銀座にムークさんの展示を見に行ってきました。

画像1 まさに昭和モダンなビルヂングです。 まるで松本清張の小説にでも出てきそうな薄暗いエントランスを通ると、正面にこれまた薄暗い階段が見えます。 その階段の手前にある骨董品レベルの3人くらいしか入れない手動!のエレベーターに乗って6階まで昇ると、 中央に配置されている階段を囲むような形で、六畳くらいのこぢんまりとしたギャラリーが、学園祭の模擬店ような趣で10室程、静かに営業していました。 その中の一番奥まった四すみの一角にあるギャラリーが「銀座モダンアート」ムークさんの絵が展示されているギャラリーでした。
画像2 ムークさんの絵を鑑賞しました。(写真は購入したポストカードの1枚です。)パネル様の小さい作品3つでしたが、間近で見ると、 軽やかで迷いがない筆使いと、素朴なフォルムと線のハーモニーがマチスのようだと感じました。 色使いは一見カラフルですが、抑えが効いていてとても上品です。 優れたパティシエが作る、可愛いらしくも儚いスイーツのようです。…という無理矢理な例えもあながち間違ってはいないのかも? やはり原画を見るのはいいものですね。どれも素敵な作品でした。
画像3 その他の人達の作品は、 漫画やアニメがベースにある所謂「美大生が描いたクールジャパン」みたいな絵(……と説明すれば大体は分かっていただけますよね?)が7割を占めていました。 あとは、四輪のオフロードカーの写真を展示している方、 素朴な風景と人物を描いた油絵を展示している若い男性(この絵はなかなか良かったです。)がいました。
画像4 鑑賞を終え階段を降りて行くと、 熊がこちらを睨んでいました。一瞬、襲われるのか?と思いましたが、GINZAの熊は気立てがいいようです。
画像5 猫もこちらを見ています。
画像6 と、思ったら見ていませんでした。どうせ僕になんか一切興味ないのでしょう。
画像7 ギャラリーからの帰り、近くにある、どでかごんさんが紹介していたHIDEMI SUGINO(イデミ・スギノ)というカフェに行きました。 「フランポワジェ」というケーキをいただきました。めっちゃ旨かったです。めっちゃ美味かったです。 やっぱりどでかごんさんは、生粋のしてぃーぼーいですね。ありがとうございました。

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