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トルドー選任の上院議員、中国の選挙妨害の主張を退ける

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ジャスティン・トルドー首相が任命した上院議員は11日、共産中国政府による外国への影響力行使に言及したメディアの報道は 「魔女狩り 」に当たると述べた。

Blacklock's Reporterが最初に報じたように、Yuen Pau Woo上院議員は、2020年の枢密院の最高機密メモに基づく報道を 「無責任な憶測 」と呼んだ。

「11人の候補者の名前だけでなく、中国政府から資金提供を受けているとされる不特定多数の選挙運動員や政治スタッフの身元についても魔女狩りが行われている」とWooは述べた。

「中国系カナダ人が最も雲隠れしそうな人たちの中に入っているのは当然です」

ウーの発言に対して、マーク・ゴールド上院議員は、「中国の干渉が本当に心配だ 」と反論した。

問題の国家安全保障文書は、「微妙だが効果的な外国の干渉ネットワーク」が、主にグレーター・トロント・エリアを拠点とする候補者をターゲットにしていると内閣に警告している。

その他の疑惑としては、中国領事館と外国の影響力ネットワークの間で25万ドルの送金が行われたことなどがある。

Woo氏はさらに、この話が 「インチキ 」かどうかを問い、「選挙否定論 」の一種であるとした。

「もしこの話が本当にインチキなら、我々の民主主義に深刻なダメージを与えている 」とWooは言った。

「この報道は、一種の選挙否定主義と理解すべきだろう。なぜ政府は、このひどい偽情報の例を呼び出さないのだろうか?」

ウー氏は過去にも、中国のプロパガンダの論調に呼応するような発言で批判にさらされたことがある。昨年、元保守党閣僚のクリス・アレキサンダー氏は、カナダがファーウェイCFOの孟晩舟氏を「人質」にしたとする彼の主張について、同議員を「外国のプロパガンダの代弁者」だと非難している。

孟氏がカナダに「人質」にされたと主張することで、ユエン・パウ・ウーは「カナダの上院議員としての宣誓を破り、辞任すべきだ」とアレクサンダーは述べた。

「中国の統一戦線工作部の支援を受けたものを含め、外国のプロパガンダのための口利き役は、カナダの議会に居場所がないはずだ」

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