法人Colabo及び同代表理事仁藤夢乃弁護団
1. 令和3年度の四半期報告と年度全体の実施状況報告の整合性について
「令和3年度の一定の委託経費の項目を見ると、『第1四半期~第3四半期までの各報告の支出合
計額』が、委託経費の予算枠上限を上回っている。これでは、第4四半期の支出はマイナスとして計
上しないと年度全体の支出が予算の範囲内に収まらず、整合しないことになってしまい、おかしい。
『マイナスの経費』などありえない」
との指摘がありましたので、この点につきご説明します。
これまでご説明してきたとおり(特に11/29日付説明資料Q10、12/1日付説明資料5項)、年度の
最終的な実績総額は予算枠を超過しているので、委託経費からの支出としての年度の最終的な実
績額は、予算枠上限金額と一致し、これを事業実施報告書に記載しています。
実際には毎年委託経費の上限を超えて支出しているところ、超過した支出は既にご説明してきた
通り、委託経費以外の自主財源によってまかなっております。報告上は上限を超えたものとして特段
都に報告義務はないものとして、最終的な報告においては切り捨てているわけです。
ただ四半期ごとの報告では、年度途中の報告という性質上、その年度が終わった後に最終的に
何円の支出額が委託経費のどの項目の上限を上回るのかということをあらかじめ正確に把握するこ
とはできません。また、ある項目では予算の上限を超えて支出したが違う項目では予算の上限に達
する支出がなかった場合、項目を越えた支出の調整をすることもあり得(12月1日付説明(https://c
olabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/826ff952914436c8e6c18fecea6b7ab0.pdf)3項)、こ
の調整もどのように行うかはその年度が終了しないと確定することはできません。
四半期ごとの報告は年度途中の暫定的な性質であるため、四半期ごとの支出額を単純に合計す
ると、その年度の委託経費予算の上限を超えてしまうのですが、年度終了後に提出する事業実施
報告書においては、その単純合計額のうち、委託経費の予算上限額を、実績額として報告している
ということになります。
委託経費を超過した部分は自主財源で支出するという点がわかりづらく誤解を招いているように思
われますので、以上の通りご説明致します。
2. 委託経費を予算決定時の費目とは異なる費目に支出することについて
委託経費を、予算が決定した時点の費目とは別な費目に使用するという点について
「このような扱いは、東京都補助金等交付規則第11条に反する不当な流用ではないか。予算で
決まった費目とは違う費目に支出するというなら、そのたびごとに都の承認を得なければならないは
ずだ。」
という指摘がありました。
この点については、委託経費と補助金を混同する誤解があると思われます。
若年被害女性等支援事業はあくまでも委託契約であり、Colaboが東京都から受け取るのは補助
金ではなく契約上の委託経費であることから、東京都補助金等交付規則は適用されません。なお、
若年被害女性等支援事業とは別の、「東京都配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付
金」の場合は、Colaboが受けるのはまさしく「補助金」であり、こちらは東京都補助金等交付規則が適
用されることになります。こちらの事業の経費に関しては費目が厳格に固定されており、Colaboとして
関係する領収証もすべて東京都に提出しています。
Colaboは、都から委託経費(若年被害女性等支援事業)と補助金(「東京都配偶者暴力被害者等
セーフティネット強化支援交付金」)を受けていること、このほかにも自主財源があるということは11月
29日付説明資料2項でも述べた通りです。
3. 税務申告について
税務申告についていくつかお尋ねがあるようですので以下でお答えします。Colaboは税務申告
については毎年税理士に依頼しています。
法人税はもちろん適正に申告しています。Colaboが行っている事業のうち、法人税法で定めら
れている業種に該当する事業においては、黒字にはなっていません。そのために法人税の納税
はする必要がなく、地方税の均等割のみの納税となっています。事業の収益だけでは黒字になりに
くい事業だからこそ、寄付や助成金で運営しているともいえます。
消費税については、課税事業者となった際には適正に納税しています。
以上

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/7a21d05bcdfd22a5d4d7fd66dd0964b2.pdf

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/979bad089d674046ae457654cba59c64.pdf


Colabo 及び仁藤夢乃さんに対する誹謗中傷等について・補足説明 4
2022 年 12 月 9 日
一般社団法人 Colabo 及び同代表理事仁藤夢乃弁護団
1.Colabo が事業で使用する弁護士費用を「二重取り」しているという事実に反する主張について
Colabo が、東京都との委託契約に基づいて若年被害女性等支援事業を実施し、また補助金とし
て配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付金(以下「DV 被害者等交付金」)を受けている
ことは既にご説明したとおりです。
これに関して、これらの各事業において Colabo が、弁護士に必要な相談等を行うための同一の費
用を、若年被害女性等支援事業の委託経費と配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付
金の両方から「二重取り」しているという事実に反する主張や誹謗中傷が見受けられます。
この主張は、①令和 3 年度の Colabo の活動報告書(4 ページ)において「相談を受けた少女への
対応」のうち弁護士による対応が 549 件とされていること、②Colabo が東京都に提出した若年被害女
性等支援事業の令和 3 年度の実施状況報告でも、「関係機関との連携状況」として弁護士による対
応が 549 件とされていること、③一方、配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付金から
Colabo はこの相談にかかわる弁護士費用の支給を受けていることを「根拠」であるとした上で、「②と
③から、Colabo は、弁護士に関する費用を、若年被害女性等支援事業と、配偶者暴力被害者等セ
ーフティネット強化支援交付金の両方から二重取りしている」と飛躍した結論に導いています。
これは全く事実に反する主張です。Colabo はこのような不正受給は行っていません。
まず、若年被害女性等支援事業(委託契約)が開始された時から、予算が足りないため、Colabo が
受ける委託経費に弁護士費用は今まで含めていません。令和 3 年を例に挙げると、人件費は 908
万円であり、これは支援職・事務職人件費、社会保険労務士、税理士などの費用ですが、弁護士の
費用は含まれていないのです。
このように「そもそも若年被害女性等支援事業の都の委託経費には弁護士費用は含まれていな
い」という前提事実を無視した上で(前提が真実かどうかに言及さえせず決めつけ)、虚偽の事実に誘
導しようとするやり方は、現在拡散されている多数のデマの典型的な手法です。
一見もっともらしくみえたとしても、客観的にみれば、Colabo の事業実態を知らない者が根拠なく
「こうであるにちがいない」と決めつけた上で、ありもしない「事実」を捏造しているというものばかりで
す。
したがって、「そもそもその言説が前提としている事実は正しいのか。Colabo の事業に関する正確
な情報がなくては判断できないはずだ」と冷静に見極めようとする態度こそが重要です。
以上の通り、「そもそも若年被害女性等支援事業の委託経費には弁護士費用は含まれていない」
という事実を指摘するだけで、デマであるという説明としては十分ですが、念のため、Colabo の事業
実態について重ねてご説明致します。
配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付金については、弁護士の費用も含めて交付を
受けています。
この配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付金による弁護士対応は、もとより、令和 3 年
度の Colabo の活動報告書(ホームページ掲載)の 12 ページに明確に記載されており、4 名の弁護
士が 247 件の活動を行ったことを紹介しています。
前者の若年被害女性等支援事業の「549 件」(Colabo の活動報告書では 4 ページ)というのは、
Colabo が弁護士と連携した件数です。一方、後者の配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援
交付金による弁護士の活動「247 件」(活動報告書では 12 ページ)というのは、弁護士が未成年女性
の代理人として活動した件数であり、両者は視点が異なる数字なのです。
このように、ある事実に関する資料を、その資料がどのような性質のものであるかも明示せず、確認
も理解もしないまま、他の事実に関する資料であるかのように述べた上で「不正がある、怪しい」と騒
ぎ立てるというのも、現在拡散されているデマに典型的に見られるパターンです。
2. デマ拡散に対する警告
これについては 11/29 日付説明資料 3「誹謗中傷の特徴(総論)-複数の歪曲ないし捏造の組み
合わせ」(5 頁)において、「・資料を意図的に切り貼りし、時には別の事業に関する資料を当該事業に
関する資料であるかのように表示することで、誤った理解に誘導する偽装工作がある」と指摘した通り
です。
2.デマ拡散に対する警告
以上のように、一見もっともらしく感じられる言説であっても、
「そもそも、当然のように事実であるとされているその前提としている事実は本当に存在するのか」
「引用されている資料は何なのか。本当にその言説の根拠になるようなものなのか」
など、通常の注意力をもって判断しようとすれば、当然にそのようなデマを真実であると断じることなど
できないことはわかるはずです。
それにも関わらず、そのような通常の注意を払うこともせず、虚偽の事実をネット上で拡散する行為
については、弁護団として、厳正な法的措置を講じる用意があります。
現在、Colabo に対する常軌を逸脱する質量の誹謗中傷攻撃に憤り、心配する市民は多く、「このよう
な名誉毀損がある」という情報提供も後を絶ちません。
軽率にデマを拡散する行為に対しては法的責任が発生することを改めて強調致します。
以上

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/12/979bad089d674046ae457654cba59c64.pdf

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/11/068322409842c5847abe3fef029e953c.pdf


記者会見資料(2022 年 11 月 29 日)
一般社団法人 Colabo
2 / 5
1、嫌がらせメール被害実態
2014 年 12 月 27 日~2022 年 11 月 10 日までに一般社団法人 Colabo の HP の問い合わせフ
ォーム等から連絡があったもののうち、保存してあった 473 件を対象に整理した。
この他にも SNS 等での誹謗中傷、脅し、殺害予告、レイプ予告等の犯行予告を多数確認し
ている。
誹謗中傷 90 件
殺害予告 6 件
強姦予告 1 件
犯行予告 3件
その他嫌がらせ 373 件
デマを信じてそれに関する説明を求めて繰り返し連絡してくるものや、「男性は支援しな
いのか」等の意見を延々と書いてくるもの等、誹謗中傷とは明確に判断できないものは「そ
の他」とした。同じ内容のものを継続的に送ってくるものもあった。
主な殺害予告としては、「明日の午後 3 時 34 分に東京都○○にある一般社団法人 Colabo
に時限爆弾を仕掛け同日午後4時2分9秒に爆発させて、その後に突入し仁藤夢乃の首を
ノコギリで切断する。残った胴体は燃やして多摩川に捨てる。そしてその首を○○にある○
○家の門の前に置く。最後に○○の家に火をつけ○○を焼死させる。○○が家から出てきた
らナイフで滅多刺しにして命を奪う。当職は本気ナリ覚悟しろ無能」というものや、「仁藤
夢乃を拉致して殺害する」というもの等があった。
また、Colabo に対する犯罪予告だけでなく、仁藤や Colabo の名前を使用した犯罪予告が
複数行われ、このほかにも「区民ホールにガソリンを撒いて火をつけます」と犯罪を予告す
るメールを区に送り付けるものもあった。
2、送り付け被害の実態
・件数
2021 年 11 月 17 日~2022 年 10 月 8 日までに送り付けられたもののうち、記録してあった
ものを整理した。11 か月に満たない上記期間に、記録された送り付け被害は 90 件、代金の
請求は 25 件あった。請求金額のわかるものだけで、計 1,300,886 円分の送り付け被害があ
った。仁藤や Colabo の名前で、関係者や他団体に堆肥等を送り付けるものもあった。

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/11/068322409842c5847abe3fef029e953c.pdf

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2023/01/cee5ab6bd71bcd6ccd475b2973624268.pdf


19 / 28

んでしょう。 修正前の間違ってる方だけをアップして「wwww」「計算間違いwwww」「こんな杜撰な

んだ」みたいなふうに、印象操作に使うような材料に情報公開で得た資料がされていると。

でもこれなんでかこう、まあ言ってみれば合法的な嫌がらせであると思います。違法ではないですよ

ね。でも、濫用目的が明らかだし、行政職員の方も本当に大変だと思ってまして、都の担当者の方

は、都の若年被害女性等支援事業の担当者の何とかさんっていう風に、やっぱり名前が公表されて

いて、まあ公務員として公務やってる人はそこそこあり得る訳ですけれども、対行政暴力っていう側

面も正直あると思います。

令和3年度からですよね?(仁藤頷く)この本格的に、都がせっかくそういう風に本腰を入れて始めた

らば、こういう嫌がらせに遭うんだっていう事を、今も都も実感してると思いますけれども、それでこう

大変だからちょっと程々にしようかなってなってはならないし、そういう事を狙ってまさに合法的にで

きる事を駆使してやっていると、そして彼は自分自身の自伝的な物をnoteに書いてますから、我々も

プロフィールというか、多少知ってるんですが、偏差値は高い方なんですね。それで、そういう事をあ

る意味面白がってやっていると、言うところがあるかと思います。

【神原弁護士】

あのね、えっとね、リーガルハラスメントっていうね、言葉があって、要するに合法的な嫌がらせなん

ですよ、これはね。

で、僕ら弁護士に対してはすぐ、すぐ懲戒請求してくるでしょ?ね?で「いやそりゃ懲戒請求国民の

権利じゃねーか」なんだけど。じゃあ彼らが例えば「行政の透明性を高めたい」とかね、そんな事の

目的でやってますかと、いう事でしょ?別に市民オンブズマンでも何でもないのにね。 市民オンブ

ズマンとかそういう人達がやってるならまだわかりますよ。そうじゃなくて、まああるけども、まあ、要す

るに嫌がらせ目的でね、しかもその自分で入手した物を全部ネットに公開するとかね。こんなのは制

度の濫用ですよ明らかに。そういう風に僕は考えています。

【仁藤代表理事】

すみません、これに関連して、ある自治体がですね、情報開示請求によってColaboがいつどんなと

ころからきた女の子をどういう理由で保護したのかっていう事が書かれたような資料も開示してしまっ

たっていう事がありました。

これには本当に女の子達も怖い気持ちでいますし、私達もなんて事になってしまったんだていう風

にかなりショックでした。そういう事がこれまで多分こうした攻撃もここまで酷い物はもしかしたら無かっ

たのかもしれないので、行政の方も慣れてない部分もあったのかもしれないですけれど、これからCo

laboのような活動が全国に広がっていく、そういう今段階で、こうした攻撃で女の子達、出会う少女達

の状況が虐待や性搾取から逃れてきてる訳ですよね。

その子達がどういう状況でどこから来たとか、そういう事がくれぐれも外に出ないように、そして団体

のスタッフや体制面、そうした安全面も行政の方には守って頂けるようにお願いしたいと思っていま

す。20 / 28

【毎日新聞】

3点確認させて頂きたいんですけれども、今回提訴された内容についてなんですけど、具体的には

様々な中傷がある中で、ブログアカウントを元にした動画の2つの内容っていう理解で良いのか、と

いう事を確認させて頂きたいのと、様々ある中で特にひどい内容というお話があったと思うんですけ

ども、これを選んだ理由を伺わせてください。

もう1点は拡散した側の責任も問いたいってお話があったと思うんですけども、その拡散した側の不

法行為を問うていく、今後ですねお考えがあるのかっていう事と、あともう1点だけ提訴の内容とは別

なんですけど、バスの切り付けに関しては刑事的な何か対応は考えられているのか、3点お伺いさせ

て頂けますでしょうか。

【神原弁護士】

まず、選んだ理由ですが、何度も申し上げた通り、膨大にあるので全部は出来ないですはっきり言

って。だからどれか選ぶしかないと。という事で今回は代表的なデマを選ばせて頂いたと。他がそう

でもないっていう意味では全然なくてね。一番代表的な生活保護不正受給、こういった代表的な物

をまず選ばせて頂いた。

ただ、今後も他のデマについても精査しつつね、やっていくと。要するにハッキリ言えば我々の手続

きっていうか、手間の問題だけなんですよ。別に他がデマじゃないって言ってる訳じゃないので、必

要な物はどんどんやっていくと、いう風に考えてます。

それから拡散ね、これについてはもうすでに裁判例で確立していて、デマについて、デマのツイート

をさらに拡散した物についても、これも責任を問われると、裁判例はもう既に確立してますので、これ

に基いてやると。あといいねについても、最近は伊藤詩織さんの判決でも出てますので、これについ

てもやっていくという風に考えてます。

バスの切り付けについては既に被害届は提出してると、後は警察待ちという感じですね。

【フリー】

あの、今の話に関連してなんですが、被告の暇空茜さん以外に被告が例えば増えるという可能性は

あるという事でしょうか。(神原弁護士頷く)

と言いますのも、かなりプレイヤー多いですよね。つまり、単純にネットに書き込むだけでは無くて、

動画を作成する、そこに影響を与えるあるいは拡散する、それぞれの役割分担があって、プレイヤ

ーの数は相当多いように見受けられるんですが、今後被告の数がこの案件で増えていく可能性があ

るのか無いのかっていう事をちょっとお伺いできたらと思いました。

もう1点が監査請求の話、東京都にされた監査請求で、個人情報の問題、例えば仁藤さんの住所、

あるいはシェアハウスとかシェルターの住所、そうした物まで開示されるのかどうか、あるいは開示さ21 / 28

れる可能性があるのであれば、それを未然に防ぐ事は可能なのか、既に要請をしてるのか、といった

事をお伺いしたいと思ました。

【太田弁護士】

被告が増える可能性はあります。今本当に暇空茜の中でも特に悪質な物の内の一つを、とりあえず

バッと我々の手間が何とか追いついた範囲でやったというにすぎませんので、これはもう提訴可能な

物の極々一部にすぎません。

やろうと思ったら多分、ネットの海を探せば多分いっぱいあるんだと思います。その内、優先順位を

考えて、デマの拡散を抑える為には、これとこれとこの人この人この人かなとか、考え中ではありま

す。

この人以外にもやりたい人はいます。それから、監査請求とかによってやっぱりそのシェルターの場

所、セキュリティーは、これはもう一番やっぱり気になるところなんですよね。

【仁藤代表理事】

そこは流石に行政も考えてくれてはいるというふうに思っていますが、ただ何が出るのかっていうの

は私達には事前にはわからないっていうような仕組みですよね。私も初めてやられて経験をしていま

すから。本当に不安で怖いっていう事は女の子達も毎度思っています。

Colaboと繋がる女性、少女達のメッセージの中にも、「行政に自分達の居場所が知られるだけだって

怖いのに、それが第三者に知られるかもしれないって事はもっと怖いから守って欲しい」というような

メッセージを寄せている子もいて、本当にそうだなっていう風に思います。

様々傷付けられてきた中で、やっと自分達の場所を、正直親や性売買の業者から身を隠して、今ま

での繋がりと関わりを断って生活せざるを得ない、そういう状況でやっと地域で暮らしてる。そういう子

達もたくさんいる中で、なのでそこはぜひどうか守って欲しいと思っていますが、シェルターの場所と

か、個人名とか、外に出てない情報については行政も今のところは大体は守ってくれてるという所

と、東京都なんかはかなり配慮してくださってます。

ただ、一部の自治体では、なになに県から家出の子が来てどうだったとか、そういう事が出てしまっ

たっていう事も現状起きてしまっているという所です。

【AFP通信】

弁護団の方に1点伺いたいんですけれども、暇空さん以外にネット上でデマを拡散している人達と

か、あるいはこれまで殺害予告とかレイプ予告等があったという事ですけれども、そういった人達の

バックグラウンドというか、どういったモチベーションで彼らはそういった事をしてるのかというのを、な

んらか考えてる部分があれば教えて下さいという事と、あと仁藤さんに1点なんですが、会見の中で

「女性叩きが数字を稼げる社会の風潮がある」という弁護士の先生の言葉があったんですけれども、

これはどうしてなのかという事を、もし仁藤さんが考える部分があれば、何か日本社会とか、ネット社

会の側面みたいなものがこう反映されてるところがあるのかどうか、その辺りもし意見があれば教えて

下さい。以上です。22 / 28

【太田弁護士】

デマの拡散に興じている人達のプロファイリング的な所ですよね。私達ももちろん興味があるところ

ではあるんですけれども、はっきりはわからないですね。アカウントだけでは性別もはっきりわからな

い訳ですけど、でも傾向としては男性が多いでしょうね。

その仁藤さんやColaboに対するデマ以外に、どんな事をこの人のタイムラインでつぶやいているの

かなという事を見たりしますけれども、やっぱりとてもアンチフェミニズム的な、どうしてそんな鬱憤が

あるのかわかりませんけれども、自分の色んな鬱憤を女性叩きでスカッとしたいと、そういう風な、スカ

ッとするエンタメコンテンツとして女性叩きを娯楽にしてるような現象っていうのは以前からSNS上で

見られていると思いますし、私も結構個人的に被害がある事もあるんでそういう現象、興味があって

みてはいるんですけれども。前からいるよねと、女性差別だよね、っていう風に思っております。

【神原弁護士】

あ、ちょっと良いですか。

あの、僕元々どっちかって言えば在日コリアンに対するヘイトスピーチ問題とかそっちをどちらかと言

えば多く扱っている方なんですが、これ非常に構造が似てて、ようするに差別、差別まあ在日外国

人差別、それから女性差別。差別を娯楽として楽しむ、いう所から出発して、最終的にはヘイトクライ

ムの方にね、いくと。いう構造が僕はちょっと弁護士なんでそういう事まで正確には分析できませんけ

ど、非常に似てるなぁと、いう風に思います。 まずネットの中でお互いに差別を楽しんでいると。

段々段々それが高じてきて、現実の世界に例えば実際にバスをナイフで切りつける、いう所まで来

ちゃってるなと。

ヘイトスピーチ在日コリアンに関してはね、ずっとヘイトスピーチがなされていて、最終的には放火、

ウトロってところで去年放火事件まで起きてますけれども、だんだんそれに似てきてるなと。だから差

別が段々エスカレートしてきてるのが今。

だから、どっかで止めないと似たような事になって来るんじゃないかなという風に僕は感じてます。

【仁藤代表理事】

はい、私はですね、これまで活動してきて特に攻撃が強まる時っていうのは、やはり当事者達が性搾

取や性売買の実態について声をあげた時が、特に攻撃が酷くなっていたっていう事があります。

最初がその2014年のJKビジネスについて実態を告発しました。その頃はまだそういう事があるって事

も問題視されていない時期で、出会った被害者の女性達と一緒に声をあげたんです。

その後それを外国人記者クラブで、海外に向けて発信するとか、国連が問題視をして調査にくると

か、そうした海外からの批判っていうのが集まる、視線が集まる、そういう時に私達の活動が何か不

正があるんじゃないかとか、なんか信憑性が無いかのように見せる為のデマのような物っていうの

は、これまでも繰り返されてきました。

その後は、児童買春の実態を伝える「私たちは『買われた』展」っていう企画展を2016年から行って23 / 28

いまして、そのように性搾取の被害を出会った少女達が伝える、当事者たちが語る、そういう時にも

被害は増しますし、今回はこの暇空茜がどのような理由でやったのかっていうのはよくわからないで

すけど、一応SNS上では温泉むすめという、少女を性的に消費するようなそういうキャラクターがあり

まして、それを私が批判したら変わったんですよね一部、そうした問題のあるような表現が。

そういう事があった時にも、かなり皆さんのお手元にお配りした嫌がらせのデータの資料には送りつ

けの被害がいくらあったかっていう事がありましたが、それが増えてるのはそうした物を私が批判し

て、それによって社会の側がそうだよねと思って、そうやって内容が変わるとか、そうした影響を及ぼ

した時っていうのは、かなり攻撃は強まってきました。

今も女性支援法が出来まして、私も今会議のメンバーとして意見を言ったりする立場にいるんですけ

ど、こういう時にはこれまでにも酷くなってきたっていう事で、やっぱりその私達が性搾取の実態を当

事者たちが声をあげて伝える、そういう事が力を持ったっていうか、皆さんが耳を傾けようとした時

に、こういう事が起こるなぁっていう実感はあります。

やはり声をあげるそういう私達の存在に対しての攻撃かな、というふうに思っていますが、活動してい

るとですね、世界の同じような活動をしてる方と交流もあるんですけど、こんな酷い目に遭ってるのは

恐らく日本だけです。なので、そういう海外の活動家と交流すると皆さん涙を流して励ましてくれるん

ですよ、こんな目に遭ってるのって夢乃さんって。

だけど日本にいるとなんかもう痛みも感じなくなっちゃうくらいこれが日常で、私は今回この裁判する

事になるまで、まあ「またか」くらいな感じで、正直思ってしまってました。

でも、実際にそのバスの切り付けがあって、本当にこれはただSNS上で起きてる事ではない。これは

もうヘイトクライムまで発展してて、本当に活動を、いや私達の生活に関わるそういう危機なんだって

いう事を自覚して、今回提訴致しました。

【朝日新聞】

伺いたいのが、暇空茜の特定に繋がったのはどういうルートからなのか?っていう所と、ちょっとやや

こしくて理解が追い付いていないんですけれども、補助金の不正受給っていうのがどんなデマなの

かっていうのを改めて教えて頂いて良いですか。

【太田弁護士】

普通にもちろん合法的な方法で特定しました。弁護士は色んな手段持ってますから。

公金の不正受給というデマに関してなんですけれども、38ページあるこれ((Colabo及び仁藤夢乃さ

んに対する誹謗中傷等について(2022年11月29日))資料)の内の、5ページの下の方から、Q1~Q1

7までありますけれども、公金不正受給関係は主にはQ1~Q7辺りまでなんですね。

特にQ1が生活保護不正受給でタコ部屋でという事を書いてますけども、彼が言ってるデマの中に

例えば7ページご覧いただくと、7ページの真ん中辺に暇空茜のnoteから抜粋したものがありますけ24 / 28

れども、Colaboが公式に上げた写真によると、タコ部屋みたいな部屋に3人住んでて、その3人の家

計簿を見ると収入が14~16万と高すぎて「生活保護と一致」「生活保護は不正に受給させながら、不

正にバイトも裏でお駄賃貰ってColabo手伝いしてる。月に6万5千円ヤサ代を徴収してる。」っていう

のがあるんですが、全部嘘なんですよ。

これだけ嘘を詰め込んでるから、ちょっとすぐにわからないっていうのはもっともだと思います。すぐ

にわからないものを、これで38ページ解説した。とっても大変だったんですけれども、そういうふうに

一個一個がなんかあまりに嘘過ぎて訳が分からない。

それを嘘オン嘘で重ねていって、とにかく貶める為の結論ありきで、それに繋げるためのこじつけを

作っているので、本当に訳が分からないんですが、初めて見た時にわかるように頑張って書きました

ので是非読んで欲しいんですけれども、あと他にももっともらしく言って、結構そのお気にで言ってる

のは医療費のキックバック、これはQ4ですね。それからタイヤの関連費用。

この医療費のキックバックってのもほんとにおかしいんですけれども、連携して協力してくださってい

る産婦人科医の方が無料プロジェクトっていうのをやっていて、女性達が自己負担が無いようにピル

とかね、やってくれているんだけども、なんかこう、「そういうふうに支援受けてるくせに行政にも医療

費を請求していて、二重受給」とか、でもそれは別々の診療に対する別々のお金だから、どこも一つ

も不正はないんです。

あと例えばタイヤの不正っていうのもやたらとバズったりするんですけど、タイヤっていうのはQ5なん

ですけれども、何かって言いますと、情報公開請求によって暇空茜さんは過去の都に提出してい

る、要は予算と決算を出す訳ですね。年度初めに事業計画書出して、終わったら実施状況報告出

す訳ですけれども、毎年のようにタイヤに関する費用を都に、予算に計上してるんです。

それはColaboの事業では車が物凄く大事で、長距離走行するので、タイヤがすごく痛んで交換が要

るかもしれないからっていうことで予算に計上する訳ですね。

でも結果的には使わなければ、使わないだけの話なんだけれども、Colaboのバスカフェで使ってる

バスの写真を詳細に見て、年式を特定するとかいう人がいるんです。

この人は2014年から付きまとってる古参のストーカーなんですけれども「毎年毎年都にタイヤの予算

請求をしておきながら、実は買ってないじゃねーかこいつら」と「2014年からずーっと同じタイヤ使っ

てやがる」みたいな事を、見つけたぜーっていう感じで面白おかしく書いている。でも実際にはバス

以外の車ある訳だから、という解釈すればそれだけの脱力するような稚拙な話なんです。

そういう稚拙で、でもとても悪意に満ちているデマが何とか網羅しただけで17ある。というような、で、

デマもほんとにこう全く手が込んでなんかなくって、この写真みて「そう言えないじゃん」って事を、そ

うであるかのように断言する。でもそれを「実際はこうなんだよ」って事を、デマがデマである説明をす

るにはものすごく時間がかかるんですよね。

前提事実として、Colaboがこういう会計やってて、こういう事があってって事を正確にわかって初めて

わかる。 実際弁護団も、結構理解に時間がとってもかかりました。何度も聞き直してやっとわかって、

だから疑ってはないけども、よくわからないっていうとこから我々は始めた訳です。25 / 28

でも、そこに乗じて悪意がある人は「Colaboはなんか胡散臭い事やってるよね、良い事やってるフリ

してさ」って思いたい人達が材料を得て、だと思い込んで、面白おかしく攻撃に興じている。楽しん

でいるんですね。許せないと思います。

【NHK】

今解説頂いた不正受給のデマですとか、報告書で活動実態が無いですとか、そういったデマに対し

て、実際に行政の方から何か指摘があったりとか、そういう事は全く無いって事で良いのかっていう

事と、逆に今回のを受けて、何かその改善しなさいみたいな事言われた事も無いっていう事で良い

のかっていうところが1点と、あともう一つはこういった9月以降の誹謗中傷、デマを受けて、活動に支

障が出ている事はないか。例えばバスカフェの場所変えなきゃいけないですとか、女の子に対して

アウトリーチできる回数が減ったですとか、なんかそういった実体的な被害というか、影響っていう所

がもしあったら教えて頂けますでしょうか。

後、細かい所ですが、バスの切り付けの被害届が出た日がわかったら教えて頂きたいです。以上で

す。

【太田弁護士】

監査の関係は今まさに都がやっている所なので、ちょっと詳細はすいません、控えさせていただきま

す。もうColaboとしては当然聞かれた事には誠実に答えると。色々と必要な証憑なんかもあるので、

聞かれれば全部教えるという事を、都に対しての手続きですからね。やってる最中でございます。

活動の支障…なんかある?

【仁藤代表理事】

アウトリーチの回数とかは、指導受ける内容では…

【太田弁護士】

そうです、あの、監査請求をしている人、暇空茜さんな訳ですけど、都に対して「Colaboがすごいサ

ボっているのに都が監督してないだろ」みたいな事を要は言いたい訳です。

それに関連するQは25ページのあたりですね。25ページのQ11です。 特に盛んに言われてるの

がですね、25ページのQ11バスカフェの回数が都の業務委託仕様書の内容を満たしてないという

事を盛んに何度もTwitterでもブログでもYouTubeでもって感じなんですけども、都の業務委託仕様

書っていうのを多分情報公開請求で手に入れられてるんだと思うんですね、別に見られても問題な

いものではありますけども、そこに都からの事業委託でアウトリーチ支援っていうのがある訳ですね。

いわば、公的支援等に繋がっていない女性達を繋げる事ですけれども、それが25ページに書いた

ような事が仕様書に書いてあって、原則週に一回程度と書いてあるんです。

でこれ、バスカフェだけではなくて、バスカフェも含み、相談所の設置とかも含みなんですけども、バ

スカフェの開催回数をですね。いちいちそれも彼は活動報告書から引っ張ってきて「バスカフェ週に

一回やってないじゃねえか」と「都がやれと言ってる回数をやってない」と、例えばここにね「約束した26 / 28

仕事の6割しか納品しなかったのに毎年増額して都が依頼し続けてるんですね、こんなの会社員だ

ったら横領を疑われるじゃないですか」と、もうとても稚拙なんですけども、バスカフェを週に一回やる

なんて事は書いてないのに、そういうふうに。だから、都もやっぱり監査請求者が答えなきゃいけな

いとこあるでしょうから、ある程度は監査請求者の質問に答えるような事はやっぱり聞いてくるんだと

思いますよ。何聞かれても困らないですけれども。そういう感じだよね?(仁藤頷く)

【中川弁護士】

すいません、先程の一個前の質問とも関連するような事になるのですけれども、この件でちょっと最

初の方でもお話あったと思うんですが、相手方の暇空茜という人物が出している情報っていうのは、

例えば情報開示請求をやって、それで開示された資料をその全部を例えばみんなで考える為に、

全部をネット上にアップするとかいう訳ではなくって、その一部だけをアップロードしたりとかいう事

を、頻繁に繰り返しているんですよ。

だから、これは結局専門家の目から見たらそんな一部だけの資料を出されても判断しようがない。資

料っていうのは全部見て、そのうえで判断するものであって、一部だけ出されたってどうにもならない

っていうのがハッキリ言って専門家の見方だと思うんですね、それがその一部だけ出されるとかえっ

て頭が混乱する所があるんです。

先程ちょっと弁護団がデマがデマである事の説明をする事が難しい、っていうお話をしたと思うんで

すけれども、これはそもそも資料の一部しか出されていないものを、これはそもそも何の資料なのか

みたいな事を考えなければいけない、そこから話がスタートしてしまう。という事になるので、まずデマ

が、そもそもね、暇空茜が言っている事の意味っていうのが、意味を取るのがすごい難しいんです

よ。note記事見て頂ければわかるんですけど、真面目な論文みたいな感じで書いて無くって、すごく

話が分かり辛いんですね。

それをまず理解するのが、ちゃんと理解するのが実は難しくって、次にそれをちゃんとデマであると

いう事を説明する事が難しいと、いう意味でございます。

なので、もう怪しいっていう事は、確かなんだけれども、説明が難しくて、時間ちょっとかかったかなっ

てそういう事です。

【仁藤代表理事】

はい、私から活動への影響っていうところなんですけど、やっぱり先程もお話ししましたように、善意

で協力してくれていた方々からの支援を得れなくなるっていうような事は実際にもう起きています。

バスカフェに提供して頂いたお弁当が無くなるとか、寄付をしていた方から「寄付をやめます」という

ようなご連絡はあります。

やっぱりデマの影響、これを信じた人達からのそういう連絡っていうのも受けると、お金だけじゃなく

てスタッフ達もColaboと繋がる少女達も、そうした事はSNS上で書く人もいたりして目にしてますから、

すごく心身共にぐったり疲れてしまうという所があります。27 / 28

Colaboと繋がる少女達の声の中にも、そういう投稿をみてですね、それまで応援してくれていた人達

が離れていく、そういう大人達の姿に心を痛めているというメッセージもありました。

正直、その子達は色んな裏切りとか、傷付きの中でようやくこの私達と出会って、信頼関係とかが出

来てきたっていう時に、こういう事があると不信感とか不安感、そういうものを抱いて、あとやっぱり私

に対してもまだ関係性も、出会ったばっかりの子達も怖いと思いますよ。

そのSNSで調べた時にそういう逮捕とか不正とかそういう事ばっかり出てきてしまう。今回のこういう攻

撃を受けて、出会ってきた女性達に「Colaboの事って繋がる前に調べたり、繋がってすぐ調べたりし

た?」って言ったらみんなやっぱり調べてます。 みんなこうした私に対してとかColaboに対するデマ

を見てるんです。 ただ、その時にメディアが、信頼できるメディアがちゃんと現実の活動について書

いてくれた記事とかも見てですね、それで安心して信じる事が出来たっていう風に語ってる声も紹介

をしています。

なので、正しい情報がちゃんと伝わるっていうことがすごく大事ですが、今は本当にTwitterなどで私

の名前とかColaboの事を調べたらもう怖いものしか出ません。

その影響が一番大きいです。女の子達も、苦しんでる少女達やSOS出そうかなって思っているそうい

う女性達に対してのほんとに影響が一番大きいんではないかと思いますし、これまで繋がってきた少

女達も凄く心の中で今はそうやって「強くいよう」とか、「こんな攻撃許せない」とかって言っているけ

れども、本当に深い傷を負っているっていう事、そこの影響が一番しんどいなぁって、苦しいなぁっ

て。これは守っていかなきゃいけないんだ、不正もないし、私達おかしい事やってない、って事をち

ゃんと言っていかなきゃいけないんだっていうふうに思っています。

後はこうしたSNSとかネット、オンラインでストーカーするような人達っていうのは、ほんと私も気付いて

いないような情報も知ってたりするんですね。 例えばそのデマの中に、ご飯をちゃんと提供してな

いんじゃないかみたいなものがあって、その根拠とされてるのがFacebookに二回同じご飯の投稿が

違う日にあったみたいな事を書かれてて、それはただ日付の予約投稿をした時に二回同じ写真を使

ってしまったっていう…デマ整理資料の28ページのところにあるんですけど、私達も気付いて無か

ったような事、そういう粗探しをしてですね、同じご飯を何度も紹介してると、他の投稿はそうじゃない

のにそういう事を本当にやられると、「見られてるんだ」っていう、そういう恐怖感とか、疲弊、そういうも

のはスタッフも出会う少女達も感じていると思います。

ちょっとでもそうした、ミスという程でもない、2回紹介しちゃっても問題があるかっていうとそんな事は

ないんじゃないかと思いますけど、でもそういう事一つとっても何か攻撃材料にされるんじゃないかみ

たいなふうに思って委縮させる効果もあると思いますし。 あと送りつけなんかも大量に届くと、机の

上が山のようになるんですね。全部キャンセルの電話しないとまた来ちゃったり、お金の請求もありま

すから、もうその為だけに事務局のスタッフ一人必要なくらいですね。

来る時期は来るんですよ。そうすると「また来たか」とか「夢乃さんこういうもの頼みました?」とか連絡

が来て、もうそれだけで「頼んでない」ってなる。で、そういう事で実際に私達の貴重な活動時間、そ

してスタッフにも人件費だってかかる訳で、そういう財源も含めて全てそういう嫌がらせに奪われてし

まう。そういう効果があると思っています。28 / 28

【太田弁護士】

被害届出したの当日ですよね?

【仁藤代表理事】

そうですね、バスの被害届を出したのは、私達が気付いたのが10月18日ですので、私のツイートも

その日にしました。被害届をだして、それが終わってからしました。なのでその日に行いました。以上

です。

【司会:稲葉副代表理事】

時間が超過しておりますので、いったんここで会見を終了させて頂きます。もし追加の質問あるよう

でしたら、個別でご連絡頂ければと思います。

という事で、本日は長い時間本当にありがとうございました、以上で終了となります。

https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2023/01/cee5ab6bd71bcd6ccd475b2973624268.pdf


 行き場のない若い女性を支援している一般社団法人「Colabo」に関するデマや誹謗(ひぼう)中傷を繰り返したとして、同法人は29日、東京都の40代男性を相手取り、計1100万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴した。

 訴状によると、男性はブログサイトnoteで9月9日、「Colaboは10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月一人65000円ずつ徴収している」などと書いた記事を投稿。ツイッターやユーチューブでも同様の投稿を繰り返し、法人や代表の仁藤夢乃さん(32)の名誉を傷つけたとされる。

 Colaboによると、男性が「タコ部屋」の根拠として紹介した写真は、支援対象の女性たちが年越し合宿をしている様子。ColaboがSNSにアップしたものを転載したもので、弁護団は「文脈を完全に無視し、虚偽を事実だと断定している」と批判した。生活保護の不正受給については「そのような事実は一切ない」と語った。

 弁護団によると、男性のアカウントでは7月~11月28日、ツイッターで少なくとも900件、noteで27件、ユーチューブで30件の投稿があった。「Colaboが特定の政党と強く結びついている」「女性たちの医療支援に際し、医療機関からキックバックを受けている」といった事実無根の内容が多数含まれているという。

 Colaboの予算や会計書類に不備があったという趣旨の投稿もあった。法人側は「確かに単純な計算ミスが一部あった。書類は都の指摘を受けてすでに出し直している」と説明。投稿については「修正前の書類のみを公開し、何も訂正していないかのような印象がふりまかれている」と訴えた。

 男性の投稿の影響で、Colaboを支援してきた人たちから、寄付や食料支援をやめたいという申し出があったという。10月18日には支援の拠点となっていたピンク色のバスが何者かに傷つけられる事件があり、法人は同日、警察に被害届を提出した。

 29日に都内で会見した仁藤さんは「女の子たちのよりどころとなっていたバスを傷つけられ、私自身の体を傷つけられたような気持ちになった。女性のために声を上げること自体への攻撃で、止めなくてはならない」と訴えた。(狩野浩平)

女性支援団体Colaboを「誹謗中傷」 投稿繰り返した男性を提訴

狩野浩平2022年11月29日 22時00分


虐待や性暴力を受けた10代の少女たちを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」代表の仁藤夢乃さん(32)が29日、インターネット上で「若年女性に生活保護を不正受給させ、無給で仕事をさせる貧困ビジネスをしている」などと虚偽の記述をされ、社会的信頼を傷つけられたなどとして、都内に住む男性を相手取り、慰謝料など計1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。

 訴状などによると、男性は今年9月、自身のブログに「Colaboと仁藤夢乃さんの生活保護ビジネスについて調べてみた」との記事を投稿。生活保護を受給する10代の少女を狭い部屋に住まわせて毎月6万5000円を徴収したほか、補助金の不正受給を行っていると記したなどとされる。

 仁藤さん側は、6万5000円の徴収は事実でなく、狭い部屋の例としてネット上に出た写真も長期宿泊施設とは別施設だと指摘。誤った情報に基づき誹謗(ひぼう)中傷が拡散し、寄付を取りやめる支援者が出るなどの実害も生じていると主張している。



 29日に都内で記者会見した仁藤さんは「活動を支える少女やスタッフも心に傷を負い、影響が出ている」と話した。支援する神原元弁護士は「記述は典型的な女性差別、ミソジニー(女性蔑視)だ」とした。

 ネット上のハンドルネームを「暇空茜()」とする被告男性は取材に「訴状を見ていないのでコメントできない。ユーチューブやツイッターなどで随時発信していく」とした。(望月衣塑子、梅野光春)

【関連記事】虐待、地方から家出…少女の支援を続ける仁藤夢乃さん

「『貧困ビジネス』と虚偽記述された」 少女支援の団体Colaboの仁藤夢乃代表が男性を提訴

2022年11月29日 21時34分


日本一の歓楽街、東京・歌舞伎町の一角に十一月の夜、改装したピンク色のバスが現れました。夜の街の少女たちを支えるため、一般社団法人「コラボ」が毎週水曜日の夜に開く「バスカフェ」。テントの下にテーブルやいすを並べた二十平方メートルほどのスペースは、少女たちが安心できる人とつながり合うための居場所です。

 食事や着替えの洋服、下着などを提供し、希望があれば宿泊先や行政支援につなぎます。

 自らも中高時代に路上をさまよった経験を持ち、十年前にコラボを設立した代表理事の仁藤夢乃さん(31)=写真。日々出会うのは中学生や高校を中退した十代です。親から虐待を受けて家にいられない子、地方から家出してそのまま歌舞伎町にやってくる子も。
幼さを残した少女たちを待ち伏せるように、街には買春目的や風俗店で働かせようと声をかける大人が大勢います。助けるどころか少女の苦境につけ込み、性を狙っているのです。

◆夜の街の少女に伴走

 少女たちがツイッターに「#家出」「#泊めて」と投げると瞬く間に大人たちから返信がきます。おにぎり一個を買ってもらい家に連れて行かれてレイプされた子、アルバイトがあるとだまされてレイプされた子…。あまりにつらい現実が少女の身に起きています。

 少女買春の野放しはおかしい。少女の性が搾取される社会を変えなければ。けれど誰が少女の代弁者になってくれるのだろう。

 仁藤さんは十月の衆院選で「ジェンダー平等の実現」を掲げた野党の女性候補を応援しました。ジェンダー平等は男性と女性が平等に権利と機会を持ち、意思決定に対等に参加できる状態です。

 衆院選では選択的夫婦別姓の実現などが注目されましたが、虐待や性暴力の根っこにも男女格差や性差別があり、これらの解決には憲法もうたう男女平等の視点は外せません。

 政治家は票につながらない子どもの声になかなか耳を傾けようとしません。でも、仁藤さんの目に元職の彼女は違ってみえました。「#MeToo」運動が日本に根付く前から性暴力や性搾取の問題に取り組み、国会で質問し、前回選挙で落選後も、傷ついた少女の声を聞き続けてきた人でした。

 仁藤さんは初めて選挙カーに乗って訴えました。「今の社会は立場の弱い人にしわ寄せが集まっている。私の元には少女からのSOSが届いています。子どもがありのままに生きられないのは、自分の責任じゃない。私たちの痛みを知る人を国会に送りましょう」

 残念ながら、この候補は落選しました。自民党が議席を減らしながらも単独で過半数を獲得し、政権を維持しました。「経済」に重点を置いた自民党の公約にジェンダー平等の文字はありません。

 野党がジェンダー平等を前面に掲げたことが票を逃した、との論評もありましたが、こうした見方には慎重でありたいものです。

 性暴力や性差別の問題に取り組む人を攻撃する動きが近年、目立ちます。仁藤さんが応援した候補も攻撃されていると語ります。

◆余裕の問題ではない

 それでも、自分の仕事はジェンダー平等を実現させること、性暴力の問題は政治が解決すべきだと果敢に訴えた姿勢が、選挙に関心がなかった人を含め、多くの有権者を勇気づけたことは事実です。

 遊説先には、セクハラに遭っても、電車で痴漢に遭っても泣き寝入りだと、中高生ら若い女性が集まっていました。政治の中に、新しい希望を見いだそうとしている人もいるのです。

 世界各国の男女間格差を測る「ジェンダーギャップ指数」で、日本は世界百五十六カ国中の百二十位です。経済や福祉などの次に「余裕があれば」とジェンダー政策を後回しに語る人もいますが、大切なことを余裕の問題と片付けるうちに、日本は国際社会から置いてきぼりになりました。

 コロナ禍で少女の苦境はより過酷になっています。コラボが受けた昨年度の相談は、約千五百人から四千五百件。例年の二・五倍です。年齢層の高い学生らがアルバイトがないと言って、助けを求めにくるようになったのです。

 来夏に参院選があります。多くの政党はまた、経済政策を公約の筆頭に挙げるのでしょうが、男女格差が残る構造のままで本当の経済回復はあり得ません。あらゆる政策に「性差別のない」という冠を付けるにはまず、痛みを知る人を国会に送らねばなりません。 

週のはじめに考える 痛み知る人を代弁者に

2021年11月21日 07時38分


虐待や性暴力などで苦しむ10代の女性たちの支援をする一般社団法人Colabo(仁藤夢乃代表)が11月29日、東京都内で記者会見し、ネット上でデマを流されたり、誹謗中傷を受けたりしたとして、投稿者の男性を相手取り、計1100万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に提訴した、と発表した。





BuzzFeed News

仁藤夢乃さん

広告



AD

Colaboは東京・新宿や渋谷などで、虐待や性暴力などで家に居られず街をさまよう女子高校生などを支援する団体。

2011年から活動を開始し、移動バスを拠点に無料で食事や衣服などを提供する「バスカフェ」の活動のほか、女性たちを一時保護するシェルターや中長期滞在型のシェアハウスの運営をしている。

訴状によると、被告の男性は2022年9月から10月にかけ、自らのTwitterやnote、YouTubeで、Colaboの活動について「10代の女の子をタコ部屋に住まわせ、生活保護を受給させて、毎月一人65000円を徴収している」「生活保護ビジネス」といった情報を発信した。

Colabo側は、これらはいずれも事実に基づいておらず、仁藤さんらの社会的評価を低下させる、と主張。損害賠償など1100万円と各投稿の削除、謝罪文の公表を求めている。

10月18日には、「バスカフェ」で使用しているバスが何者かに傷付けられていることが確認された。Colaboは同日、警察に被害届を提出している。

代表の仁藤さんは会見で、「これはSNS上だけで起きていることじゃない、私たちの活動や生活に関わる危機なんだということを実感して、今回提訴した」と語った。

弁護側が被告男性が投稿しているとして名指したアカウントは、ツイッター上で「訴状が届いてから、弁護士と相談してコメントを出す」「司法の場で全力で闘う」などと投稿した。

「支援を求める女性への影響を懸念」



Takashi Aoyama / Getty Images

東京地方裁判所

広告



AD

Colaboによると、被告の男性による一連の書き込みの影響は団体の活動にも及び、寄付が減ったり、協力団体からの支援が得られなくなったりしたという。

仁藤さんは、支援を必要とする女性たちが団体に繋がりにくくなってしまう懸念も訴える。実際に過去にColaboの支援に繋がった女性から、こんな声が寄せられているという。

「『Colaboってあの燃えている団体だ』と思われると、頼ってみようかなという想いよりも、『関わらないでおこう』という想いが勝ってしまうかもしれない」(20代女性)

「デマの中には『Colaboが女の子を搾取している』というものもあるけど、そういう投稿を見て不安になったり、せっかく信頼して安心できる場所ができたのに、そこすら疑うことになってしまうっていうことが全然あると思う」(20代女性)

仁藤さんは「今Twitterなどで私やColaboを調べたら、怖い情報しか出てこない。SOSを出したいと思っている少女たちへの影響が一番大きい」と語った。

「少女たちをタコ部屋に…」「生活保護ビジネス」女性支援団体と仁藤夢乃さん、投稿者の男性を提訴

10代の女性を支援する団体が、ネット上でデマを流されたり誹謗中傷を受けたりしたとして一般男性を相手取り訴訟を起こしたと発表した。



by Haruka Yoshida

BuzzFeed Japan News Reporter