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オンタリオ州、白人男性不可の無料トラック運転手訓練プログラムを開始

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トラック運送業界における数千人の欠員を埋めるため、オンタリオ州政府はトラック運転手訓練プログラムに投資している。このプログラムでは、参加者は最高1,000ドルの交通費と保育料の払い戻しを受け、週400ドルの手当を受け取る。

異性愛者の白人カナダ人男性を除き、誰でも応募できる。

このプログラムでは、「女性、新参者、その他社会的地位の低いグループ」から50人以上の参加者を受け入れる予定である。

「この革新的なプログラムは、より多くの女性をトラック運送業界に誘致するための障壁を取り除くのに役立つでしょう」と、進歩保守党を率いるダグ・フォード州首相は語った。

「オンタリオ州を発展させるためには、総力を結集する必要がある。そのため、わが政府は、すべての熟練職業が女性およびすべての劣勢グループにとってよりアクセスしやすく、歓迎されるようにするために努力している。」

オンタリオ州では、トラック輸送労働力に占める女性の割合はわずか2%である。

カナディアン・トラッキング・アライアンスによると、カナダのトラック運転手の32%が55歳以上であるのに対し、カナダ全体の労働力の21.8%は55歳以上である。

オンタリオ州は、性別と人種に基づく新しい取り組みに130万ドルを投資する。参加者は200時間の無料訓練を受けることができる。

フォード政府は、トラック運送業界は白人男性に支配されているとほのめかしているが、実際には、トロントのトラック運転手の54%は南アジアからの移民であり、バンクーバーでは56%である。

インドトラック協会のナチャッタール・シン・チョハン会長は、カナディアン・バザールに "我々パンジャブ人がカナダのトラック運送事業の60%以上を支配している "と語っている。

「多様性」の名の下に白人男性を排除する取り組みは、カナダでは新しい概念ではない。

昨年、ケベック州のラヴァル大学は、女性、障害者、先住民、非白人男性に限定したカナダ研究講座の求人広告を掲載し、非難を浴びた。

一方、カルガリー大学のビジネス・スクールでは、教授を黒人限定で募集した。


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