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母とハートで繋がって、初めて見えた母の本質  そして関係の結び直し

2018年11月からヒーラーになるための学校・本郷綜海さんのLife Art School (LAS)で学び中。1期生です。10ヶ月に及ぶスクールも、認定まで残り1ヶ月弱ちょっと。ここに来て大きく人生が変わりそうなので、その過程をを記録に残したく、noteを始めました

LASでは、毎回宿題がでます。ヒーリングの実習とレポートを書いて提出します。

4月のヒーリングの宿題の課題はアストラルレベル(過去生)との繋がりがテーマ。第4チャクラのハートでクライアントさんと繋がり、第4チャクラのクリーニング(お掃除)です。((クラスの内容についての詳細は書けないのでかなりザックリとした課題の紹介になりますが・・・))

私は宿題の課題の練習相手を、母にお願いしました。

そのときの体験が、とても感動的だったので、忘れたく無いなと思い書いています。ヒーリングがどんなものか、LASでの学びがどんなものなのか、少しでも伝わると嬉しいです。

ヒーリングのセッションの前に、先ずインテイクといって10分ほど、クライアントさんのお話を伺います。私は母に 

私「今、一番モヤモヤしているものは何ですか?」と訪ねました。

母「腎臓の数値が悪いと言われてそのことが気になっている。そのため塩分を控えたりフラダンスや体操教室で筋肉を鍛えられるよう頑張っている。この先、子供達や周りの人に迷惑をかけないように生きていくために筋肉が必要だと思っている。気になってることはそれくらい」と。

私「では、もし腎臓の心配が何もなければ、今、何をしたいですか?」と訪ねると

母「あと10年くらい 元気に生活して生きていきたい。フラダンスも続けたい。今のフラダンスのクラスは自分より20才くらい若い人が多いけど、このクラスで10年間踊れたら最高!そして、自分が亡くなる1年くらい前にパパが死んで、その後1年後くらいに自分が死ねたら最高って思う。」

私「自分がなくなる1年くらいまえにご主人が亡くなったら最高っておもっているんですね」

母「う~ん、そう。それまで夫婦で今の住まいで最後まで住めたらよい そして85才くらいで死ねたらと思う。最後に死に花を咲かせたい」

私「死に花を咲かせたいって思ってるんですね。」

母「そう、死に花を咲かせたい。そのために、頑張って筋肉をつけている」

母の年齢は75歳 

ゆっくり、穏やかに、笑顔で死生観を語る母を見ていたら、そんなことを考えていたのかと、私は自分のハートが熱くなり、目頭が熱くなるのを感じました。 思えば、49年間親子としてつきあってきて、”どんな風に人生を過ごしたいか””死生観”ということを こんな風に向き合ってじっくり話したこと、なかったな...

いや、あった。でも、それは母の不安からくる愚痴レベルの話しで聞いていて気持ちの良い物ではなく、聞き流すか、時には言い返して喧嘩になっていた。不安だったり、嫉妬だったり、時には上から抑え付けてくるマウンティングのようなものを感じることも多々あった。

これまでと、何が違うのかといえば、私のハートが開いていたこと。これは3月の清里の合宿でこのアストラルレベル(過去生)のヒーリングを受けてから、分かるようになった私の感覚((このことも後ほど詳しく書きたいです)) 

ハートを開き、ヒーリングするという場を整えて母を迎えたことがこれまでと大きく違った。

母とのインテイクは時間にしたら5分ちょっとのこと 

私は、母に母の人生があることを実感し、この人の人生を邪魔してはいけない、尊重したいと、敬意すら感じました。

自分のハートを感じながら、相手のハートと繋がるというのは、ヒーラーになるために必須なことで スクールの授業のなかでの様々な訓練で、出来るようになっていきます。

その訓練(トレーニング)はシンプルなものですが、その過程には人それぞれ 拒絶するのような抵抗があったり、スムーズにいかないこと 思いもよらぬ葛藤と向き合うことも出てきて、そうやって自己変容していく中に、また感動的なドラマがあります。そしてやはりだからトレーニングが必要なのです。自分自身が浄化した身体であることがヒーラーには大切。

だからトレーニングを受けたヒーラーは違うと思うのです。

私は、母が抱えているモヤモヤしていることを聞いて、しみじみ癒やされました。なんともいえない 穏やかな次元の空気が流れます 

これが、綜海先生のいう”癒やす人も癒やされる人も居ない世界”なんだなと感じながら、その状態のまま、ベッドに寝てもらいヒーリングセッションを30分行いました。

母のオーラは、ヒーリング前から透明感がありましたが、セッション後は透明感はそのまま、境界線がクリアになり頭から足までぐるりと同じ厚みで包まれたような感じになりました。 

11月から学び始めて、最近、私は”筋膜はエネルギー エネルギーは筋膜なのではないか” と感じているのですが。つまり、ヒーリングでエネルギーを流すことで浅筋膜がリリースされると感じているのです。

例えば、今回の母のヒーリングの前後を比べると

横からみた姿勢のときの首の後ろと腰にあったオーラの濃くなっている部分がなくなっている。それは筋膜の収縮がなくなっているとも見られる。

胸が広がり胸から上方に向かってエネルギーがでている印象。これも、大胸筋、小胸筋がリリースされるときのセッション後の様子と同じ。

後ろ姿では左側 肋骨の下(腎臓)のあたりに少し濃いものが残っている。
腎臓が悪いというのでこのあたりは湯たんぽなので温めた方がよいところ。ここはまだ筋膜の収縮が残っているなと感じました。腰方形筋の肋骨側の付着部です。

全体的に姿勢が良くなり、一本 身体の軸が通っているような感じになりました。丹田をしっかり感じることができ背筋がすっと伸びました。

母は10年前に私が筋膜のボディーワークを学んだときも散々練習台になり、かなり姿勢や動きが改善されたので、ヒーリングをしたときにもエネルギーが流れやすい身体ができあがっているという印象でした。
 
すっかり元気になった母は腰をフリフリしたり足を上げたり「身体が楽になり姿勢がシャキッとした」と喜んでいました。顔は透明感がでてきました。

それから、母は自分の人生のほうが(子供の人生より)大切だと言うことに自分の語った言葉で気がついたようです。以前ほど、私の生活がどうなっているのか心配して口を出してくることがなくなってきました。これは本当に不思議です。 

私も、母はずっと苦労してきた人だから、どこかで良い思いをさせてあげたい、親孝行したいと思っていたのですが(その思いがよじれて喧嘩になることも多々あったのですが)スルスルッとその親孝行呪縛の重い鎧が脱げました。

母は母の人生を精一杯生きていて、それを私が苦労とか思うこと自体がおこがましいような気持ちにもなりました。そして親孝行を理由に、自分の不安をぶつけたり、雑用をお願いしたり、無駄な関わりや無駄なエネルギーを使っていたんだなと 今は思えます。気がつけて良かった(涙)

そして命には限りがあることを改めて実感。いつか母を看取る日が来るまで、大事にしたいと思います。そして私自身の命にも限りがあること、だから日々を大事にした方が良いことも母から教えてもらったような気がします。

親子関係で、深刻に悩んでいるかたにも、ちょっとしたモヤモヤしている人にもヒーリングはおすすめです。

人間関係のトラブルは境界線を踏み込むことが原因というのは最初の授業で習ったこと

このセッションで親子の適切な境界線を作ることができ、親子の関係がお互い自立したものに変化し、それぞれの生活を尊重する緩やかなものにに変わってきたこと。ヒーリングにそんな効果があるとは全く夢にも思わず、LASの学びに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです

そしてこの体験と技術を、必要としている人のところに届けられるよう、精進していきます。

感謝❤

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