「GRAVITI Diffus」で使用できる[Sampling method]34種類を紹介
前回は「GRAVITI Diffus」で使用できるVAE 25種（SD 1.5系23種、SDXL系2種）を紹介しました。
今回は「GRAVITI Diffus」で使用できる[Sampling method]を紹介します。
全部で34種類。
DPM++系だけでも18種類あります。
DPM++ 2M Karras
DPM++ 2M
DPM++ 2M alt
DPM++ 2M alt Karras
DPM++ 2M Karras Sharp v1
DPM++ 2M SDE
DPM++ 2M SDE Heun
DPM++ 2M SDE Heun Karras
DPM++ 2M SDE Heun Exponential
DPM++ 2M SDE Karras
DPM++ 2M SDE Exponential
DPM++ 3M SDE
DPM++ 3M SDE Karras
DPM++ 3M SDE Exponential
DPM++ 2S a
DPM++ SDE
DPM++ SDE Karras
Euler a
Euler
LMS
Heun
DPM2
DPM2 a
DPM fast
DPM adaptive
LMS Karras
DPM2 Karras
DPM2 a Karras
DPM++ 2S a Karras
Restart
DDIM
PLMS
UniPC
LCM
単純計算（SD 1.5の場合）で[Sampling method]34種類 × VAE 23種類で
782通りの組み合わせがあります。
注意すべき点は、X/Y/Z Plotsを使用して各[Sampling method]とVAE比較したい場合、Plus以上のplan課金が必要になることです。
Plus
More advanced features like ControlNet and X/Y Plots will be available.
しかも、これらの[Sampling method]と[VAE]がprivate storageの圧迫無しに
標準搭載で使用できるという、贅沢（ぜいたく）な仕様です。
それだけに、普段は使用しない[Sampling method]を非表示にする[Settings]機能が実装されていないのが「GRAVITI Diffus」の惜しいところ。
さて、これだけ選択できる[Sampling method]があるので、さぞや使い分けているか思いきや、普段使用しているのは二つだけです。
＜普段、使用しているSampling method＞
DPM++ 2M Karras
DPM++ 2M Karras Sharp v1
それぞれの使用感は以下のとおりです。
＜DPM++ 2M Karras＞
・デフォルト選択
・ほぼコレ
＜DPM++ 2M Karras Sharp v1＞
・主線を細くしたいとき（例えばKevaMixFlatなど主線が太いアニメ系Checkpointで使用）
[Sampling method]はVAEよりは、こだわりが無いです。
以上です。