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第3四半期に人口が約50万人急増:StatsCan

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カナダ統計局によると、第3四半期にカナダの人口は43万人以上増加し、1957年以来四半期ベースで最も早い人口増加となった。

データによると、10月1日現在の総人口は4,050万人に増加した。

「これは、1957年第2四半期(1.2%増)に19万8,000人増加して以来、四半期で最も高い人口増加率である。」

1957年のカナダの人口は1,670万人で、この年の移民の急増は、戦後のベビーブームと1956年のハンガリー革命後の難民の大量移民の結果であった。

2023年1~9月のカナダの総人口増加率は、2022年に記録した過去最高を含め、カナダ建国以来の他のどの通年の総人口増加率もすでに上回っている。

過去最高の人口増加の大部分は、国際移住と非永住者の増加によるものである。

7月1日から10月1日までの非永住者の増加数は、就労・就学許可、難民申請者が牽引し、約31万3,000人増となり、1971年(非永住者のデータが入手可能になった年)以来、四半期ベースで最大の増加数となった。

「2023年第3四半期の人口増加率は、アルバータ州(1.3%増)、プリンスエドワード島(1.2%増)、オンタリオ州(1.2%増)で、全国レベル(1.1%増)を上回った。ノースウェスト準州(-0.5%)を除くすべての州と準州で人口が増加した」と報告書は述べている。

カナダでは高齢化が進み、出生率が低下しているため、人口増加の自然増は今後も低水準で推移すると予想されている。

「アルバータ州は、5四半期連続で1万人以上の州間人口増加を記録している。アルバータ州の州間移民による人口増加のほとんどは、オンタリオ州やブリティッシュ・コロンビア州との交流によるものである。対照的に、ブリティッシュ・コロンビア州は2013年第1四半期以来、5四半期連続で州間移民が減少した。」

アルバータ州への大量の州間移民により、カルガリーのような都市は住民にとって手が届かなくなった。カルガリー市のデータによると、市全体の家賃は25%上昇している。

「カナダは第3四半期に107,972人の移民を受け入れた。2023年1月から9月までの移民数は、カナダ移民・難民・市民権省の年間移民数目標465,000人の79.8%(371,299人)に達した。


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