【もはや実写】画像生成AI「Midjourney v6.1」のクオリティがハンパ無い。プロンプト付き制作事例15選を紹介《使い方、プロンプトのコツを紹介》
みなさん、こんにちは。
チャエンです!(自己紹介はこちら)
最近はLLMの進化に関するnoteを書いてきましたが、久しぶりに画像生成AI「Midjourney」を取り上げたいと思います!
最新モデル「Version 6.1」のクオリティがハンパないです。特に動画生成AIのRunway Gen-3を組み合わせると活用は無限大だと感じます。
そして、簡単なイメージビデオや商品紹介動画はこれで完結する未来になると予想しています。クリエイティブが変わるでしょう。
今回はMidjourneyの最新モデルVersion 6.1の概要や使い方、プロンプトのコツや活用事例を紹介します!
ぜひ最後までご覧ください📝
1.Midjourney v6.1の概要
1-1 Midjourneyとは
Midjourneyは、2022年にディープモーションというセンサーデバイスの会社を設立したDavid Holz氏が代表を務める研究チームによって、生み出された画像作成AIです。
2024年3月時点で、Midjourneyの登録ユーザー数は約1,926万人に達しているそうで、世界中で使われているツールの一つとなっています。
広告デザインやWebコンテンツの画像作成・アート開発・商品開発のコンセプト作りなど、様々な用途で活用されています。しかし、現在は無料版が廃止されており、利用には有料プランへの登録が必要です。
1-2 Midjourney v6.1について
Midjourney v6.1は、2024年7月31日にリリースされた最新のAI画像生成モデルです。
今回のアップデートでは、画像の品質と生成能力が大幅に向上しているため、より自然で詳細な画像生成ができるようになりました。特に人物の描写の肌のテクスチャや顔の表現がよりリアルに近づきました。
また8ビットやレトロデザインなど、特定のスタイルの処理が改善されているので細部の表現やテキストの正確性が向上しました。処理速度の向上やパーソナライゼーション機能の改善により、UXもわかりやすくなっています。
具体的な進化
①画質と一貫性の向上
より一貫性のある画像生成(腕、脚、手、体、植物、動物など)
画質の大幅な向上(ピクセルのアーティファクト減少、テクスチャの強化、肌の表現など)
小さな画像特徴(目、小さな顔、遠くの手など)のより正確で詳細な描写
②パフォーマンスの改善
標準的な画像生成ジョブが約25%高速化
新しい2倍アップスケーラーによる画像/テクスチャ品質の大幅な向上
③テキスト生成の精度向上
プロンプト内の引用符で囲まれた単語をより正確に描画
画像内のテキスト描写の改善
1-3 Midjourney v6.1の新機能
①新しい--q 2モード
画像生成に通常より25%長い時間をかけることで、より詳細なテクスチャを追加する機能です。細かい質感や複雑な表面が重要な画像(例:風景画、静物画)の生成に適しています。
時間がかかる上に、画像の各部分の調和が取れにくくなる可能性があるため画像の全体的な一貫性が若干低下する可能性があります。
②パーソナライゼーションモデルの改善
ユーザーの好みや要求をより正確に反映させるための機能が進化しました。ユーザーの意図をより正確に捉えて画像を生成するようになった他、予想外の創造的な結果を生み出す可能性も増加しました。
③パーソナライゼーションコードのバージョン管理機能
過去に生成した画像のパーソナライゼーション設定を再利用できる機能です。過去の画像生成で使用したコードを指定することで、同じ設定を新しい画像に適用できます。
また、開発チームは今後1ヶ月程度でv6.2のリリースを予定していると公表しています。次のアップデートに向けて、V6.1を使用する人々からできるだけ多くのデータを収集する必要があるとのことで、すべてのユーザーがV6.1をデフォルトで使用することができます。
1-4 金額について
Midjourneyには無料プランがありません。月額or年間での契約となります。
2.Midjourneyの使い方
Midjourneyは、DiscordとWebの2つの方法で使うことができます。
2-1 Discord経由での使い方
Discordのアカウントを持っていない場合は作成しましょう。作成は無料ですぐにできます。
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