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ギュコン大阪を終えて

ライブは絶対生に限るしもうほぼ記憶はなくなっているけれど、そこで感じたわたしの感情も同じようにナマモノで明日横浜に行く頃には絶対忘れてしまうので殴り書きだし余韻に浸ってるなぁーって思うけど忘れたくはないので書き留めてておく。


派手な舞台演出も繋ぎのVCRもキラキラした衣装もいらない、たったひとり、マイク一本とその声だけで2時間半あの空間を満たすことが出来るって本当に凄いなぁと。

気の抜けないステージの上で大して休みもせず、メイク直しもほぼ演出で完璧には仕上がらない。開始早々汗で額に張り付いたままの前髪で、壊れたイヤモニのままで、汗が滴るほどの衣装のままで歌い続ける姿にキュヒョンさんがこの小さな事務所の未来を背負って、この節目のライブに掛ける思いがたんまり詰まってるような気がしてしょうがなかった。

スジュの話に触れることもなく、スジュのキュヒョンだと名乗ることもなく、いい意味でアイドルであることを忘れるようなライブだった。1人のソロ歌手としてステージに立つプライドみたいなものが垣間見れてゾクゾクした。Devilが流れた時に「ぎぃやぁぁああああー!ソリソリの人だぁぁああああ」って初見さんみたいな謎の感動もあった。


事ある度にどうしても頭によぎる2007年の事故のこと。
あの時推しが昏睡から醒めなければわたしはこの13年間一度もキュヒョンさんに会えていなかったし、ギュパパが「生きることより、アイドルでいること」を訴えてくれていなければこのライブが企画されることもなかったかもしれない。暗い箱の中で熱い照明に反射してる汗と聞こえてくる声にいちいちそんな感動を感じてしまう。
これは美談に聞こえるのかもしれないけれど、そこにいることが本当に奇跡の塊で泣く。


わたしの話になるけど、いつからか自分は浅はかなオタクだと思うようになっていて。
熱量は昔から全く変わらないけど今は自分のプライベートも仕事も充実させていたいから、昔みたいにネットに張り付いて情報を追わなくなったしSNSもたまにしか見ない。毎回買ってた大量のグッズもCDもほぼ買わなくなった。
供給が増えてみんなが一生懸命推し活してるのを横目に自分が惨めに思うこともあるし、申し訳ないと思う気持ちもある。好きな気持ちは他の人に負けないくらい強いと自負してるけど他人と比べては今の推し活があまりに緩くて浅はかに感じていた。

けれど、好きになってから1度も飽きることも疲れることもなくいつも最高に楽しく推し活できてるし、今回の大阪に行って自分が他の人に劣ることなくちゃんと本当にキュヒョンさんのこと大好きな推しでいると自覚できて超幸せだった!「え?!わたしめちゃくちゃギュのこと好きじゃん!」って変な感覚になった!!!

キュヒョンさん自身がやりたかったライブと、それを叶えてあげようとする事務所のサポートと、きゅぴたが望んでた時間が、全部ぎゅっとなっててもうね…なんかキュヒョンさんに関わる全ての人の思いが報われたんじゃないかなって思いました。


いつも貰ってばかりで何かを返せるわけではないけれど、キュヒョンさんがくれる幸せを最大限に感じて素直に喜んでいくことが1番の恩返しだと思ってるし、キュヒョンさんはオタクが喜んでいる姿を上手に受け取ってくれるから横浜ではもっともっとデカい声で愛を叫んでたくさんの幸せに包まれて帰ってもらいたい。

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