反トランスジェンダー法、医学的根拠のなさをコメディアンが指摘「どこの医師会の話ですか?」あなたの子どもが小児がんを患っていたとして、治療を受けられないと言われたらどう思うか――トランスジェンダーの若者の医療ケアを禁止するアーカンソー州司法長官に鋭く切り込んだインタビューが話題になっています David Moye2022年10月10日 12時39分 JST PDF魚拓MEGA



さらにスチュアート氏は、アーカンソー州が、ジェンダー・アファーミング・ケア以外の健康問題についてはアメリカ医師会などのガイドラインに従っていると指摘。
小児がんと比較して「あなたの子どもが小児がんを患っていたとして、州が介入して『医師は化学治療を勧めているが、我々はあなたにそれを受けさせられない。別の診断を受けるべきだ。主流ではないものの、別の団体がある。そこで治療を受けるべきだ』と言われたら、受け入れられますか?」と尋ねた。
ラトリッジ氏はこの問いを「極端」で「議論に合致していない」と批判し、小児がんで子どもを亡くした友人がいると伝えた。
それに対してスチュアート氏は「悪いニュースがあります。性別違和を抱えている子どもの親たちも、自殺やうつで子どもを亡くしています」と述べた。
「そして、主流の医療機関は、相互審査したデータや研究をもとにガイドラインを制作し、それに沿ってメンタルヘルスを改善しています。なぜあなたが、州のその他の健康問題ではアメリカ医師会や小児科学会のガイドラインに従うのに、この問題だけそうしないのかわからない」

https://www.huffingtonpost.jp/entry/jon-stewart-gender-affirming-care-for-trans-youth_jp_63436acae4b028164536177a


さらに、動画の最後で「アーカンソーの子どもたちを守るための法律だ」と再度主張するラトリッジ氏に、スチュアート氏は「医学界は同意していない」と指摘。
ラトリッジ氏は「すべての医学界ではない」と反論したものの、「どの医学団体が同意していないのか」と尋ねられると、専門家や医師会の名前を挙げられず、その理由を「最高裁判所の議論を想定していなかったから」と説明した。
このインタビュー動画はSNSで拡散し、「事実や証拠を突きつけられた時、反トランスの人たちがどれだけ中身がないかを証明してくれた」など、スチュワート氏に賛同する声が多数投稿されている。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/jon-stewart-gender-affirming-care-for-trans-youth_jp_63436acae4b028164536177a