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自宅で受験シリーズ第三弾 - VERSANT

(2020年6月2日 実際に受験したので、記事更新)
自宅で受験シリーズ第三弾はVERSANTです。2020年4月23日現在、私も受験していないのですが、何やらキャンペーンをやっているようなので、私も形式などへの理解を深めたくて、いろい、調べながらここに纏めてみました。

VERSANT - https://www.versant.jp

公式サイト(2020年4月23日時点)によると:

VERSANTでは発話をリアルタイムで理解し、的確に処理する能力が必要とされます。「英語を聞いてから英語で話す」という実際のシーンに沿った英語のコミュニケーション力を測ることができます。
ピアソンで開発された高度な言語認識・自動採点システムを利用しスマホやパソコンがあれば、日時や場所を問わず受験ができます。国内外のグローバル企業での採用のほか、米国防総省などの政府機関でも そのシステムが導入される、信頼性の高いテストです。

ということで、なんとスピーキングの結果がAIで判定される試験のようですね。なので、試験直後に結果がわかるという画期的な試験かと思います。

必要機材: スマホ or パソコン+USBヘッドセット
所要時間:テストは約20分、採点はその後数分
価格:5000円(スピーキングテスト)

構成: 出題数は63問。総合点及びサブスコアは全て20点から80点で採点される
Part A: 音読 8問 - テスト用紙に記載されている文章を指示された順序で声を出して読むことで、「流暢さ」「発音」を診断
Part B: 復唱 16問 - 音声で流れた文章を聞こえた通りに繰り返すことで「文章構文」「流暢さ」「発音」を診断
Part C: 質問 24問 - 質問で使用された単語を使って回答することで「語彙」を診断
Part D: 文の構築 10問 - 3つの単語リストを聞き、その中で単語を使って文章を正しく作り答えることで「文章構文」「流暢さ」を診断
Part E: 話の要約 3問 - 短い物語を聞き、30秒間で自分の意見を要約することで「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」を診断
Part F: 自由回答 2問 - 簡単な質問に対して自由に回答することで「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」を診断

CFERとの対照表も公式ページに掲載されていました。A1〜C1まで測定できるようですね。日本での平均は、A2の38点とのことです。国内受験者のTOEIC LR平均点が790点程度のようなので、結構日本人にとって難易度高い試験なのかもしれません。

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そして、現在お得なキャンペーンをやっているようなので、私も受講検討しております。

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以下、個人的に推測しているコツです(ここは受験前の推測なので参考にしないでください。詳しい先輩方ご指摘いただければ嬉しいです。)
全般: どうやら音がかなり悪いらしい。できればパソコンにUSBヘッドセットを挿して受験したい。相手はAIなので、機械に聞き取ってもらい易いよう、ゆっくりクリアに話すべしかな?

Part A: TOEIC Speaking Q1-2 と同様、丁寧に発音しながら読む?
(受験後の感想:機械判定なのでクリアにゆっくり読むのが良いのかとも思ったのですが、流暢さも判定されるので、自然に読むのがよさそうな感じです。(ELSAをご存じの方は、その判定とは別ものと思った方が良い気がしています。))

Part B: 「音声で流れた文章を聞こえた通りに繰り返す」のだが、結構長い文が出てくるぽいので、普段からTOEIC LR Part2音源を使用し、リピーティングの練習をしておく(シャドーイングではなく)。たぶんHSKKのリピーティング問題の感じかな。
練習に最適な動画 → https://www.youtube.com/watch?v=qGQWGXRc7LE
(受験後の感想:上記のとおり、TOIECなどの素材で、リピーティングの練習が効果的。私はTOEIC Speakingの音源で練習をしました。このパート音質が悪いので、PC+USBイヤホンでの受験がお勧めです。)

Part C: 「質問で使用された単語を使って回答」する問題。文ではなく、単語をそのまま回答すべし。

Part D: 「3つの単語リストを聞き、その中で単語を使って文章を正しく作る」。TOEICなど他の試験でこんな問題見たことないので、自作して練習しようかと思っています。

Part E: 「話の要約 3問 - 短い物語を聞き、30秒間で自分の意見を要約」。AI採点ということを考慮すると、いかに文章で出てきた語彙を使って、要約するかだと思うので、通訳訓練のリプロ素材か、TOEIC LR Part4音源で練習しようと思っています。
(受験後の感想:正直このパートが一番の難関かと思っていたのですが、そうではなくPart Bが一番キツイかったですね、私の場合。)

Part F: 「簡単な質問に対して自由に回答」ということなので、TOEIC SpeakingのQ4-9の素材でそのまま練習しようと思います。このパートはAI採点なの?違うのだったらどうやって瞬時に採点してるのか謎。
(受験後の感想:ここはネット上の情報によると、機械採点対象外ということなので、企業受験向け等で別途このマニュアル採点が行われないようであれば、このパートはあまり気にしなくてもよさそうです。)

以上、VERSANTのご紹介でした。

ちなみに、私の初回受験結果はこんな感じでした... (何とも言えない点数..)

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