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WomanSportsDay

こんにちは。市川千春です。(今フルネームを知ったという人も多いのではないでしょうか。笑)
noteを初めて書きます。


1月11日に女性アスリートのキャリア、女性のスポーツ界への進出というテーマの基、元アスリート、現役アスリート、スポーツビジネス界で活躍されている方でWomanSportsDayを開催しました。
私はおそらくどこの枠でもありません(笑)
今回はその内容をまとめたいと思います。


ー*ー*ー目次ー*ー*ー
1.開催の背景
2.参加者のご紹介
3.現役の価値と課題
4.アスリートの結婚、出産はタブー?
5.まとめ
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1.開催の背景



昨年の12月24日に #リアルなツイキャスやってみる といったイベントに参加をしてきました。

同じく参加されていた五勝出さんがこのようなツイートをしたところ、加納さんがご興味を持ってくださり、加納さんと五勝出さんを中心として開催されました。


#リアルなツイキャスやってみる  のまとめはこちら↓



2.参加者の皆さんのご紹介

加納由理さん

横浜国際女子駅伝にて、日本代表チームの一員として最長区間を区間新記録で走り、優勝に貢献。全日本実業団女子駅伝でも、最長区間を走り、資生堂を初優勝に導く。世界陸上ベルリン大会の女子マラソン7位入賞。現在は「生涯ランナー」をモットーに、ランニングを通して、「運動する喜び」や「続けることの大切さ」を伝えている。ランニングイベントやランニングスクールの主催や協力を精力的に行う一方で、学校やビジネス団体向けに講演を行うなど、教育活動にも力を注いでいる。


大島めぐみさん

アテネオリンピック10000m13位。オリンピック2回、世界陸上大会3回出場経験有り。アスリートの視点から見た食事法に関しても関心が高く、ランニングクリニックの講師や野菜ソムリエ資格を取得するなど、陸上競技指導者としても活動中。


下山田志帆さん

十文字学園高校出身。慶應義塾大学女子ソッカー部、ユニバーシアード日本代表候補。現在はドイツのブンデスリーガ2部SVMeppenでプレーしている。


内山穂南さん

十文字学園高校出身。早稲田大学女子サッカー部副将として2年連続日本一に導く。大学卒業後はイタリア1部のチームでプレー。下山田さんとは高校時代のチームメート。


籾木結花さん

日テレ・ベレーザの下部組織であるメニーナに在籍のままトップチームの日テレ・ベレーザに昇格。中学3年生から年代別代表に選出。昨年はなでしこリーグの集客のために「もみPプロジェクト」を行なった。


そして上記5人に加え、
ヨガスタジオを運営しJリーグともコラボされている山本真奈さん
アスリートのセカンドキャリアについて発信している五勝出拳一大先生、
東京ヴェルディでスポンサーセールスをされている佐川諒さん、
私の計8人でした。


ディスカッションした内容は大きく2つです。


3.現役の価値と課題

▶︎加納さん 
現役の頃は競技だけをしていてもお金がもらえたため、外と関わる必要性を感じていませんでした。
協会やチーム側も外と関わることを恐れ、今思うとあえて閉鎖的な空間を作っていたように感じます。
そのため、現役中は外部との関わり方すら知らなかったので、そもそも自分のことを発信する意味が分かりませんでした。

▶︎大島さん
長距離界では素直な子が強いというジンクスがあったため、あえて外に出させないという風潮がありました。
情報が少ないので言われたことだけをやっていたし、それが正解だと思っていました。
選手が選択できる場があったら違ったと思います。
そんな中で一人モデルが出ればそこについて行きやすいですね。


このお話を聞いて、これは陸上界のいわゆるプロの間だけではなく、他の種目や学生スポーツでも同じだと思いました。

「自分の競技だけをやっていれば良い」
「まずは競技で上をがむしゃらに目指す」
「とりあえず競技で成績を残してから」
こういった場面に多く出くわしてきました。


▶︎下山田さん
女子サッカー界はとても狭いです。
閉鎖的だと話が合う方ため楽しいですが、社会を構築している一人の人間、選手としての自覚が足りないと感じています。
自分がプレーすることの楽しさのみでプロの意識が低い。
サッカーを通しての社会貢献、還元する意識がない。
この問題に気がつき、問題意識を持ってほしいです。

引退後、楽しんで仕事をするためにプロの今は準備期間だと思っているので、知識を与えてくれて一緒に考えてくれる伴奏者の存在が欲しいですね。
サッカー以外の面で誰かからリスペクトしてもらえたら自分の成長にも自信にも繋がります。
競技だけをやっていれば良い時代は終わって、〝競技プラス何か〟が求められていると思います。

▶︎籾木さん
なでしこリーグでは仕事をしながらサッカーが当たり前になってしまっています。

▶︎内山さん
イタリアのチームでは、サッカー選手が歌手を目指していたりすることが稀ではありません。
自分というブランドにファンを作り、サッカーも歌手活動もどちらもファンが共通しています。


チーム側の発信には限度があって、個人の発信によってファンを獲得していくという流れが今後見られるでしょう。
三人が共通しておっしゃっていた、競技以外の部分でいかにファンを獲得できるかどうか、個人をブランド化するかが問われてきます。
佐川さんはこれらをチーム側で整えていく必要があると考えているそうです。

伴奏者という存在に関しては、籾木さんと佐川さんのような関係はアスリートにとっては絶好の関係ですね。
クラブの内部の人間が個人のファン獲得について理解があり、アドバイスをもらいながら競技も活動もできるとはこれ以上ないでしょう。


この辺りに関しては五勝出大先生がまとめてくださっているのでどうぞ。


4.アスリートの結婚、出産はタブー?

▶︎大島さん
出産しても現役を続けるという選手は少なかったですが、海外では普通だだということに言われるまで気がつきませんでした。
出産を経験した海外の選手やエージェントには、「出産をすると強くなる、身体的な問題や負担はあるが、それでも競技のために先延ばしにするのはもったいない」と言われました。
一方日本は出産=引退という時代でした。
日本の産婦人科医でランナーの先生には、体にとってはマイナスなことしかないと言われました。
確かに振り返ると、骨盤の緩みや、体力面、睡眠不足などはありました。
しかし、メンタル面ではかなり強くなったと感じています。
マラソンはメンタルに大きく左右されるスポーツだと思っているので、メンタル面ではプラスになったと思います。

最近では出産したら競技力の向上にもつながるというデータも出ています。
これが広まれば選手の寿命とも関わってくるでしょう。

▶︎籾木さん
現役なでしこリーガーの中で、既婚者は1人しかいません。
結婚するなら引退という流れになっています。
引退してセカンドキャリアを歩み、結婚をして養ってもらう、というのが理想という選手も多くいるように感じているが、現役時代から平行してやりたい仕事を行なっていく、ゴールは結婚だけではないというのをなでしこリーグに広めてきたいです。


出産をしたら競技力向上につながる、ことのリソースを手に入れられなかったのでどなたか知っている方いたら情報提供お願いします(笑)


山本さんの参加後のツイート↓


女性アスリートは競技で稼ぐのも難しく、結婚と出産も応援されないとは女性アスリートに憧れを抱きにくい大きな要素ではないでしょうか。
現役時代は準備期間。準備期間と捉えらえれるか、そしてその期間に何を身につけるかで、引退後の数十年は大きく変わるでしょう。


5.まとめ

女性アスリートの皆さんが、現役中からアスリートとしての価値を考えながら、〝競技プラス何か〟を極められる環境を作っていきたいですね。
そのためには、セミナーなのか、情報発信サイトなのか、コミュニティなのか... そのお話はまた次回に。




市川 千春  いちかわ ちはる
元神奈川大学サッカー部主務|12歳から生活の中心はマネージャー|サポートとビジネス両方からチームに貢献できるマネージャーへ|スポーツ女子ippokara運営|スポーツ界の女性の普及.大学スポーツの学生スタッフ育成に興味があります


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元神奈川大学サッカー部主務|12歳から生活の中心はマネージャー|サポートとビジネス両方からチームに貢献できるマネージャーへ|スポーツ女子ippokara運営|スポーツ界の女性.大学スポーツの学生スタッフに興味があります