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「最後は癌がいい」という先生の言葉
私には、人生を変えるような出会いがありました。
Kindle本にもチラっと書いたんですけど、息子の凸凹がわかり、半年待って通った素晴らしい療育先がありました。
そこでの先生の指導を見て保育士を目指したくらいですからね~。
息子1人に対して、ベテランの先生が2人ついての丁寧な指導でした。
親子で半年通ったんですけどね。
息子の療育を見学する時もあれば、親だけ違う部屋で勉強会という日もあります。
何がよかったかって、もちろん息子の療育もよかったんですけどね。
親が勉強できて、更に言うとそこで悩み相談もできる!ということ。
通っていた半年間、親子共に成長させてもらいました。
その親の勉強会をしてくれていたМ先生の話を少ししますね。
М先生自身にも、自閉症のお子さんがいました。
私にとっては、魂のこもった教えを毎回聞いてる感じでしたね。
そのМ先生とは、療育先を卒業しても、何度かZoomで、その時通っていた療育ママ友たちとお話会で、交流もありました。
が、最近ママ友の1人からМ先生と連絡がつかない…と聞いていたので、心配してたんですよね。
そんな時、М先生のされているここ最近のブログを見たわけです。
先生が癌になっている…。
親なき後のことなんかも、しっかり勉強されてるような先生が、いざ癌になった時の様子など…本当に細かく書いてくれていました。
その時点で、私は涙なんですけどね。
何よりも心に響いた言葉がこれです。
最後は癌がいい
「こういう子供がいると、すべき時に何もできなくなっているのは困るから、余命がわかるのがいい。余命がわかったら、その時には俄然備えをがんばれる」
「余命がわかる病気って、現状では “癌” だ。」
「じゃあ、最後は“癌” がいい」
と、癌になりたいわけではなく、余命を知って終わりたいということなんですが、(そして、延々と続いて苦しいこともある癌の闘病や手術や入院や抗ガン治療、家族にどれだけお世話になるか、家族の生活が激変してしまうこととか お金がすごくかかることなどは全然考えもせずにですが・・・) 「最後は “癌” がいい」 と、思うようになっていました。
先生のブログのこの言葉、グッときたわけです。
癌になってから、お子さんを、グループホームに入居する手続きをしていました。
ご自身の体だけでも大変なのに…。
その他にも、取引銀行を少なくされてたり、福祉の手続き一覧表などなど…は、前もって準備されてる様な先生でした。
私はこの魂のこもった先生のブログを見てからですかね。
不登校の息子
自立に向けて、今私はこの子に何ができるのか?そんな事を考えることが多くなりました。
かわいい我が子に、敢えて厳しく指導する機会が増えました。
でも、親の魂のこもった言葉・本気の言葉というのは、子どもには響くものだと思っています。
息子なりに自分に負けず、頑張っています!
最近、息子の目つきも変わった気がしますね。
今日から始業式ですね。
今日は、お休みします。
でも、考えがあって2人で休む決断をしたわけです。
学校は休むけど、私達は、今日やる目標を決めています。
先生、魂のこもったブログありがとうございます。
私も私らしく今できる子育てを、精一杯頑張っていきます。
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