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トルドー政権、自由党の友人を地方判事に任命

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トルドーが最近、自由党の友人を選んだことは、彼の司法制度における過去の人事を考えれば、カナダ人を驚かせるものではない。

オンタリオ州オタワ(LifeSiteNews) - トルドー政権は、自由党の友人や元党員を州裁判官に任命した。

12月18日、アリフ・ビラニ・カナダ法務大臣兼司法長官は、元ウィニペグ市長のブライアン・ボウマン氏と元オンタリオ州自由党議員のナタリー・デロジエ氏を、それぞれマニトバ州キングズベンチ裁判所判事とオンタリオ州上級裁判所判事に任命したと発表した。

「私は、ボウマン判事の新しい職務における成功を祈っています。彼はマニトバのキングズベンチ裁判所判事として、マニトバの人々のために尽くしてくれると確信しています。」

彼は同様に、デ・ロジエのオンタリオ州高等法院での新職を称え、「彼女はオンタリオ州の人々によく奉仕してくれると確信している 」と付け加えた。

また、ジャスティン・トルドー首相が2022年にボウマン市長を最後に訪問し、「優先事項の共有 」について話し合った際、トルドー首相は、「今秋の任期満了に伴う再選を目指さないことを決定したボウマン市長とのパートナーシップ」に感謝した。

さらに、オンタリオ自由党所属のデスロジエは、2016年から2019年までオタワ・バニエで自由党議員を務めた。また、2018年1月から2018年6月まで天然資源・林業大臣を務めた。

新任者の自由党との関係は、司法省のプレスリリースでは言及されていない。

しかし、トルドーが自由党の友人を選んだことは、彼の司法制度における過去の人事を考えれば、カナダ人を驚かせるものではない。

Blacklock's Reporterが入手した情報によると、2021年、元自由党の資金調達者であり、トルドーのチーフ・スタッフであるケイティ・テルフォードの友人であることを自認するジル・プレッサーが、オンタリオ州上級裁判所の判事に任命された。

同じ年、カルガリーの弁護士で自由党の献金者として知られるミシェル・ブルックがアルバータ州クイーンズベンチ裁判所に任命された。

翌年には、マルコ・メンディチーノ公安大臣(当時)の友人であるモハメド・ラーマンがオンタリオ州上級裁判所判事に選ばれた。特筆すべきは、メンディチーノとラフマンは以前、一緒に検察官になったことがあるということだ。

また2022年には、トロントの弁護士で長年にわたる自由党の献金者であるロバート・センタ氏がオンタリオ州上級裁判所に任命された。さらに同年、同じく自由党の献金者であるボブ・アロネシがアルバータ州クイーンズベンチ裁判所に任命された。

これらの人事を保守党は見逃さず、2021年に裁判官任命の党派的審査を見直すことを提案した。しかし、この動議は下院司法委員会で6対5の賛成多数で否決された。

自由党のジェームズ・マロニー議員は当時、「我々には素晴らしい裁判制度がある。」

「議会には多くの弁護士がいるが、カナダのあらゆる司法管轄区の裁判所で実務を行う弁護士の中には、政治的に活動している者も多い。そのような人たちが法曹になる資格があるのでしょうか?いや、もちろんそんなことはない。そんなことを言うのは言語道断だ」

カナダの司法制度は、トルドーが自由党員や献金者、友人で埋め尽くそうとしている唯一の場所ではない。今年10月、トルドーは、長年自由党の元議員だったロジャー・カズナーや、ジョーン・キングストンとジョン・マクネアの2人の自由党議員を含む、アトランティック州の5人の「無所属」上院議員の任命を発表した。

同様に、2017年のCBCの調査では、トルドーが任命したとされる「独立」上院議員は、94.5%の確率で自由党政権側に立っていることが明らかになった。さらに2019年、『グローブ・アンド・メール』紙は、トルドー政権が上院議員候補の人選に自由党のデータベース「Liberalist」を利用していることを明らかにした。

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