韓国旅行 計画編
旅行の楽しみはいろいろありますが、一回の旅行には、あれこれ想像しながら計画して準備する楽しみ、旅先で実際に旅行の時間を過ごす楽しみ、旅行から戻って旅行を振り返る楽しみ、の三度の楽しみがあると思います。
来月の韓国旅行を控えて、今は計画する楽しみを味わっています。
宿を決める
今回の旅行は4泊5日の短い期間で、真ん中の2泊3日はほぼほぼ仕事ですが、飛行機の関係で仕事の前後にそれぞれ1日弱の自由な時間がとれます。仕事前の時間には探鳥を、仕事後の時間には街歩きを予定しています。
仕事の2泊の宿は、初日の集合場所に近く、その後の訪問先などへのアクセスもよいカンナムの新沙駅近くのビジネスホテルにしました。
学生時代からのバックパッカーの習性で、宿は寝るだけ、みたいな感覚なので特に一人旅のときには不要なラグジュアリーのないリーズナブルなところを中心に選んでいます。重視するのは、アクセス、価格、清潔さ、安全、WIFI環境などです。
円安のせいもありますが、韓国の宿泊はだいぶ高くなっています。ソウル市内だと、一泊、普通のビジネスホテルで1万円前後、普通のシティホテルで2万円前後、ラグジュアリーホテルだと4~5万円以上の水準で、一昔前の倍ぐらいの印象があります。
宿選びには、いろいろと悪評もありますが、agodaを使いました。ほとんどの宿泊施設が登録されていて、簡単に比較対象して予約ができるので利用者からするととても便利なものです。多くのホテルでは直前までキャンセルできるのも便利です。
もっとも宿側としては負担も大きいように思います。最近では、どこのホテルもこうしたサイトに登録しないと予約が入らないので登録しない選択肢はないようです。最近、booking.comの不払い問題などがありましたが、旅行業法などでしっかり宿泊施設も守る制度にできないかなどと思います。
到着日の一泊は、仁川のホテルにしました。ソンド(松島)の探鳥サイトに近く、地下鉄のアクセスもよいところです。ソウル市内ではないこともあり、1泊日本円換算で3000円未満の格安な宿です。
通貨と両替
空港に到着してすぐとか、現地の通貨がなくて困るのをどうしようかという問題ですが、前回7年前の訪韓時の残ったお金があり、引き出しの中を漁ったら12万ウォンでてきました。これぐらいあると当座の現金は大丈夫だと思います。
ちなみにウォンはだいたい日本円の10分の1くらいで10万ウォンが1万円ぐらいですが最近は少し円安側にふれていて10万ウォンが1万1000円くらいになっています。
旅行帰りに余った紙幣の再両替はしないで次の旅のために持ち帰るようにしているので、引き出しの中にはドルやユーロ、ブラジルのレアルや中国の元、ベトナムのドンなどが少しづつストックされています。
どこもそうですが、空港の両替所の両替率は悪いところが多く、仁川でも7%ぐらいの手数料がかかるみたいで、たくさん両替するときは街中の両替所を使います。街中の両替手数料はたいてい1%を切ります。
韓国のキャッシュレス化がますます進んでいるようで、すでに90%近くで世界最高水準です。年間クレジットカード利用額の2割の所得控除とかキャッシュレス化を進めるための大胆な施策を行ってきたようです。もっとも、クレジットカードは、慣れないところで使う不安があるのでなるべく使いたくありません。
また、残念ながらペイペイやその他の日本のQRコード決済などは、まだ韓国では使えないようです。韓国のカカオペイや中国のアリペイは日本で使えるようなので、早く日本のペイペイなども海外で使えるようになるといいなと思います。
交通系カードのt-moneyは地下鉄やバスなどにも使えるほか、コンビニなどでも使えるようです。前回旅行時にたしかカード使ったよなと思いだして引き出しをあさるとでてきました。スマホアプリを登録して残高を確認すると4000ウォンぐらい残高が残っていました。仁川市内の地下鉄料金が1回1250ウォンなので初日の交通費ぐらいはまかなえそうです。
現金を持ちあるくのも日本の田舎者みたいなので(そのとおりなのですが)、両替したらt-moneyにちょっとチャージしておこうかなと思います。
探鳥
せっかくの海外なので鳥も観ます。鳥にはまって5年目くらいなので、前回7年前の韓国のときには探鳥するとか考えにのぼりませんでした。今回は、韓国で探鳥した人のブログ記事などをいろいろ探して、手ごろな探鳥地を探してみました。
本格的に探鳥目的の渡航であればガイドさんや運転手さんをお願いして特定の鳥種を目当てにいくところですが、海外探鳥初心者なので、比較的アクセスがよいところから探してみました。
ソウル市内を流れる漢江の両岸には自然保護公園がたくさんあり、環境保全に力を入れているのがよくわかります。韓国観光公社のHP(knto.or.kr)には次のような記事もありました。
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毎年冬になると、漢江公園には餌を探して冬の渡り鳥が飛んできます。ソウル市は、市民が冬の渡り鳥をよく観察できるように、探鳥コースを4ヶ所選定しました。探鳥コースは▲クァンナル漢江(ハンガン)公園から岩寺(アムサ)生態公園一帯▲二村(イチョン)漢江公園から中浪川(チュンナンチョン)合流部▲パム島から汝矣島(ヨイド)漢江公園▲ 江西(カンソ)湿地生態公園から蘭芝(ナンジ)漢江公園 等の4ヶ所で構成されています。
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また、日本からの探鳥ツアーの記事には、しばしば松島(ソンド)という地名がでてきます。調べてみるとラムサール条約登録地やEAAAF(東アジア渡り鳥パートナーシップ)の登録地の一つで仁川空港に比較的近いところにSongdo Tidal Flatというのがありました。2つの保護区からなっています。クロツラヘラサギなどで有名なようです。
そこで、初日に松島に移動し、翌日を探鳥に充てることにしました。
11月中旬という時期が韓国の探鳥シーズンでどのような季節になるのか、まだ知識がありませんが、何を見られるか楽しみにしています。
カメラ
撮影機材に何をもっていくかも悩みどころです。探鳥メインであればメインの機材(α1+428)を持っていくのですが、重くて高い機材を持っていく不安もあります。通関の申告なども心配になります。今回は仕事がメインなので、機材は軽めでコンパクトなSUBセット(α9+200-600)にしようかなとも思っています。
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