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ルゴーはRoxham Roadの対応を得るために米国に直談判に行った。

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モントリオール南部にあるロクサム・ロードで移民の往来が急増する中、ケベック州政府は、連邦政府の関与を回避し、国境の危機に対処するためにワシントンへの圧力を強めている。

ケベック州のフランソワ・ルゴー首相は2月14日の朝、デビッド・コーエン駐カナダ米国大使と会談し、カナダの国境検問所に来た移民が最初に到着した「安全な場所」で亡命を求めることを保証するカナダ・米国安全第三国協定(STCA)を変更することについて議論した。この協定は、9.11テロ事件後の安全対策として2002年に成文化された。

STCAは正式な陸路の国境通過にのみ適用されるため、ケベック州とニューヨーク州の境界にあるロクサム・ロードは抜け道となっているのだ。違法な国境地点では、移民は元来た場所に戻されるのではなく、自由に難民資格を主張することができるのだ。ケベック市でのコーエンとの会談で、ルゴーの提案したSTCAの修正案は、協定条項をすべての入国地点に拡大するものであった。

「私は彼に、『なぜ米国との和解にこれほど時間がかかるのか理解できない』と言ったんです。『私たちが求めているのは、ロクサムを含むすべての入港地に安全な第三国協定を適用することだ』と」とルゴーは語った。

最近、民主党のエリック・アダムス・ニューヨーク市長が、ニューヨークに到着した移民のために、ケベック州への片道バスチケットの資金を税金で調達しているというニュースが流れた。ケベックに到着した移民はバスでプラッツバーグに向かい、そこからタクシーでシャンプレインにあるロクサム・ロードに移動する。

推定では、現在1日に250人もの移民がロクサム・ロードの違法な横断を利用しており、その大半はモントリオールに定住している。住宅不足が深刻化し、州内の学校や病院の収容力が低下する中、移民の不法横断が増加傾向にあり、現場での管理は困難な状況にある。

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