連邦政府、軍のワークショップで「異人種差別と白人至上主義」に5万ドル支出

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国防省（DND）は、カナダ軍（CAF）から「異人種差別主義者と白人至上主義者の要素」を排除するためのワークショップに5万ドル近くを費やした。

助成金の記録によると、DNDはアルバータ大学の研究者に、「カナダ軍に関連する異人種差別と白人至上主義というテーマを探求する2つのワークショップ 」のために、合計48,768ドルを分配している。

The federal government paid the University of Alberta nearly $50K for two workshops on "xeno-racism and white supremacy" in the Canadian Armed Forces.

"Xeno-racism" means "prejudice that resembles racism, exhibited by members of a racial group towards members of the same group." pic.twitter.com/nvOtMjZgMZ

— Cosmin Dzsurdzsa 🇷🇴 (@cosminDZS) February 7, 2023

助成金契約は、2022年5月13日から2023年5月13日までです。

「ゼノレイシズム 」とは、外国人嫌いと人種差別を組み合わせたもの、または 「人種差別に似ているが、ある人種集団のメンバーが、何らかの形で居場所を失い、疎外されている同じ集団のメンバーに対して示す偏見の一形態 」と定義される。

この資金はDNDのMobilizing Insights in Defence and Security (MINDS)プログラムを通じて配布され、その分野の「専門家」に相談することで軍事政策に影響を与えようとするものである。

MINDSの重要な部分は、「適応性、多様性、包括性」のある採用、「文化の変化」、「憎悪的行為、過激化、組織的人種差別への対処」を促進することである。

「政治的・身分的偏向、社会的・経済的不平等、ソーシャルメディアを含む偽情報は、DND/CAF内で憎悪的行為や潜在的な過激化に取り組むよう促している」と、連邦政府のウェブサイトは説明している。

「また、歴史的な人種差別と差別が、DND/CIAFを含むカナダの機関に組織的な偏見の遺産を残していることも認識されています。」

CAFでは近年、覚醒思想に向けた文化的な変化が見られる。2022年、軍はドレスコードを更新し、兵士がつけ爪、染めた髪、顔の宝石をつけることを許可するようになった。

5月、防衛省の委員会は、組織的な人種差別と白人至上主義がCAFを悩ませている最大の問題であるとみなした。

この報告書はまた、十分な包容力がないとして、特定の宗教のメンバーをチャプレンとして採用しないよう勧告している。

「もし国防部が他のあらゆる分野で男女差別、反先住民差別、人種差別を否定し、疎外された人々の雇用に対する制度的障壁を取り除くために努力しているなら、特定の人々を疎外する組織の代表を雇用したり、指導者の地位を断固として拒否することは正当化できない」と委員会は主張している。