ブラックペアン シーズン2 第6話が良すぎた話
ブラックペアン シーズン2 第6話が、あまりにも素晴らしかったので観終わったあとのそのままの熱量でただただ己のダダ漏れる気持ちをお届け。
後半にかけて感情が荒ぶっていきます。
あ、、ちなみに原作はいわゆるブラックペアン3部作(バブル、黒本3部作)を既読です。プラチナハーケン(ブラックペアン前日譚)は未読。
そして二宮和也さんの強火のオタクであることを前提に、このあとの文をお読みください。
(文章ぐっちゃぐちゃなので後日、直します)
第6話の見どころはまさに”渡海征司郎”の登場。
ブラックペアンシーズン2の原作(ブレイブメス、スリジエセンター)では5話までと同様に渡海は会話に出てくるのみ、本人が登場することはありません。
そして前作分の原作において、渡海と猫田の関係性もここまでツーカー感はありません。
つまりは、渡海と猫田の関係性のほとんどがドラマオリジナルのものです。
なんなら原作猫田さんはドラマ天城先生みたいにちょっかい出してくる渡海先生のことをちょっと嫌がったりします。
これはドラマ版において天城先生はかなり原作キャラに近い性格ですが、渡海先生はあまり原作キャラと似てないってとこもありますが…
6年前、ブラックペアンがドラマ化されるにあたり1話の前に、二宮和也さんは「渡海の絶対的味方がほしい」とプロデューサーへ依頼しています。そこで生まれたのがドラマ版猫田、渡海先生に絶対的に従うオペ看猫ちゃんです。
これに関して、前作を観た方はご存知の通りなぜこのような関係性になったかという言及は全くありませんでした。
これが、ちょうどよくシーズン2、6話に活かされた形となりましたね!うまうま!
今回のシーズン2を作るにあたり、前作キャストと同じ方たちでやるが一部の方がお忙しく…というような話をどこかで読みました。放送スタートのギリギリになるまで猫田の発表がなかったため、おそらく趣里さんがお忙しいのかな…というのが予測できました。原作を考えるとまぁ今回はドラマに猫田がいなくても話は進められるのですが、前作であんなにもツーカーな関係を作ってしまっているので出さないわけもないはず…とは思っていました…。発表になったときはとても安心しました。
1話エンドロールから趣里さんは(特別出演)の文字がついており、2話の米粉アップルパイのターンが終わり、1度抜けてしまっています。
そして6話、かんっっぜんなるオリジナルストーリーで戻ってきてくれました。
そして!見事に!前作での渡海と猫田の関係性を補完しつつ、猫田を惜しまれつつも綺麗に退場させる形が取られました。
いやぁ、感服………!!!
原作シリーズ(桜宮サーガ)の流れをくむとなるとややご不満な様子のポストもみましたけど、いやいや、すでに現代に置き換えるという変化をもたらしてる上でこのオリジナルストーリーを作れたら「十分成績が良いと思われます(十島先生)」
私のような、普段の鳴き声が「トカイセンセイ…」の重たい感情抱えた前作ファンが水を得た魚のようにピチピチ飛び跳ねるレベルに渡海先生のシーンの多いこと多いこと!大サービスすぎ!正直、猫ちゃん回想シーンで一瞬フッ…ってタバコ吸ってる姿映る程度かと思ってたら!こんなにたくさん渡海先生の新規絵がみられるなんて(大号泣)
二宮和也オタクとしては(普通の視聴者はそんなとこ見てないと思うのですが)天城先生の髪が二宮さんの地毛だったり地毛じゃなかったりしてるとこを無意識に見ています。あっ、ちょっと、そこ、キモいとか思わないで、クセなの。
猫ちゃんシーンは、6話ラストで夜、東城大を去るところとか含め、天城先生は地毛なので、かなり初期に撮影したんだなぁというのがわかります。なんなら1話放送前とか、その辺りくらいかも。
つまりは渡海先生シーンは7月に撮り終えていたはず……クゥーー!なんてこった、渡海先生渡海先生と騒いでいた我々なんぞ初回放送時からドラマ制作陣の手のひらでころっころしてたわけですよ!!!!
そして、6話の内容ですよ。
「猫田が過去の医療事故をきっかけに医師を目指し、渡海が指導をしていた」
これなら前作のとき渡海先生同様にあれだけ懐いていた理由になるし、ちょいちょい猫ちゃんがいなかった理由にもなるし、そしてちょうど6年!ぴったり医学部卒業できる年だし!!!気持ちいい
〜!すべてがハマる!!ええ?誰が思いついたんですか?脚本家の方ですか?プロデューサーさんですか?誰なんですか?天才ですか!!?!!??
こんなの思いつかないよ…考察とかしてた人いる?絶対わかんなかったっしょ…
今後の猫ちゃんが楽しみだね…もしかしたら海外で渡海先生に会えるかもしれないよ。渡海先生に育てられ、そして天城先生に背中を押され、悪魔として成長していく猫ちゃん………
もし私が世良くんなら、猫ちゃんと渡海先生のことを知ったらびちょびちょに泣きながら渡海先生!僕にはそんな優しく指導してくれなかったじゃないですかぁ〜!つって卵かけご飯かきこみますわ。それをジュノはジュノだなぁって天城先生笑ってみてます。たぶん。
そしてねぇー、あの、にくい演出…、ねぇ〜…
天城先生が渡海先生の声色で言う「楽しみにしてるよ」
ひゃーーーー!!!!ずるい!!!同じ中の人が演じてるからできること!!ずるい!!ずるいよ!!!!画面越しに猫ちゃんとおんなじ顔したよコッチも!あっ!て声出したわ!!ずっちぃよ〜天城先生は、まったく。
あぁ、二宮和也の渡海、天城の演じ分けの凄さなんてそんなもう当たり前のことは語りません。知ってますよ、そんなこと、10年前から。同じ顔なのにこんな演じ分けが!?別人に見える!?って凄さをさらに知りたいならいますぐプラチナデータって検索してください。渡海みたいな冷たいクールさを持つ天才「神楽」って人と、天城みたいな笑顔の可愛い天才「リュウ」に魅了されてください。これはここまで読んだあなたへの布教です。
ここまで、オタク独特の早口、一息でお送りしました。お付き合いありがとうございました。渡海先生好きすぎるあまり(たぶん7話以降出てくる保証ないから)失速したらゴメンナサイ。
アァ〜〜トカイセンセイ〜トカイセンセイ〜(鳴き声)