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もうすぐ夏休みなのか

不登校生活でボケてきてるのか。
年を取ってきたのか。ほんっと、時がたつのは早い。

息子は5年生になりとんでもなく引きこもるようになった。ここ最近ようやく外に出られるようになった。
ようやく通級にも行けるようになった。

さぁこれから続けて通級に行けるかな~なんて思っていたら、夏休みが目の前だ。

調子がよくなり始めたところで長期休み
なんじゃそりゃ
まぁ思い通りになんかいかないからね。

そんな感じで、昨日は懇談会だった。
1学期のうち学校に行けたのは3回。更に言うと、参観日なんか行ってない私は、5年生の教室に行くのは今回初めてだった。当たり前のように軽く迷子になり、予定時間よりやや遅れて到着した。

初めて見る息子の5年の教室。
当たり前だけど息子は一度も足を踏み入れたことはない。
それでも、息子の机はちゃんとあり、毎朝「今日のお休みは誰ですか?」と先生が聞くと、必ず息子の隣の子が「ちゃぼすけ君です」と答えているそうだ。

もうこの段階で、私は泣きそうになる。

更に今週通級に行くことができた日に、クラスのみんなに、「今ちゃぼすけ君が学校に来てるけど会いたい人?」と質問すると、ほとんどが手を挙げてくれたそうだ。

でも、さすがにそんな大人数はちゃぼすけ君もびっくりするからと、じゃんけん大会になり、選ばれた3名が担任と一緒に、息子のいる通級の教室に来てくれたようだ。
初めはもじもじして、照れくさそうに逃げ回っていた息子も、最後にはクラスの子達と楽しそうに遊ぶことができたらしい。そんな話を担任から聞いた私は、もう涙が止まらなくなっていた。

小さなハンカチを持って行ってはいたけど、バスタオル持ってこいや~ってくらいの涙の量になってきた。

この愛に満ち溢れている仏担任、私を泣かせにかかってるよねぇ(笑)

更に担任は、「お母さんが一番辛いのに、ほんとうによく頑張っているね」そんな優しい声をかけてもくれる。他の方からも散々言われてきたこの言葉。
でも、仏担任に言われたら、なんでこんなにも私の心に響いてくるんだろう。なんでこんなにも泣けるんだろう。

今年で定年になる仏担任は、恐らく色んな子ども達を見て、色んな保護者と関わってきたと思う。子ども達を心の底から愛し、愛情に満ち溢れて関わっているのが、なんとなく私にはわかってしまう。

そんな仏担任から、更にこう言われた。
「お母さんって、何にも文句言わんやん。何も学校に言ってこないでしょ。なかなかできないよ、そんなことは」

えっ!私は結構言うてますやんかと思っていた。通級オンラインにしろ!とか、大量のプリントコピーも、色々頼んでるし、この前も不登校教室(サポートルーム)の先生を無理やり通級に連れて行ったりしている。

でも、そんなことは、学校として当たり前のことやからええねんと仏担任に言われた。
他の親、どんだけ学校に文句言うてるんや(笑)そこら辺はもちろん聞いてないけどね。

もちろん私だって言いたいことはありまっせ。めっちゃ辛いし、苦しいし、助けてもらいたいさ。でもそんな文句や愚痴を学校に言ったところで、どうなる?とも思うわけ。何か変わりますか?息子の不登校が文句や愚痴言って解決すんのか?って話なのだ。

学校としてやれること、担任が1人の不登校生徒にできることなんて限界があると思う。学校に文句言ってケンカしたところで、何にもメリットないもんね。
それなら、一緒に協力してもらいたい。味方になってもらいたい。一緒にどうすればいいか考えてもらいたい。

そっちの方がいいと思うから、私は文句なんて言わなかっただけ。
その代わり、日々のストレスや言いたいことは好き放題noteには書いてるけどね(笑)
吐き出さんとやってられへんから。

そんな感じで、昨日は涙の懇談会になった。

もうすぐで夏休みに突入する。私と息子はもう1年以上不登校生活なんで、常に夏休み状態なんだけどね。でも友達みんなが夏休みっていうのは、息子も気分が違うようだ。

今年はどんな夏休みになるんだろうか。楽しみだ。



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