【2024年ブルーバードカップ】印と全馬寸評

タイトルの通りブルーバードカップの印と全馬寸評を書いていきます。


◎アンモシエラ
前走は完全に無視。この距離での持ち時計はメンバー最速の1:53.0。これはメンバー中2位のバロンドールが持つ1:54.5より1.5秒も早い。騎手にもキャリアにも文句がない。
○バロンドール
持ちタイムではこちらが劣るが、キャリアの安定感ではこちらに軍配。アンモシエラが前での競馬をするタイプに対して、こちらは控えるタイプ。どちらが勝つかは展開による部分も大きく、タイムを除けば差はないと見て良い。
▲バハマフレイバー
地元組からはこの馬を選択。ソレナではなくこちらを選んだのは単純に直接対決でこちらが先着しているから。船橋実績の高さや前走の内容の良さから、中央勢に食らいつくならこの馬か。
△ソレナ
こちらも地元組。極めて安定したキャリアで、騎手とのコンビなら無敗。バハマフレイバーとの対決では大きく差をつけられているが、実力面で極端に差があるわけではないだろう。
☆エコロガイア
他2頭に比べて大きく見劣りはするが、やはり中央馬は侮れない。距離適正はどうにも不安だが、未勝利を8馬身差、前走を3/4馬身差、いずれも差をつけづらい短い距離での勝利のため、しっかり抑えておきたい。

やはり本命と対抗が頭一つ抜けて見える。2頭軸にした上で、印を打った馬以外も幅広く押さえたい。
ダートグレード競走としては初の開催で、明け3歳馬ということもあって不確定要素は多め。波乱期待するのであれば、人気薄を交えた3連複ボックスも良いかもしれない。

全馬寸評

①アンモシエラ

前走ホープフルSの大敗は必然で、着目すべきはその前の2走。未勝利を7馬身差で勝ち切ると、その勢いで1勝クラスを制覇。ダートなら実力十分で、前目の競馬でダートとなれば、坂井騎手の騎乗もかなり嬉しい。

②ブラックバトラー

門別からの参戦。生涯2-1-1-0で、地方重賞やJBC2歳優駿 (Jpn3)で戦えている点は評価したい。一方で、前走は2着に8馬身差をつけられての3着。中央馬に先着していることを加味しても、評価に値するレース内容とは言いづらい。

③バロンドール

生涯成績2-0-1-1だが、1度の負けは芝2000mなので無視で良い。デビュー戦は3着も、未勝利戦は6馬身差完勝。前走は1勝クラスを1と3/4馬身差で勝利しており、ポテンシャルの高さが窺われる。

④エコロガイア

中央2勝。前走1勝クラスをこなすも、1400mまでしか使っていないため、距離適正には疑問が。生涯成績2-1-2-2は決して悪くはないが、有力馬と比較するとやや見劣りする。

⑤ソレナ

通算成績3-1-2-0の地元の雄。今回が初の1800になるも、1600を楽々こなしている様子から問題はないだろう。澤田騎手とのコンビでは3-0-0-0で、期待が高まる。

⑥キタノヒーロー

前走は盛岡で6着。前々走は平和賞(G)で⑦に3/4馬身差の2着。その⑦が直後に兵庫ジュニアGPを大敗しているため、こちらの評価も下げざるを得ない。

⑦カプセル

生涯成績3-1-2-2。地方重賞で5戦しており、それでこの成績は評価したい。一方で、前走兵庫ジュニアカップ(Jpn2)は8着と大敗、今回と同じ距離の地方重賞でも5着と、安定感はかなり疑わしい。

⑧バハマフレイバー

こちらも地元の実力派。前走は船橋1700mで5馬身差をつけて1着。前々走は平和賞で10着も、前で競馬をしたいこの馬が最後方からの競馬を強いられていたため無視で良い。それを除けば3勝2着1回と優秀な成績。船橋での実績は十分で、馬券に絡む可能性は高いと見た。

⑨ウルトラノホシ

前走は全日本2歳優駿 (Jpn1) で6着。地方馬では3着サントノーレに次ぐ2番手だが、両者には1秒も差があるのであまり評価はできない。佐賀ではこの距離での地方重賞勝利もあるが、ダート1800の出走経験がある馬の中で最も遅い持ちタイムということも加味すると、あまり評価はできないだろう。

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